海外大学進学情報

【緊急 新型コロナウイルス情報】各大学の留学生対応は?ーその他国別トピックス編ー


現在、全世界で新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴い、日本を含む多くの国で様々な対応が続いています。感染のピークを過ぎ、収束の兆しを見せている国もあれば、いまだ厳しい状況におかれている国もあります。各国の教育機関も、状況に合わせてオンライン授業、録画授業、遠隔テストなどで教育を継続しています。世界的に見ればまだまだ予断を許さず、状況が刻々と変化していく中ですので、海外大学に留学中の方、留学を予定されていた方は、それぞれの国・大学の対応やサポート体制などを注視し、最新の情報をキャッチしていきましょう。

今回は、その他国別トピックス編として、シンガポール、ニュージーランド、フランス、ドイツの対応についてまとめます。

※この記事は、各国の政府機関や各大学のWEBサイト等の情報を2020年5月26日現在でまとめたものです。各国・各大学の対応は状況に応じて流動的になっているため、情報は常に予告なく変動する可能性があります。最新情報は必ず自分で確認してください。

緊急 新型コロナウイルス情報 各大学の留学生対応は?(その他国別トピックス編)

シンガポール・ニュージーランド・フランス・ドイツの国全体として対応

シンガポール(5/26現在)

★4月7日より、シンガポール全土で外出制限(サーキットブレーカー)措置を発動

★4月8日から2020年5月4日まで公立のすべての教育機関は完全な在宅学習に移行。就学前および学生のケアセンターはサービスを停止。私立教育機関も在宅学習に移行するか、それ以外の場合はクラスを一時停止

★4月14日、家の外にいるときのマスク着用を義務化

★4月21日、外出制限(サーキットブレーカー)を6月1日まで延長することを発表
・アカデミックカレンダーの改定により、すべての幼稚園・学校の再開は6月2日に変更
※これに伴い、年度最後の共通トピック(CLT)は国家試験から削除

★5月2日、今後数週間にわたる段階的な制限の緩和を発表

★5月19日、6月1日にサーキットブレーカーを終了し、6月2日から段階的に経済・社会活動を再開させることを発表
・5月19日より最上級生などを優先的に、少人数のグループで登校させ、面談・レッスンなどを行う(6月2日より段階的に学校を再開予定)

【参考ページ】Past Updates on COVID-19 Local Situation|Ministry of Health|Government of Singapore

ニュージーランド(5/12現在)

★2月3日、外国籍の人全員を対象に中国からのフライト(トランジットを含む)での入国禁止<ニュージーランド国籍を持つ人や永住権を持つ人、その家族は入国が許可されるが14日間の自主隔離が必要>
→2月28日 入国禁止対象国をほぼすべての国に拡大

★3月19日 ニュージーランド国籍者・永住権保有者以外の入国を禁止(エッセンシャルワーカーなど一部の例外を除く)

<ニュージーランド政府による渡航制限に関する情報>
【参考ページ】Border closures and exceptions|NEW ZEALAND IMMIGRATION

★3月24日非常事態宣言を発令
→25日に警戒レベルを最高の4に引き上げ。全土を4週間のロックダウン(都市封鎖)に
・3月24日より学校はすべて休校
・病院や薬局、スーパーマーケット、ガソリンスタンドなど以外のすべての店舗は閉鎖

★4月28日よりロックダウンを段階的に解除(警戒レベルを3に引き下げ)
・学校は「受け入れ人数を制限」して再開
・仕事や学校、食料品や必需品の購入、運動のための外出以外は自宅待機
・通勤などで公共交通機関を利用する場合、他人と2メートル離れなければならない

★5月14日より警戒レベルを2に引き下げ
・ほぼすべての事業、施設等が再開
・移動制限なし(ただし、外出中は周囲と定められた距離を保つことが求められる)
・すべての学校再開(5月18日より)
・10名以上の集まりは不可

★ニュージーランドから日本への直行便は6月末まで運休予定

★4月2日時点でニュージーランドに滞在しており、有効期限が2020年4月2日から7月9日までのビザ保有者は、有効期限が9月25日まで自動的に延長(延長の確認はすべてのビザ保有者に電子メールで送信)

<ニュージーランド政府によるビザに関する情報>
【参考ページ】NEW ZEALAND IMMIGRATION(COVID-19: Key updates)

