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知る人ぞ知る!? 大阪大学の世界適塾入試って何?

グローバル海外進学コラム

大阪大学では、平成29年度入試からすべての学部で「世界適塾入試」が実施されます。関西の国立大学としては、京都大学の「特色入試」に続きユニークな入試制度として話題を集めているので、聞いたことがある人もいるかもしれませんね。今回は大阪大学の「世界適塾入試」についてご紹介します。

大阪大学推薦入試・AO入試対策

世界適塾入試の概要

大阪大学の「世界適塾入試」とは、21世紀のグローバル社会で活躍できる人材を輩出するべく、これまでの常識や価値観とは異なる観点で実施される独自の入試方式で、全学部で推薦入試、AO入試のどちらか(又は両方)が実施されます。 「世界適塾入試」の名前の由来ですが、もともと大阪大学は、江戸時代後期の1838年に緒方洪庵が開いた「適塾」を精神的源流の一つとしています。この適塾では福沢諭吉や大村益次郎など近代日本をデザインするリーダーとなった志の高い若者たちが集い、互いに切磋琢磨して学んでいました。「世界適塾入試」はこの精神を受け継ぎ、自主的・能動的に学ぶ志を持ちつつ、多様な分野で活躍できる卓越した資質を備えた学生を、従来の価値観や基準にとらわれずに受け入れる目的で実施されています。

求める人材像

大阪大学は日本トップクラスの学問・研究を通じて、21世紀のグローバル社会で活躍できる「教養・デザイン力・国際性」を備えた人材を育成することを目指しています。主体的に学ぶ態度と能力を身に着け、将来のグローバルリーダーとなれるような意欲的な学生を求めて選抜を行っています。 どの学部でもまず前提となるのが、大阪大学で教育を受けるために必要な基礎学力を有していること。ただし、筆記試験の成績だけで評価されることはありません。「あらかじめ決まっている正解に早くたどり着けるように訓練された力」ではなく、現代社会に山積する複雑な難問に対応できる「課題を自ら発見し解決できる力」です。 また、真のグローバル人材となれるよう、地球規模で物事を考えられる幅広い視野と柔軟な思考力を備えていることが求められています。困難な課題の解決に取り組む意欲や勇気、文化や言語の異なる多様な人々とのネットワークを作る構想力、解決策や課題を世界に発信するコミュニケーション能力などが必要とされています。

入試の種類・募集人員

世界適塾入試は「世界適塾AO入試」「世界適塾推薦入試」「国際科学オリンピックAO入試」の3つで構成されており、学部ごとに実施される入試方式が違います。志願者1名につき、「世界適塾推薦入試」「世界適塾AO入試」「国際科学オリンピックAO入試」のいずれか1つ、および1つの学部・学科・専攻・コースにのみ出願することができます。

入試の種類学部・学科募集人員
世界適塾AO入試文学部30名
人間科学部15名
外国語学部64名
法学部25名
経済学部7名
地球惑星科学科5名
理学部(研究奨励型)9名
理学部(挑戦型)24名
世界適塾推薦入試医学部医学科若干名
医学部保健学科4名
歯学部5名
薬学部15名
工学部27名
基礎工学部45名
国際科学オリンピックAO入試理学部若干名
工学部若干名
基礎工学部若干名

※募集人員は学部によって学科・専攻・コースごとにさらに細かく設定されていることがあります。詳しくは大阪大学のホームページでご確認ください。

選抜方法

学部・学科によって出願要件、推薦要件、提出書類、大学入試センター試験の受験を要する教科・科目等の評価項目は異なります。 「世界適塾AO入試」、「世界適塾推薦入試」を受験する場合は、大阪大学で教育を受けるために必要な基礎学力の状況を把握するため、いずれの学部・学科でも大学入試センター試験の受験が必須(教科・科目は学部ごとに指定)となります。センター試験の結果とあわせて、高校での成績、国際バカロレア資格、TOEFLスコア、口頭試問(面接)等を各学部の方針に基づいて組み合わせて選抜を行います。また必要に応じて高校での様々な活動や海外留学などの実績、志望理由書や志願者評価書を参考にするなどして、志願者の意欲や能力等を多面的・総合的に評価して判定します。
「国際科学オリンピックAO入試」は、国際数学オリンピック・国際物理オリンピック・国際化学オリンピック・国際生物学オリン ピック・国際地学オリンピック・国際情報オリンピックに日本代表として出場し、これらの学術分野に自主的に取り組む能力と意欲のある学生が対象です。大学入試センター試験や個別学力検査は免除で、推薦書も不要です。提出書類と面接の内容を総合して合否判定が行われ、合格後は理学部・工学部・基礎工学部の希望する学科に入学できます。

■ 世界適塾AO入試
(対象:文学部・人間科学部・外国語学部・法学部・経済学部・理学部)

・第一次選考
人間科学部・外国語学部・法学部・経済学部・理学部(研究奨励型):提出書類による選考
文学部・理学部(挑戦型):大学入試センター試験の成績や提出書類等による選考

・第二次選考
口頭試問、研究発表、面接(学部により小論文)等による選考

■ 世界適塾推薦入試
(医学部・歯学部・薬学部・工学部・基礎工学部)

・第一次選考
歯学部・工学部:提出書類による選考
医学部・薬学部・基礎工学部:大学入試センター試験の成績や提出書類等による選考

・第二次選考
口頭試問、面接、小論文等による選考

■ 国際科学オリンピックAO入試
(理学部・工学部・基礎工学部)

理学部・工学部・基礎工学部:提出書類と面接による判定

出願要件・推薦要件(英語力を含む)

