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今、注目を浴びる「京大 特色入試」とは?TOEFLのスコアは対象になる?

グローバル海外進学コラム

日本の名門国立大学として、東京大学と肩を並べる西の雄・京都大学。2016年度から東大で推薦入試が導入されたことはずいぶん話題になりましたが、実は京大でも独自の推薦入試がスタートしています。京大独自の選抜方式として2018年度からは全学部全学科で実施されることが決定しており、今後ますます注目される入試になります。今回はこの京大の特色入試を徹底解剖。自分の得意分野の能力を活かしていきたい人は、ぜひ今のうちからチェックしておくことをおすすめします!

京大の「特色入試」とは?

平成28年度から始まった京大特色入試の初年度の結果は、108名の募集に対して志願者数が616名。平均倍率が5.7倍で、最終選考合格者は82名(入学者は81名)という非常に狭き門でした。

求める学生像

京大が特色入試を通して求める人物像は、それぞれの学部学科で異なりますが、総じて大学で専門分野を学ぶ際に必要不可欠な高い基礎学力を有することが必要とされています。しかし、従来のようにすべての教科で高得点を取れれば合格するというものではなく、それぞれの学部学科の学びに対応できる専門的な能力と自ら道を拓いていける高い志が何よりも求められています。一言でいうと、まんべんなくなんでもできる人材よりは何かの分野でとがった人材が求められていると言えるでしょう。

特色入試の概要・選抜方法

「特色入試」は、社会で活動できる人材や世界を牽引するグローバルリーダーを育成することを目指して設けられた入試制度です。高校での学びや課外活動における成果をはじめ、志願する学部に必要な基礎学力や熱意を総合的に評価する推薦入試になっています。選抜方法は学部・学科によって異なりますが、基本的に下記の2つの判定を行います。

  • 1.高等学校での学修における行動と成果の判定
  • 2.個々の学部におけるカリキュラムや教育コースへの適合力の判定

上記の1・2に関する判定は、下記のような方法を組み合わせて実施します。

「1.高等学校での学修における行動と成果の判定」
・調査書
・学業活動報告書
・推薦書
・学びの設計書

「2.個々の学部におけるカリキュラムや教育コースへの適合力の判定」
・大学入試センター試験の成績(基礎学力の担保)
・学部ごとの能力測定考査
・論文試験
・面接試験
・口頭試問 など

【選抜方法の例】
・総合人間学部:書類審査、能力測定考査(文系総合問題・理系総合問題)、大学入試センター試験の成績
・法学部:書類審査、小論文試験、大学入試センター試験の成績
・医学部医学科:書類審査、小論文試験、面接試験
・工学部地球工学科:書類審査、大学入試センター試験の成績

必要な出願書類について

上記のように、提出が必要とされる書類は学部ごとに異なります。全学部学科で必要なのは「調査書」や、高等学校長等が作成する「学業活動報告書」、「推薦書」があります。「調査書」は高校での学習態度や学校生活について記述した書類のことで、通っている高校で発行してもらえます。これらは志願者が受験科目以外にどういったことを学んできたか、どういった活動を実践してきたかを見るためのものなので、高校校在学中の顕著な活動歴(数学オリンピックや国際科学オリンピック出場、各種大会における入賞、教育委員会賞、国際バ力ロレアディプロマコース・SAT・TOEFL・TOEIC・英検の成績など)を記入してもらいます。
志願者自らが作成する書類としては「学びの設計書」があり、2017年度は法学部以外のすべての学部学科で提出が求められています。高校で取り組んだ活動の内容やそこから得たもの、大学や志望学部で何を学びたいか、卒業後はどういう仕事に就きたいかなどを学部ごとに決められた様式に沿って記述します。学部ごとに特徴のある設問もあるので、個性を生かして自分の言葉で具体的に記述することが求められます。

