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「国際性」が高い国内の大学はどこ?~世界大学ランキングより~

グローバル海外進学コラム

世界の大学の格付けに関して国際的に権威のあるイギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(Times Higher Education、以下THE)が、初めて日本の大学のみを対象に、ベネッセグループと共同で発表した「日本版」の大学ランキング。前回のコラムでは、この「THE 世界大学ランキング 日本版 2017」の総合ランキングを中心にご紹介しました。今回はグローバルな進路を目指す方にとって特に気になる「国際性」分野のランキングの紹介とともに、大学の国際性についてチェックしておきたい観点や指標などについても考えていきます。

気になる「国際性」指標でのランキングTOP10は?

「THE 世界大学ランキング 日本版 2017」の大きな特徴は、大学の学部教育に焦点を当て、「大学の教育力」を測るランキングになっていること。評価指標は「教育リソース」「教育満足度」「教育成果」「国際性」の4分野11項目で構成されており、日本の教育事情に即した形で、学生の学びの質や成長性を軸に大学がランク付けされています。今回の日本版では、分野別ランキングと4分野の評価を総合したランキングがそれぞれ150位まで発表されています。

それでは「国際性」分野でのランキング上位10校をチェックしてみましょう。

■「THE 世界大学ランキング 日本版 2017」国際性ランキング

順位大学名国際性
1立命館アジア太平洋大学100.00
2大阪経済法科大学99.6
3東京国際大学95.7
4麗澤大学89.4
5上智大学88.8
6東京外国語大学87.5
7福岡女子大学85.7
8山梨学院大学84.7
9国際基督教大学83.9
10北陸大学83.5

立命館アジア太平洋大学が、「国際性」分野で満点のスコアを獲得して1位(総合24位)。2位は大阪経済法科大学、3位が東京国際大学となっています。「国際性」分野トップ10の中で、総合ランキングで20位までに入っているのは5位の上智大学と9位の国際基督教大学のみと、総合ランキングとはかなり異なる大学がランクインしていることが一目で見て取れます。
上位10校のうち9校が私立大学で、国公立大学は5位の東京外国語大学の1校だけという点も注目ポイント。総合ランキングでトップの東京大学は「国際性」だと54位、京都大学は58位。この2校を数ポイント上回っている総合2位の東北大も41位にとどまっています。総合4位以降で上位にランクされた他の国立大学も、「国際性」分野ではおおむね20位~60位となっており、他の分野との差が目立っています。

ただここで1つ注意しておきたいのは、この日本版ランキングの「国際性」分野のランク付けの根拠となっている指標です。「国際性」を測る項目は「外国人学生比率」と「外国人教員比率」の2つのみであるため、学生と教員の外国人比率のみを反映したスコアとなっています。大学の教育力を重視したための指標ですが、これはつまり海外からの留学生の受け入れに積極的であり、外国人教員の割合が高い大学ほど上位にランクされるということ。この観点から見ると、今回の日本版の「国際性」分野ランキングは、「国際的な環境を備えた大学」のランキングととらえれば大学選びの際に非常に参考になるデータと言えるでしょう。

「国際性が高い大学」とはどのような大学?~「世界版」との比較から~

今回の日本版ランキングの「国際性」分野は、外国語や国際系学部に力を入れている私立大学が上位に来ている傾向がありますが、これは大学の性質上、留学生や外国人の教員が多いためと考えられます。もちろん教育環境として、キャンパスの国際性を左右する学内の外国人比率は大きな要素ですが、「国際性の高い大学」を考えるうえでは、ほかにも見ておきたい観点があります。

たとえばTHEが毎年秋に発表している「THE世界大学ランキング(世界版)」の国際性の指標は、日本版のそれとは若干異なります。

≪THE世界大学ランキング(世界版)の「国際性」分野の指標≫

  • ・海外留学生数と国内学生数の比率
  • ・外国籍教職員数と国内教職員数の比率
  • ・国際共著論文数(論文発行数比率)