【参考ページ】Alert Level 2|New Zealand Government

【参考ページ】在ニュージーランド日本国大使館

フランス(5/20現在)

★「公衆衛生上の緊急事態」宣言を採択(3月24日施行)
→7月10日まで延長を発表

★3月16日から保育園、幼稚園、小・中学校、高校、大学を休校に

★3月17日正午から基本的に外出禁止(外出は必需品の買い物または通院など必要最低限の場合およびテレワーク不可能な仕事の人のみ可能)※違反すると罰金
→外出する人は内務省ホームページからダウンロードできる用紙に氏名・生年月日・住所を記入し、外出理由、外出開始時間を明記、署名して携帯

★フランスへの入国が許可されるのは、「フランスまたはEU圏内に在住し、フランスまたはヨーロッパの長期滞在許可を持つ者」「自国に戻るためにフランスを経由する者(ただし空港外に出ない)」「Covid-19対策のため移動する医療関係者」「商品の輸送」「貨物・旅客機の乗員」「フランスに拠点のある外交・国際機関で働く者」のみ
※5月20日から、EU域外からフランスに入国するフランス人及びフランス滞在許可を有している外国人に対して、自発的に14日間の自宅等における隔離を行うよう求める

★5月11日から外出制限を部分的かつ段階的に解除
・保育園、幼稚園、小学校は5月11日から段階的に再開。中学校は5月18日から段階的に再開。高校、大学などの高等教育機関は夏まで休校
・商店や市場の営業再開。ただしカフェ、バー、レストランは少なくとも5月末まで休業
・図書館、小規模な美術館、教会等は再開。映画館、劇場、大規模な美術館は引き続き閉鎖
・集会は10人以内まで。5000人以上のイベントは7月まで禁止
・外出時の自筆の外出証明書の携帯義務付けは解除(県を超えて100km以上移動する場合は移動証明が必要)
・公共交通機関では11歳以上にマスク着用を義務付け
・ヨーロッパ圏外との国境は引き続き閉鎖

【参考ページ】在フランス日本国大使館

【参考ページ】新型コロナウイルス感染症|在日フランス大使館

ドイツ(5/20現在)

★3月16日からフランス、オーストリア、ルクセンブルグ、スイス、デンマーク、さらにイタリア、スペイン(3月18日追加)との国境において暫定的に出入国を制限(物流及び国境を越える通勤者の出入国は可能)
→ルクセンブルクは5月15日まで、デンマークは未定、それ以外の国は6月15日まで

★6月15日までイタリア及びスペインとの空路国境において暫定的国境管理

★3月17日からEU及びシェンゲン域外からのすべての不要不急の渡航(EU市民、シェンゲン協定加盟国の国民及びその家族、長期滞在資格を有する外国籍者、国境を越える通勤者などの免除対象を除く)は一時的に入国を制限(6月15日まで)
※4月9日から国籍を問わず、すべてのドイツへの入国者に対する14日間の隔離措置を実施

★3月16日、社会生活上の接触制限措置を発表
※各州においてさらに個別に制限等あり

★すべての州で公共交通機関を利用する際のマスク着用を義務付け(4月27日より)

★5月6日、制限措置の緩和を発表
・全店舗の再開(レストラン、宿泊施設、文化施設の段階的な再開は各州の対応に委ねる)
・学校は各州判断で段階的に再開。夏季休暇前までにすべての生徒が一日以上通学できるようにする
・屋外でのスポーツ施設は段階的に再開可能
・大規模イベントは引き続き少なくとも8月31日までは禁止
・保健衛生措置(公的空間における最低1.5メートルの距離確保及び特定の公共の場でのマスク着用義務)は当面の間延長。接触制限は6月5日まで延長
※各州政府は具体的な措置を定める改定政令を策定。各州では防疫措置の制限を徐々に緩和。

【参考ページ】Coronavirus in Deutschland|ドイツ連邦政府

【参考ページ】在ドイツ日本国大使館<新型コロナウイルスに関する最新情報(ドイツ)>

シンガポール・ニュージーランド・フランス・ドイツの大学の学生対応(留学生を含む)