【学びの設計書の例】経済学部・薬学部・農学部:
1. 高校在学中に取り組んだこと、達成したこと、そこで得たものを具体的に書いてください。
2.志望学部(学科)へ入学を希望する理由を書いてください。
3-A. 大学生活において何をどのように学びたいか、具体的に設計してその内容を書いてください。
3-B. 大学卒業後、大学で学んだことをどのように活かしたいか具体的に書いてください。

大学入試センター試験

学部のカリキュラム内容を習得するのに必要な基礎学力を重んじるという観点から、大学入試センター試験の成績はほぼすべての学部学科で基準となる得点(得点率)が明確に示されています。課される教科の合計でおおむね80%以上の得点が求められ、基準点以下は不合格となります。

募集人員

2017年度に特色入試を実施する学部・学科とそれぞれの募集人員、試験実施方式は以下の通りです。

学部・学科募集人員
総合人間学部5名
文学部10名
教育学部6名
法学部20名
経済学部25名
理学部5名
医学部医学科5名
人間健康科学科先端看護科学コース 20名
人間健康科学科先端リハビリテーション科学コース(理学療法学講座)5名
人間健康科学科先端リハビリテーション科学コース(作業療法学講座)5名
薬学部薬科学科3名
工学部地球工学科3名
電気電子工学科 5名
情報学科 3名
工業化学科 7名
農学部資源生物科学科3名
応用生命科学科 3名
地域環境工学科 3名
食料・環境経済学科 3名
森林科学科 3名
食品生物科学科3名

英語力

大学入試センター試験の成績が必要な学部学科はすべて外国語を必須教科としているので、基本的に高い語学力は求められていると考えて間違いありません。さらに出願要件として明確に英語力が必要とされているのが医学部医学科、薬学部薬学科、農学部資源生物学科/食品生物学科です。この4学科では、海外大学に留学できるぐらいの非常にハイレベルの英語力が求められています。

・医学部医学科
TOEFL iBT®Testで83点以上またはIELTSのオーバーオール・バンドスコアが6.0以上

・薬学部薬学科
TOEFL iBT®Testで75点以上またはIELTSのオーバーオール・バンドスコアが5.5以上

・農学部資源生物科学科/食品生物科学科
TOEFL iBT®Test、TOEIC®テスト、英検のうち少なくとも1つの成績を提出

海外大学との共通点

京大の特色入試は、一般的な日本の大学入試とは異なる特徴的な点がいくつかあります。まず、基礎的な学力が非常に優秀であることが前提になっているため、ほとんどの学部学科で大学入試センター試験の成績が選考の大きなウェイトを占めていること。さらに、高校までに培った力を大学でどう活かしていくかを重視していることも大きなポイントです。高校までの学習や各種活動における行動・成果を「学業活動報告書」等で丁寧に評価するとともに、志願者自らが記入する「学びの設計書」で学びへの意欲や志が評価されます。学部学科ごとにその分野での学びに関してふさわしい能力や意欲を個々に見極めていくという部分は、海外大学の入試と共通している部分も多いといえます。

※最新の情報は、京都大学のホームページにてご確認ください。

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京大の特色入試は、高い基礎学力と専門的な分野にとくに秀でた能力を併せ持つ人材を求めるといった点で海外の名門大学の入試に似ている部分が多い制度となっています。京大の特色入試を考えているなら、海外の名門大との併願も視野に入れていくとよいのではないでしょうか。とくに医学部・薬学部・農学部の一部の学科ではTOEFL iBT®TestまたはIELTSのスコア提出が義務付けられています。他教科の学習や課外活動の実績に加え、英語力を磨いていくことはそのまま海外大への留学対策にも通じます。TOEFL®TestやIELTSといったスコアテストは、早いうちから専用の対策をしていくことがおすすめ。ベネッセの「Global Learning Center(グローバルラーニングセンター)」が提供している中学生・高校生向けのオンライン講座なら、ネイティブやバイリンガルの先生からの直接指導が受けられるので、効率的なTOEFL®Test対策、IELTS対策が可能です。またGLCでは面接対策も行っています。ぜひGLCを活用して難関大学合格を目指しましょう。

【参考ページ】:話題沸騰!東大の推薦入試とは?

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