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THE大学ランキング日本版「国際性」1位 国際教養大学(AIU)の2020年度入試制度は?

AIU・国際教養大学対策

「英語を」学ぶのではなく、「英語で」学び、真の国際人として世界で活躍できる人材を育てることを目指すグローバル大学は、日本でも次第に増え始めています。国内での評価や人気も徐々に高まり、海外からの留学生も増えています。そこでこのコラムでは、グローバル視点で大学選びをしている受験生、または志望大選択を迷っている高校生に、日本のグローバル大学の最新入試情報をいち早くお伝えしていきます。第一弾は、スーパーグローバル大学にも選ばれ、2018-2019年には2年連続でTHE世界大学ランキング日本版の「国際性」分野で1位に輝いた国際教養大学(AIU)を取り上げます。

AIUといえば1年間の海外留学が必須、授業は全て英語&少人数で行われるなど、今や日本のグローバル大学を象徴する大学の1つとしてすっかり認知されるようになった注目大学。ユニークで個性的なカリキュラムも人気の要因です。今回は、2020年度入試における変更点を中心に、7月初旬に出たばかりの最新入試制度をお伝えします。

国際教養大学の特徴

国際教養大学(AIU)は、独自の教学理念「国際教養(International Liberal Arts)」を掲げ、「豊かな教養」「グローバルな知識」そして「卓越した外国語の運用能力」を身に付けた、世界を舞台に活躍できる真のグローバル人材を養成することを目標に、2004年に秋田市に創立された公立大学。学部は国際教養学部のみで、グローバル・ビジネス課程とグローバル・スタディズ課程の2つの専門教養教育課程があります。1学年の入学定員は175名、全学生数は約870名程度の小規模の大学ですが、多様な人材を全国・全世界から集め、世界を見据えたグローバルな方針により、世界で活躍できるタフで幅広い視野を持った人材を育む教育が行われています。

同大学の最大の特徴の1つが、「すべての授業を英語で開講している」こと。授業は1クラスあたり平均18名程度の受講者が基本で、徹底した少人数教育を実践しています。全教員における外国人教員の割合は51%、8割以上の学生が居住するキャンパス内の留学生の割合は20%と、国際色豊かな学習環境が整っているのも大きな特色です。30カ国・地域からの150名を超える留学生と共に、授業はもちろん、寮や学生宿舎での生活や様々な活動を楽しめるキャンパスは、まさに多文化共生空間といえます。
また、学生には全員、1年間の海外留学が義務付けられています。海外の50カ国・地域に広がる195の提携大学との交換留学が基本となるため、一部の大学を除き、授業料は相互免除(同大学の授業料のみを納める。住居費、食費、渡航費、保険料、危機管理サービス料等は学生負担)。1つの大学に派遣されるのは1人~3人程度の少人数で、単なる語学の修得ではなく、留学先の大学で専門課程を学び、単位を修得します。留学中の取得単位は、同大学の卒業単位として認定されるため、留学期間を含めても4年間で卒業することが可能です。

カリキュラムで特徴的なのは、入学すると最初に行われる英語集中プログラム(EAP)。学術的な英語力を測るテスト(TOEFL ITP®TEST)の結果を受けてレベル分けされたクラスで、「英語で学ぶ」ためのアカデミック・イングリッシュを学びます。EAPの修了後は、基盤教育(BE)と呼ばれる独自カリキュラムに進みます。文理の枠を超えた幅広い分野の学問に取り組むことにより、知識や教養深め、視野を広げ、専門教養教育課程で専門性を確立していくのに必要な“知的土台”を築きます。

2019年→2020年入試のおもな変更点

国際教養大学では、入試改革の一環として2020年度入試(2020年4月・9月入学)より、入試制度の一部が下記のように変更されます。

2020年度入試(2020年4月・9月入学)より変更されるポイント

◇グローバル・ワークショップ入試の新設

グローバル・ワークショップに参加した高校生を対象としたグローバル・ワークショップ入試が新設されます。

◇帰国生入試の廃止(※)

◇AO・IB・高校留学生入試の出願要件の変更(※)