シンガポール・ニュージーランド、フランス、ドイツにおける大学の対応の例を、1校ずつご紹介します。

シンガポール

■シンガポール国立大学(National University of Singapore: NUS)■

シンガポールの南西部にあり、同国で初めて設立された国立の総合大学。国内では南洋理工大学と双璧をなす名門とされています。世界各国から多くの留学生を迎え入れており、国際色豊かなことでも知られています。
同大学では、シンガポール政府による外出制限(サーキットブレーカー)の発動に伴い、4月6日からすべての対面式の授業がeラーニングに移行しています。

  • ●4月6日より、すべての対面式クラスがeラーニングに移行
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  • ●すべての対面式の試験・テストは、代替の評価方法(例:オンライン試験・テスト、課題など)に移行。 具体的な内容については、該当科目の講師から各学生に通知
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  • ●図書館は4月8日から6月1日まで閉鎖。自宅に適切な学習環境がなく、図書館等への特別なアクセスを必要とする学生は、大学にメールで相談
  •  
  • ●キャンパス内での研究活動は、COVID-19に関連する研究を除いてすべて在宅で実施。在宅では実施できないすべての研究活動は、4月7日から6月1日まで停止
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  • ●すべてのスタッフ(キャンパスのセキュリティ、施設管理、医療サービスなど必須で働いている人を除く)は6月1日まで在宅勤務
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  • ●共同カリキュラム、ワークショップ、セミナー、フェア、展示会、コンサートを含むすべてのイベントとアクティビティは一時停止
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  • ●シンガポール国内に自宅がある学生は帰宅を推奨。寮は4月22日から5月10日までの間に退去可能だが、サーキットブレーカー期間中も寮に留まることを希望する場合は、休暇中の滞在として申し込むことができる。ただしダイニングルームが閉鎖されるため、食事は持ち帰りで提供される。寮の学習施設は安全な距離のガイドラインに従って利用可能だが、社交活動や集会は行われない
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  • ●スタッフ・学生ともにマスク着用を義務付け(スタッフは家を出るときおよびキャンパスでの作業中、学生は寮の部屋または家を離れるときはマスク必須)
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  • ●キャンパス内のシャトルバスは通常通り運行。一部の飲食店は営業時間を短縮して営業を継続。大学保健サービス(クリニック)やカウンセリングサービスも通常通り
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  • ●すべてのスタッフと学生は、週末と祝日を含む毎日、午前と午後に自分の体温測定が義務付けられる(オンラインシステムで体温測定値を報告)

【参考ページ】Emergency Information|Office of Safety,Health and Environment|National University of Singapore

●6月2日より、安全管理措置を講じたうえで、4つのフェーズで段階的にキャンパスの運用を再開予定
・(フェーズ1)6月2日~7月19日
・(フェーズ2a)7月20日~8月9日
・(フェーズ2b)8月10日~12月31日
・(フェーズ3)2021年1月1日~

【参考ページ】CIRCULAR 20 COVID-19: A PHASED APPROACH TOWARDS THE NEW NORMAL AT NUS

ニュージーランド

■オークランド大学(University of Auckland)■

ニュージーランド北島のオークランド市の中心部に5つのキャンパスを持つ、ニュージーランドを代表する国立大学。2019年から発表されているTimes Higher Education(THE)の「大学インパクトランキング(*1)」で2年連続1位に輝いたことでも注目されており、約8,000人の留学生が学んでいます。
同大学では、3月の非常事態宣言の発令に伴い休校となり、セメスター1のすべての授業がオンラインへと移行しています。

*1 大学の社会貢献度を軸にしたランキング。「SDGs(=持続可能な開発目標)」の枠組みを使ってランク付けしたもの。

  • ●3月30日からオンラインで授業が再開。(教育が止まっていた3月27日までの期間を補完するため、セメスター1は7月6日までに変更)
  •  
  • ●5月中旬にニュージーランド国内の警告レベルが2に引き下げられ、学校の再開はかのうとなったが、少なくともセメスター2の開始(7月27日)までリモートでの学習モードを維持(すべての講義が録画され、オンラインでの利用が可能。一部の少人数制の授業はライブストリーミングでの利用もできる)
  •  
  • ●キャンパス内に入る必要がある場合は、出席記録サービスでのチェックインが必要
  • ●学内の寮は再開され、誰でも戻ることが可能
  •  
  • ●自宅の学習環境が適切でない学生は、5月18日から先着順でキャンパス内の学習スペースの利用が可能
  •  
  • ●キャンパスベースの研究活動のほとんどが再開
  •  
  • ●5月の卒業式は延期(9月に追加の式典を予定)
  •  
  • ●大学のキャンパスでのテストおよび試験は、セメスター1では残りすべてが中止。テスト等は、「take home」の演習課題に置き換えられて評価される
  •  
  • ●セメスター1の最終評価は、オンライン形式での課題で行われる(ほとんどの場合、Canvasを通じた課題またはテスト)。オンライン課題は、各クラスによって6月18日から7月3日までの間に実施され、自宅もしくは任意の場所から取り組むことが可能。1つの試験(評価)につき24時間の期限が設定(*2)され、その期間内であれば時間制限はなし(キャンパス試験とほぼ同じ2~3時間が目安)

