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発表!世界大学ランキング 日本版

グローバル海外進学コラム

世界中の大学を、独自の指標に基づいて格付けする世界大学ランキング。毎年、世界各国の様々な機関によって発表されていますが、中でも国際的に最も権威がある格付けの1つと言われているのがイギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(Times Higher Education、以下THE)による「THE 世界大学ランキング」です。 そのTHEがベネッセグループの協力のもと、2017年3月30日に、初めての日本版大学ランキングとなる「THE 世界大学ランキング 日本版 2017」を発表しました。今回はその内容をご紹介します。

「THE 世界大学ランキング 日本版 2017」とは?

今回発表された「THE 世界大学ランキング 日本版2017」は、日本の大学を対象に、THEが日本でのパートナーであるベネッセグループと共同で調査・作成しました。
そもそも「THE世界大学ランキング」とは、世界79の国と地域を調査対象とし、現在約1万8千と言われている世界の大学を「教育力」「研究力」「研究の影響力」「国際性」「産業界からの収入」の5つの指標によってTHEがランク付けして発表しているものです。2016年9月に発表された2016‐2017年のランキングでは、世界の980の大学がランクイン。日本の大学も69大学がランクインしました。 この世界版ランキングは研究者1人あたりの研究費収入、論文の被引用数などを指標とし、大学院を含めた「研究力」を軸に据えていることが特徴で、結果として世界的に有名な研究に力を入れる「研究大学」が高く評価される傾向があります。
これに対し、今回発表された日本版では学部教育に焦点を当て、独自の指標で大学の「教育力」を測る設計になっている点が大きな特徴です。 評価指標は(1)教育リソース【学生一人あたりの資金や教員数、合格者の学力など】、(2)教育満足度【高校教員への大学に関する印象調査の結果】、(3)教育成果【企業の人事担当者や研究者へのアンケートの結果】、(4)国際性【学生数・教員数に占める外国人比率】の4分野(11項目)で構成されており、学生数などの大学によるデータや高校教員・企業の人事担当者からの評判調査情報などをもとに評価を算出しています。

各分野・項目の評価比重は、以下の通りです。

■「THE 世界大学ランキング 日本版 2017」ランキング指標(分野と項目)

分野(Pillars)項目(Metrics)
教育リソース
Resources
学生一人あたりの資金1038
学生一人あたりの教員数8
教員一人あたりの論文数・被引用回数7
大学合格者の学力6
教員一人あたりの競争的資金獲得数7
教育満足度
Engagement
高校教員の評判調査:グローバル人材育成の重視1326
高校教員の評判調査:入学後の能力伸長13
教育成果
Outcomes
企業人事の評判調査720
研究者の評判調査13
国際性
Environment
外国人学生比率816
外国人教員比率8

なお、今回の日本版には国内の435校の国公立・私立大学が調査に協力 。総合ランキングと各分野別ランキングでそれぞれ150位までがランク付けされています。 学生の学びの質や成長性に着目している点で従来のランキングと大きく異なって おり、次回調査からは大学生への調査なども検討(ベネッセの大学・社会人事業本部長 藤井雅徳氏) しているとのことなので今後さらなるブラッシュアップが期待されます。

「THE 世界大学ランキング 日本版 2017」総合ランキングTOP20

「教育リソース」「教育満足度」「教育成果」「国際性」の4分野の評価を合わせた、総合スコアによる上位20校は下表の通りです。

総合順位大学名総合教育リソース教育満足度教育成果国際性
1東京大学88.587.899.897.161.0
2東北大学87.4 83.699.796.864.8
3京都大学86.8 84.299.797.059.2
4名古屋大学86.380.198.496.268.9
4東京工業大学86.382.298.896.063.7
6大阪大学86.1 80.499.097.064.9
7九州大学85.1 79.198.795.364.4
8北海道大学82.875.598.295.659.1
9筑波大学81.7 72.299.186.470.1
10早稲田大学75.952.9 99.591.272.9
11慶應義塾大学75.460.799.496.545.0
12広島大学75.266.797.676.257.5
13神戸大学74.465.894.083.252.4
14一橋大学72.449.297.887.167.9
15国際基督教大学71.852.298.764.583.9
16千葉大学70.664.596.067.047.9
17長岡技術科学大学69.863.586.959.669.6
18上智大学69.142.998.664.988.8
19金沢大学68.667.093.760.2(151位以下)
20国際教養大学67.945.699.963.674.4

総合ランキング1位は東京大学。分野別にみると「教育成果」で1位、「教育リソース」と「教育満足度」で2位の高スコアを獲得して、総合でもトップに立ちました。2位には東北大学が入り、3位に京都大学が続きます。4位は名古屋大学と東京工業大学、さらに大阪大学、九州大学、北海道大学、そして9位の筑波大学まで上位9校はすべて国立大学という結果になりました。これは2016年9月発表の世界版ランキングの国内上位校とほぼ同様の顔ぶれとなっています。特筆すべき点としては、世界版で国内3位だった東北大が、同2位だった京都大学を逆転していること。3分野ではほとんど差がなく、総合でもわずか0.6ポイント差の接戦ではあるものの、「国際性」で5.6ポイントも京大を上回った東北大が総合2位を獲得しています。
20位までを見ると国立大学は15校、私立大学は4校、公立大学は1校。私立のトップは10位の早稲田大学、公立のトップは20位の国際教養大学となっています。世界版では圏外だった神戸大学、一橋大学、国際教養大学 がランクインしており、日本の教育事情に即して国内大学の魅力や特性を反映したランキングになっているといえるでしょう。

ランキング上位の大学は、分野別で見た場合、いずれの大学も高校教員への評判調査に基づく「教育満足度」や、企業や研究者の評判調査に基づく「教育成果」ではおおむね非常に高いスコアを獲得しているのがわかります。その一方で、ランキング指標において38%の比重を占める「教育リソース」に関しては、9位までの国立大学とそれ以降の大学ではかなりの差が出ています。「教育リソース」は資金力などが反映されるため大学の属性によって差がつきやすく、分野別のランキングから国立大学や医療系大学などに有利に働いていることが見て取れますが、比重の関係でこの部分のスコアが総合順位にも大きな影響を与えていると考えられます。 私立大に関して言うと、上位にランクしている大学で目立つのは「国際性」の分野に強みがある大学。また、2004年にグローバルな構想のもとに新設されたことで大きな話題となった公立大の国際教養大学が、 総合では20位ですが、「教育満足度」の分野では99.9というスコアで1位にランクされているのも注目すべきポイントと言えます。

今回は、総合ランキングを中心に分析しましたが、次回は、特に気になる「国際性」のランキングを取り上げます。

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