※帰国生入試は廃止されますが、2019年度までの帰国生入試の出願資格や出願要件を満たす場合は、AO・IB・高校留学生入試ⅠおよびⅡの出願資格や出願要件を追加することにより、同試験に出願することが可能

◇入試形態別定員の変更

<一般選抜>

A日程の定員が15名増加。B、C日程は定員が10名ずつ減少。

入試 A日程 B日程 C日程 合計
現行 40 50 15 105
変更 55 40 100

<特別選抜>

AO・IB・高校留学生入試、ギャップイヤー入試は5名ずつ減少。グローバル・イヤーは5名増、高校推薦が15名と大幅増。

入試 AO・IB・高校留学生I AO・IB・高校留学生II 高校推薦 ギャップイヤー グローバル・セミナー グローバル・ワークショップ
現行 15 10 20 10 10
変更 10 35 15
入試 帰国生 外国人I 外国人II 社会人
現行 若干名 若干名 若干名
変更 若干名 若干名 若干名

◇一般選抜(A、B日程)での大学入試センター試験科目および配点の変更

[A 日程]

●現行

試験種別 英語 国語 選択科目(*1) 合計
センター試験 200 点 100 点 100 点 400 点
個別学力試験 200 点 100 点 300 点

*1 数学、社会、理科のうち、最も得点の高い 1 科目

●変更後

試験種別 英語 国語 地理歴史・公民 数学 理科 合計
センター試験 100 点 100 点 100 点 100 点 100 点 500 点
個別学力試験 100 点 100 点 200 点

[B 日程]

●現行

試験種別 英語 国語 地理歴史・公民 数学 理科 合計
センター試験 100 点 100 点 100 点 100 点 100 点 500 点
個別学力試験 200 点 100 点 300 点

●変更後

試験種別 英語 選択科目(2科目)(*2) 合計
センター試験 100 点 200 点(各100点) 300 点

*2 国語、数学、社会、理科のうち、最も得点の高い 2 科目

試験種別 英語 国語 合計
個別学力試験 100 点 100 点 200 点

[C日程] ※変更なし

試験種別 英語(リスニング含む) 英語小論文 合計
センター試験 200 点 200 点
個別学力試験 200 点 200 点

◇一般選抜(A、B、C日程)での高校在籍時の活動評価

現在は、大学入試センター試験と個別試験の成績で合否が決定されていますが、これらに加え、調査書などにより、高校在籍時の活動等も含めて総合的に合否判定が行われます。

◇JAPAN e-Portfolio

2020年度入試では任意の提出とされており、合否判定には用いられません。

◇一般選抜(A、B、C日程)での外部英語能力試験の併用

現在、採用されている大学入試センターによる「英語」に加え、外部英語能力試験も併用されます。(すべての英語資格に関し、出願期間最終日までの過去2年以内に取得したスコアを採用)

2020年度入試制度の特徴・内容

国際教養大学では、一定の基礎学力に加え、多彩な能力・資質を備えた学生を選抜するため、16種類もの入試制度が用意されています。他の国公立大学とは異なる独自の入試日程が組まれており、最大6回の受験が可能と、受験機会が多く設定しているのも大きな特長。他の国公立大学との併願受験も可能です。
入学時期は4月と9月の年2回。入学定員は175名で、学部一括での募集となるため入学時には志望する課程を決める必要がありません(編入学・転入学者を除く)。

2020年度入試からは、事前の問題解決型合宿での活動を評価する「グローバル・ワークショップ入試」が新設されます。

●入試制度一覧●

<一般選抜試験>

大学入試センター試験が必須で課され、さらに二次試験として個別学力検査等が実施されます。入学者の選抜は、調査書の内容、大学入試センター試験の成績(複数年度利用は不可)、および個別学力検査等の成績を総合して行われます。

◆A日程

大学入試センター試験で5教科の試験、個別学力検査として国語及び英語の試験が課されます。

◆B日程

大学入試センター試験で2教科の試験、個別学力検査として国語及び英語の試験が課されます。

◆C日程

大学入試センター試験で英語の試験、個別学力検査として英語小論文が課されます。

※出願の際にTOEFL iBT®テストなどで獲得した基準以上のスコアを提出すると、センター試験の英語科目が満点に換算されるという英語資格等保持者への特例措置があります。

