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【結果発表】新共通テストとして採用になった民間英語試験はコレ!

グローバル海外進学コラム

従来の大学入試センター試験に替わり、2020年度からスタートする大学入学共通テスト。英語教科では4技能を測るために民間の資格・検定試験を導入することが決まっています。この新共通テストで活用される英語資格・検定試験は民間から募集されており、2017年12月の締切時点では10種類(24試験)の応募がありました。大学入試センターによる審査の結果、8種類の英語試験が参加要件を満たすと認められ、「合格」となりました。はたして、新共通テストの英語に採用された試験は?今回は、2018年3月26日に発表された、新共通テストで採用される民間の英語資格・検定試験についてご紹介します。

【参考ページ】:平成30年3月26日公表 参加要件確認結果について|大学入試センター

共通テストの対象になった8種類の試験

大学入試の新テストとして注目されている大学入学共通テストの英語で、英語の4技能(読む・聞く・書く・話す)を測るために活用される資格・検定試験は、大学入試センターによって認定された試験のみとされています。参加申込を行った民間試験について大学入試センターが専門的な検討を行い、定められた参加要件を満たすとして新共通テストの対象となった試験は8種類(6団体)、条件付きで参加要件を満たしていると見なせると判断された試験が1種類(1団体)(*)となりました。

* 試験の種類としては、採用されたものと同じ試験(IELTS)となる

●大学入学共通テストの対象となる英語の資格・検定試験

資格・検定試験名資格・検定試験の実施主体名
ケンブリッジ英語検定C2 ProficiencyCambridge Assessment English
(ケンブリッジ大学英語検定機構)
C1 Advanced
B2 First for Schools
B2 First
B1 Preliminary for Schools
B1 Preliminary
A2 Key for Schools
A2 Key
TOEFL iBT®テストEducational Testing Service
TOEIC® Listening & Reading TestおよびTOEIC® Speaking & Writing Tests一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会
GTECAdvanced株式会社ベネッセコーポレーション
Basic
Core
CBT
Test of English for Academic Purposes(TEAP)公益財団法人日本英語検定協会
Test of English for Academic Purposes Computer Based Test(TEAP CBT)
実用英語検定(英検)1級
(対象:「公開会場実施」)
準1級
(対象:「公開会場実施」・「1日完結型」)
2級
(対象:「公開会場実施」・「1日完結型」・「4技能CBT」)
準2級
(対象:「公開会場実施」・「1日完結型」・「4技能CBT」)
3級
(対象:「公開会場実施」・「1日完結型」・「4技能CBT」)
International English Language Testing System(IELTS)
(対象:「アカデミック・モジュール」)
ブリティッシュ・カウンシル

●条件付きで大学入学共通テストの対象になると見なされた英語の資格・検定試験

資格・検定試験名資格・検定試験の実施主体名
International English Language Testing System(IELTS)
(対象:「アカデミック・モジュール」)
IDP:IELTS Australia

IDP:IELTS Australiaは日本での試験開始が平成28年6月であるため、申請日の時点(平成29年12月)で国内での実施実績が2年以上ではなく、参加要件を満たしているとは認められませんでした。ただ、IELTSは他の実施主体によっても実施されており、テスト自体としてはすでに日本において十分な実績を有していることから、引き続き平成30年6月まで試験を行い、運営実績が2年に達すればIDP:IELTS Australiaが実施するIELTSは対象として認められると判断されました。

共通テストへの採用が見送られた試験

2017年12月20日の時点で、新共通テストへの参加申し込みを行っていた民間試験は7団体24試験(9種類)でした。

【参考ページ】:
【3月末に発表】新共通テストへの採用なるか? 採用申請中の民間英語24試験を解剖(1)
【3月末に発表】新共通テストへの採用なるか? 採用申請中の民間英語24試験を解剖(2)

2018年3月26日に公表された各試験の参加要件確認結果で、現時点では「不合格」という判断になったのは、1実施主体の1資格・検定試験と、1実施主体の1資格・検定試験のうち一部の方式です。具体的には以下の試験の採用が見送られました。

■リンガスキル Linguaskill
【実施主体:Cambridge Assessment English(ケンブリッジ大学英語検定機構)

試験そのものに日本国内での実施実績がなく、さらに基礎となっている「BULATS」という試験も日本国内における高校生の受検者数がごく少数で、大学入学者選抜に活用された実績もないことから、日本国内で広く実績があるという要件を満たしていないとされました。

■実用英語技能検定(英検)
【実施主体名:公益財団法人日本英語検定協会】

一次試験で「書く」「読む」「聞く」の3技能を測り、その合格者のみが「話す」技能を測る二次試験を受検できるという仕組みの「従来型」の方式では、1回の試験で英語4技能の全てを評価するとの参加要件を満たすとはいえないと判断され、「不採用」となりました。

ただし、日本英語検定協会では従来型の英検に加え、新たな試験方式として、2018年度より英検CBT、2019年度より公開会場実施、1日完結型を実施する予定となっており、共通テストでの英検に関しても、「従来型」「公開会場実施」「1日完結型」「英検CBT」の複数の実施方式で参加申し込みを行っていました。参加要件を満たさないと判断されたのは「従来型」のみとなります。従って、上記の表(「大学入学共通テストの対象となる英語の資格・検定試験」)にある通り、「公開会場実施」「1日完結型」「英検CBT」の中から、受検を希望する級で採用している方式を選択して受検すれば、その結果を共通テストで活用することが可能です。

【参考ページ】:「大学入試英語成績提供システム」参加要件 確認結果を受けて|日本英語検定協会

大学入学共通テストの英語試験に関する今後について

今回、参加要件を満たし共通テストに採用されることが決定した資格・検定試験は、2020年度に実施される2021年度入学者選抜から、英語の成績として合否判定に活用される予定となっています。ただ、共通テストの対象になった英語試験についても、受検地の偏り(地域によって受検できる試験が限られる)があることや、受検料が違うなど、「公平性」という部分で課題があるという指摘もあります。東京大学が「大学入学共通テスト」の英語で、民間試験を入試の合否判定には使わない方針を明らかにするなど、活用に慎重な姿勢を見せる大学も出てきています。
こうした点について、大学入試センターでは原則として毎年度、全都道府県で複数回実施することを念頭に実施会場を設定すること、経済的に困難な受検生への配慮も含め、経済的負担を極力軽減できるような検定料を設定することなどの取組を、各実施団体に強く求めていく方針です。

2020年度以降に大学入試に臨む皆さんは、新共通テストに関する今後の動きを注視しつつ、まずは自分の住んでいる地域でどのような英語試験が受けられるか、しっかりと情報収集をしていくことが大切になってきます。学校の先生とも相談しながら、早めに複数の資格・検定試験を受検してみることをおすすめします。自ら経験していく中から、自分に合った試験を選び、スコアアップの努力をしていくと良いでしょう。

※2018年4月2日現在の情報となります。最新情報は、文部科学省または大学入試センターのホームページ等でご確認ください。

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