多くの学部で、高校での学業の成績や諸活動の実績が要件となっています。また、国際バカロレアやTOEFL iBT®テストまたはIELTSのスコアなど、高い英語力を求めている学部が多いのも大きな特徴です。

■ 世界適塾AO入試
(対象:文学部・人間科学部・外国語学部・法学部・経済学部・理学部)

学部によって、高校在学中に特筆すべき活動を行っていることや専門分野の学問に関して優れた活動を行ったことが要件となっています。また、半数以上の学部で高校の成績か国際バカロレアのスコアと、高い英語力を証明するスコアの提出が求められています。

〔人間科学部・外国語学部・法学部・経済学部の場合〕
・調査書の評定平均値4.3以上または国際バカロレアのスコア38点以上
・TOEFL iBT®テストスコア79点以上またはIELTSスコア6.0点以上(人間科学部はなし、経済学部は基準スコアの指定なし)

■ 世界適塾推薦入試
(医学部・歯学部・薬学部・工学部・基礎工学部)

実施されるすべての学部で、志願する学科の学問・研究に強い興味を持ち、人物及び学業ともに優れていることが前提条件となります。加えて、医学部医学科・医学部保健学科・歯学部では高校での成績と高い英語力を証明するスコアが求められます。

〔医学部医学科・医学部保健学科・歯学部の場合〕
・調査書の評定平均値4.3以上
・数学、理科の評定平均値が4.5以上(医学部のみ)
・TOEFL iBT®テストスコア80点以上またはIELTSスコア6.0点以上または英検準1級以上

■ 国際科学オリンピックAO入試
(理学部・工学部・基礎工学部)

国際数学オリンピック、国際物理オリンピック、国際化学オリンピック、国際生物学オリンピック、国際地学オリンピック、国際情報オリンピックのいずれかに日本代表として出場した者(過去3年間以内)

必要な提出書類

■ 世界適塾AO入試
(対象:文学部・人間科学部・外国語学部・法学部・経済学部・理学部)

全学部共通で必要なのが「調査書」と「志望理由書」です。「調査書」は高校の学校長により作成される書類で、高校での成績や学習態度・学校生活等について記述されたものです。「志望理由書」は大学所定の様式に「大阪大学への入学を目指す理由」と「志望する学部でどのような学習に取り組みたいか」を800字程度で記入します。また理学部を除くすべての学部で、高校の学校長が作成する「志願者評価書」と学校内外での活動や外国語能力、海外経験などについて記述する「活動実績報告書」の提出が求められます。さらに、出願要件に英語能力の基準が示されている外国語学部・法学部・経済学部ではTOEFL®テストのスコアまたはIELTSのスコアの原本の提出が必要です。国際バカロレア資格を取得している場合は、資格証書のコピーと成績評価証明書も必要です。

■ 世界適塾推薦入試
(医学部・歯学部・薬学部・工学部・基礎工学部)

全学部共通で必要なのが「調査書」と「推薦書」。「推薦書」は大学所定の様式で高校の学校長に作成してもらいます。これに加えて、医学部では学科によってAO入試と同じ志望理由書や志願者評価書などが必要ですが、歯学部・薬学部・工学部・基礎工学部では自己推薦書の提出が求められています。これは大学所定の様式に自筆で記入するもので、特に指定がないため自由に記述することができます。自分の能力や意欲を存分にアピールすることが重要となります。 また、出願要件に英語能力の基準が示されている医学部・歯学部ではTOEFL®テストのスコアまたはIELTSのスコアまたは英検の合格証明書の原本の提出が必要です。

■ 国際科学オリンピックAO入試
(理学部・工学部・基礎工学部)

国際科学コンテストに日本代表として出場したことが確認できるものや、志望理由書等が必要になります。

海外大学との共通点

大阪大学の世界適塾入試は、従来の基準や価値観にとらわれず、学びや活動の実績、意欲や能力などを考慮した多面的・総合的な評価でグローバルな世界に羽ばたく多様なポテンシャルを秘めた人材を選抜しようという試みです。とくに学生の自主性・能動性を重視し、自ら主体的に学び課題解決していく力を求めていることが特徴的と言えるでしょう。また高い基礎学力や、高い英語力を前提としていることも大きなポイント。国際科学オリンピックでの実績による選抜など専門分野に関する卓越した能力が評価されるなど、入試方式も多様です。これらの総合的・多面的な選抜方法は、海外の難関大学の入試によく似ているといえます。

※最新の情報は、大阪大学のホームページにてご確認ください。

【参考ページ】:今、注目を浴びる「京大 特色入試」とは?
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大阪大学独自のユニークな入試方式である世界適塾入試ですが、非常に注目すべき点としては出願要件・推薦要件として「英語力」が必須になっている学部・学科が多いこと。TOEFL®テストやIELTSのスコアや英検の成績が基準以上でなければ出願すらできない学部が半数近くにのぼります。また、近年注目が高まっている国際バカロレアのスコアが出願要件に含まれていることなどからも、国際性を強く意識していることがうかがえます。大阪大学の世界適塾入試受験を考えるのであれば、同時に海外の名門大学留学も視野に入れて学習していってもよいかもしれません。海外大はTOEFL®テストをはじめとした英語能力の証明となるテストのスコア提出は必須。TOEFL®テスト、IELTS、国際バカロレアのスコア対策は、海外留学にもそのまま通用するのです。英語のスキルアップには、オンラインでネイティブやバイリンガルの先生からの直接指導が受けられベネッセの「Global Learning Center(グローバルラーニングセンター)」の活用がおすすめです。TOEFL®テスト対策・IELTS対策だけでなく、面接対策などもあって効率的に学習ができます。上手にGLCを活用して、世界につながる大学合格を目指しましょう。

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