◆特別科目等履修生

一般選抜試験で不合格になった受講者のうち、成績上位者で、同大学への入学を強く希望する者を「特別科目等履修生」として登録し、1年間の履修成績によって、次年度に編入学・転入学試験を経て正規学生(2年次)となる制度があります。

<特別選抜試験>

特色のある、多様な入学試験が用意されています。

◆グローバル・セミナー入試

秋田県内の高校生が対象。4月と8月に開催されるグローバル・セミナーに参加し、作成・提出した2点のレポート、面接、所属高等学校の調査書や自己アピール書に基づいて評価されます。

◆グローバル・ワークショップ入試

6月に開催されるグローバル・ワークショップの参加者が対象。同ワークショップで作成・提出したレポート、同ワークショップでの活動及び面接、所属高等学校の調査書や自己アピール書に基づいて評価されます。

◆ギャップイヤー入試(9月入学)

高校卒業後の4月から8月をギャップイヤー(猶予期間)とし、その間のギャップイヤー活動計画書を提出。ギャップイヤー活動計画の内容、調査書の内容、英語小論文及び日本語と英語での面接により、英語の読解力や表現力、論理的思考力、同大学での学習意欲が評価されます。

◆AO・IB・高校留学生入試I・II(4月入学/9月入学)

書類選考により、英語能力が特に高い水準であるか、もしくは高等学校在学時の留学経験が評価されるとともに、英語小論文及び日本語と英語での面接により、英語の読解力や表現力、論理的思考力及び同大学での学習意欲が評価されます。

◆推薦入試(4月入学)

書類選考により、幅広い基礎学力を十分に備えているか、課外活動などに特に積極的に取り組んだか、および英語能力が一定の水準以上であるか、が評価されるとともに、英語小論文及び日本語と英語での面接により、英語の読解力や表現力、論理的思考力及び同大学での学習意欲が評価されます。

◆外国人留学生入試I・II(4月入学/9月入学)

日本国籍および日本国の永住許可を得ていない外国人で、学校教育法による学校教育における12年の課程を修了とした者が対象。 書類選考により、幅広い基礎学力を十分に備えているか、英語能力が特に高い水準であるかなどが評価されるとともに、自己アピール書により同大学での学習意欲が評価されます。

◆社会人入試(4月入学)

一定の年齢に達した社会人が対象。書類選考により、英語能力が特に高い水準であるかなどが評価されるとともに、英語小論文及び日本語と英語での面接により、英語の読解力や表現力、論理的思考力及び同大学での学習意欲が評価されます。

求められている学生像

アドミッション・ポリシーによると、国際教養大学では下記のような学生が求められています。

主体的に学ぶ意欲が強く、鋭い問題意識を持つ学生であって、

●社会科学、人文科学、自然科学の広い分野について均衡のとれた基礎学力、論理的、批判的、創造的な思考力を身に着けた学生あるいは特定分野について卓越した経験や能力を有しながらより広い分野について学修を深めようとする意欲を持つ学生
●海外での学修経験や諸活動への参加経験、国内での国際交流事業などに積極的参加を経験するなど世界の多様な文化、言語、歴史、社会などの国際関係について強い関心と探求心を持つ学生
●国際社会を舞台に活躍できるような実践的な外国語運用能力(特に英語)と、幅広い教養の修得を志す学生

2021年に予定されている入試の変更点

現時点では、2021年度入試(2021年4月・9月入学)より下記のような変更が予定されています。

●「AO・IB・高校留学生入試」を「総合選抜型入試」、「推薦入試」を「学校推薦型入試」に名称を変更

●一般選抜試験(A日程、B日程、C日程)では、大学入試センターを通じて提出された英語資格・認定試験のスコアのみを採用

※この記事でご紹介している内容は2019年8月9日現在の情報に基づいています。
※内容には変更等の可能性もありますので、必ず大学発表の「入学者選抜要項」「学生募集要項」をホームページなどで確認してください。

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