上記のように、世界版の「国際性」に関しては、海外から学生・教員を呼び込めるか、海外との協働関係を築けるかが評価対象になっていますが、ここは、日本の大学が他国に比べて圧倒的にスコアが低く、弱点として指摘されている分野でもあります。 現に、2016年9月に発表された「THE世界大学ランキング2016-17」では、総合ランキングの200位までに東京大学(39位)と京都大学(91位)が入ったものの、「国際性」分野のスコアは、100を満点として、東大が30.6、京大が28.0。日本で最も国際性のスコアが高かったのは総合401-500位の筑波大学ですが、それでもスコアは37.1でした。

【参考ページ】:World University Rankings 2016-2017 | Times Higher Education

なお、「研究力重視」の世界版の大学ランキングに対し、日本版では「教育力重視」だったため採用されなかった指標があります。それは、「国際共著論文の数」です。これは、質の高い研究者がどれだけ在籍しているか、の目安ともいえます。将来、世界的に活躍する研究者をめざす場合、キャンパスの国際化とともに、国際的に評価される研究がどれだけ行われているか、という観点を持っておいてもよいかもしれません。

国際的に評価される研究が盛んにおこなわれている大学がどこなのか、を調べるうえでは、紹介した「世界大学ランキング」のほか、国際的に影響力のある研究や活動をもとにしたデータやランキングが参考になります。
例えば、大学の所有する特許および学術論文の引用情報などから算出した「アジアで最もイノベーティブな大学ランキングTOP75」(国際ニュース通信社ロイターが発表)や、後続の研究に大きな影響を与えている論文(高被引用論文)の数などをもとにした「インパクトの高い論文数分析による日本の研究機関ランキング」(情報サービス企業のトムソン・ロイターが発表)など。国際性の高い大学への進学をめざすなら、ぜひ調べておきたいところです。

【参考ページ】:Methodology: Asia’s Top Universities | 2016 (アジアで最もイノベーティブな大学ランキングTOP75) | Reuters
【参考ページ】:インパクトの高い論文数分析による日本の研究機関ランキングを発表 | トムソン・ロイター

グローバル人材の育成を目指す日本の大学が重視する「真の英語力」

今回発表された「THE 世界大学ランキング 日本版 2017」は、学部の「教育力」にフォーカスし、日本の教育事情に合う独自の評価指標を取り入れたまったく新しい大学ランキングとなりました。ベネッセはこの日本版ランキングを大学の教学改革やグローバル化の推進、また国内外の学生の大学選びの指標として活用してほしいと位置付けています。国内で国際性豊かな大学に進学したい場合、まずは日本版「国際性」ランキングを参考にして大学を検討してみるとよいでしょう。
なお、今回の日本版大学ランキングの「国際性」分野で高いスコアを獲得した大学の多くで、TOEFL®TestやGTECなど、英語の4技能を測るテストのスコアを入試で活用する取り組みが始まっています。国際性豊かな大学への合格を目指すなら、ベネッセの「Global Learning Center(グローバルラーニングセンター)」で早くから「使いこなせる英語力」を磨いていくことをおすすめします。中学生・高校生のTOEFL®Test対策に特化したオンライン講座なので、効率的な英語学習が可能です。

ベネッセの「Global Learning Center(グローバルラーニングセンター)」では、海外留学、海外大学進学、国内の英語に強い大学への進学に必要なTOEFL®Test対策をはじめとする英語力アップ講座をオンラインでご提供しています。 さらに、「将来、海外で活躍するためにどんな学問を学ぶか?」「自分に合った海外留学は?」「日本の大学とどう併願すればよいか」といった進路や学習の悩みについても、専門のカウンセラーがアドバイス。 中学生・高校生向けTOEFL®Test対策講座「GLC」の少人数制のグループ学習プログラムで夢に近づく一歩を踏み出しませんか?

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