*2 すべてのオンライン評価が、ニュージーランド標準時午後1時にスタートし、翌日午後12時59分に終了となる

●セメスター2からはキャンパスでの授業が再開される予定だが、時間割は一部変更(大規模な抗議など、適切な身体的距離を確保するのが難しい場合はオンラインの可能性あり)

<留学生向け>
  • ◆COVID-19の警戒レベルに関係なく、脆弱性があると見なされている学生(ニュージーランド保健省の基準に基づく)および海外で勉強している学生のために、教育のオンラインオプションが維持される
  •  
  • ◆大学からメール送付された学習計画を変更したい場合は、メールへの返信で大学に連絡する
  •  
  • ◆セメスター2から入学する予定だった場合、直ちに大学へ連絡すること。学習計画が延期され、新しいオファーレターが作成される

【参考ページ】Future students|AskAuckland(問い合わせフォーム)

  • ◆ニュージーランド政府による渡航制限により、自国に帰ることができず学生ビザが延長された留学生は、保険期間が最大90日間自動的に延長
  •  
  • ◆2021年度の出願に関しては、英語のテスト・資格の有効期間が2年から2.5年に延長
  •  
  • ◆2020年と2021年の受験では、IELTS IndicatorとTOEFLスペシャルホームエディションが受け入れられる
  •  
  • ◆出願に必要な最終試験結果を提供できない場合は、予測または指標に基づいて、アプリケーションの予備評価を完了することができる

【参考ページ】International students|Remote learning support|The University of Auckland

フランス

■ソルボンヌ大学(Sorbonne University)■

2018年にパリ-ソルボンヌ大学とピエール・アンド・マリーキュリー大学が合併して設立された公立研究大学。大学の中央キャンパスは、パリのカルチエラタンの旧パリ大学から継承された敷地内にあり、人文科学、理工学、医学の3学部があります。
同大学では、3月中旬にフランス全土の学校が休校になって以降、遠隔教育を通じて大学の授業を継続する「教育継続計画」(PCP)を展開しています。

  • ●3月16日以降、対面式の授業は中止され、遠隔学習ツールを用いた教育に移行。主に利用されているツールはオンライン教育プラットフォームであるMoodleで、ドキュメントファイル、フォーラム、オンライン演習、チャットなど、幅広いアクティビティが提供されている。また、動画プラットフォームであるPanoptoとMoodleの組み合わせにより、教師は特別な機器なしで自宅からのレッスンを記録したり、教材を統合したりできるようになっている
  • ※Zoomを用いたビデオ会議や、アクティブラーニングツールのWooclapで教師が学生と直接のやりとりなども行われている
  •  
  • ●夏まで大学を再開しないというフランス政府の決定を受け、コースの継続と評価のため、学期を数週間延長し、知識をチェックする方法を採用。リモートで実行できない特定のテストを除き、すべての評価は遠隔で行われる
  • 〇人文科学部:教育・評価期間は5月29日まで延長
  • 〇理工学部:教育・評価期間は6月6日まで延長
  • 〇医学部:6月の終わりに適切な距離での予防策を講じながら、PACES(医学系教育第一課程1年目:保健教育共通課程)のテストとECN(医学系教育第二課程4年目の最後に行われる国家試験)を対面で実施することが、国の枠組みの中で計画されている
  • ※評価等の手順詳細は、継続的なテストの場合を除き、テスト開始の少なくとも15日前に大学の担当部門から正確に通知される
  •  
  • ●大学図書館の施設は閉鎖。リソースにはオンラインでアクセス可能で、リモートサービスが提供される

【参考ページ】Covid-19. Ensure pedagogical continuity through distance education|Sorbonne University

●財政的な困難に直面している学生、もしくはコンピューターの購入やブロードバンドのインターネットサブスクリプションの購入が経済的に困難な学生には、Covid-19緊急援助措置を実施。Covid-19緊急援助申請ファイルをダウンロードして記入し、必要な書類等を送信すると、食料援助は最大300ユーロ、コンピューター機器には最大500ユーロの財政援助が行われる

【参考ページ】Scholarships and grants|Sorbonne University

<留学生向け>
  • ◆留学を希望する学生のための事前登録キャンペーンは、新しい日程を採用
  • →プレアドミッションリクエスト:DAP Blanche(大学学部1年目への応募申請)に関する応答・承認…6月15日まで(4月30日から変更)
  •  
  • ◆DAP 枠外(Hors-DAP:大学学部2・3年目、修士課程等への入学の際に申請が必要)の場合の日程は下記の通り
  • ・6月7日:SCAC(協力文化活動部〔仏・外務省〕)によるファイル検査の期限
  • ・7月6日:各施設による決定の期限
  • ・7月13日:大使館の奨学金委員会/施設による免除の締め切り
  •  
  • ◆EU以外からの学生は、2020-2021年度の登録料が一部免除される(大学理事会による承認が必要)

【参考ページ】Registration procedures for international students – New calendar|Sorbonne University

ドイツ

■ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン(LMU Munich)■

バイエルン州の州都ミュンヘンの中心にある総合大学で、通称はミュンヘン大学。500年の伝統を誇り、ドイツのみならず、ヨーロッパを代表する名門研究大学の1つとして知られています。
バイエルン州のすべての大学で対面式のイベントの開催は禁止されているため、同大学でもほぼすべてのコースがオンラインで提供されています。

  • ●2020年夏学期は4月20日に始まり、講義期間は8月7日まで2週間延期される。詳細は学部ごとに決定
  •  
  • ●大学のコースは、一部の例外(特別な実験室または作業室を必要とする科目)を除き、追って通知があるまでオンラインでのみ提供。可能な限り最高の学位プログラムをオンラインで提供するため、各学部・科目でサポートが行われている
  • ※学期中にクラス全体または一部の授業を再開できる場合は、教科および学部の担当者から連絡
  •  
  • ●参加者の人数に関わらず、参加者の個人的な立ち会いを必要とするすべてのイベント(会議、会議、シンポジウムなど)は禁止
  •  
  • ●大学のすべての建物は、特別な場合を除き閉鎖
  •  
  • ●夏学期の試験は出席形式ではなく別の形式で行う、または講義期間後に行うなどのケースが想定される。すべての学生に対し、進度遅れを避けるため、モジュールまたはコースで提供される試験を受験することを強く推奨。試験に関する情報は、科目・学部の担当者から連絡される
  • ※出席形式での試験の実施は、厳格な基準をクリアした書面による承認が必要。もし、出席形式の試験が行われる場合、詳細情報は科目・学部・試験オフィスの担当者から確認できる

【参考ページ】Information regarding the coronavirus (SARS-CoV-2) and current information on the summer semester 2020|LMU

<留学生向け>
  • ◆ドイツの大学入学資格を持たない外国人学生は、希望する学習プログラムを記入した入学申請書と現在の入学証明書/確認を、7月15日まで提出する必要あり(冬学期に向けた申請の場合)
  • ※科目変更の場合もほぼ同様
  •  
  • ◆2020年夏学期入学の場合、海外からの申請者の登録は、例外的に文書の原本ではなくコピーで可能(郵送による登録)

【参考ページ】Termine und Fristen International Office|LMU

新型コロナウイルスの感染拡大がピークを越えた、もしくはウイルスとの共存を目指すとして外出制限などを段階的に解除し始めた国もあります。ただ、世界的に見ればまだ完全終息に向けた先行きは不透明と言わざるをえません。各国・各大学とも、引き続き状況を注意深く見ながら、国民や学生に対して最善のサポートを行うべく様々な工夫が行われています。各国の大使館、および各大学が発表する最新情報を、公式HPなどで随時チェックしていきましょう。これから留学を予定している方、検討している方は、不安な状況が続いているでしょうが、日本国内で引き続きコロナウイルスへの感染防止に注意を払いながら、今できることをしっかり進めていくことが大切です。

※この記事でご紹介している内容は2020年5月26日現在の情報に基づいています。

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