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発表!世界大学ランキング日本版2019 ランクアップ大学のカギは「教育充実度」と「国際性」!

グローバル海外進学コラム

2019年3月27日、「THE世界大学ランキング日本版2019」がリリースされました。今回が3回目の発表となるこのランキングは、世界的に最も権威のある大学格付け機関の1つと言われるイギリスの教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(Times Higher Education;以下、THE)が、日本のベネッセグループをパートナーとしてリリースしているものです。2019年版では151校がランクインしました。今回のトップを獲得した大学は?上位のランクイン校に変動は?2019年度の「THE世界大学ランキング日本版」の内容を、抜粋してご紹介します。

世界大学ランキング日本版2019

「THE世界大学ランキング日本版」とは?

「THE世界大学ランキング日本版」は、日本の大学を対象に、2017年よりTHEと日本のベネッセグループが共同で調査・作成し、発表している大学のランキングです。THEが2004年から発表を続けている「THE世界大学ランキング」(世界中の大学が対象)、2013年から発表している「THEアジア大学ランキング」(アジアの大学が対象)とは、重視している指標が大きく異なります。
「THE世界大学ランキング」「THEアジア大学ランキング」の評価基準は、「教育の質・学習環境(教育力)」「学生と教員の国際性」「産業界からの収入」「研究の質(研究力)」「論文被引用数(研究の影響力)」の5分野13指標。世界版・アジア版のランキングでは【大学院の研究力】が重視されているといえます。

これに対し、日本版では【学部の教育力】が重視されたランキング指標を採用。大学院よりも学部教育に焦点を当て、日本の教育事情に即した独自の指標で大学の「教育力」を測る設計になっているのが大きな特徴です。大学の教学改革やグローバル化の推進に活用してもらうと同時に、「(1)高校生に大学選びの基準を提供する」、「(2)大学に対する社会の価値基準を変える」、「(3)日本への留学希望者に日本の大学の魅力を伝える」ことも目的として、偏差値(入学難易度)だけではない「大学の中身」を知るための情報を提供しています。

【関連記事】:発表!世界大学ランキング 日本版 2018

2019年版におけるランキング指標の変更点

「THE世界大学ランキング日本版」の2019年の指標は、「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」という4分野16項目で構成されています。

  • ◆「教育リソース」: 5項目:どれだけ充実した教育が行われている可能性があるか(全体の34%)
  • ◆「教育充実度」: 5項目:どれだけ教育への期待が実現されているか(全体の30%)
  • ◆「教育成果」: 2項目:どれだけ卒業生が活躍しているか(全体の16%)
  • ◆「国際性」: 2項目:どれだけ国際的な教育環境になっているか(全体の20%)

指標を構成している4つの分野は過去2回と同様ですが、前回までと比べると、「教育充実度」と「教育成果」の2分野で項目・内容の追加・変更が行われています。主な変更点は以下の通りです。

■「教育充実度」の変更点

前回までは「高校教員の評判調査」でスコアがつけられていましたが、今回から「学修者本位の視点による教育の質保証」という高等教育の課題に対応するため、学生調査を導入。学生調査の結果から、本指標に「教員・学生の交流、協働学習の機会」「授業・指導の充実度」「大学の推奨度」という3つの項目が追加されました。これにより、ランキング指標全体に占める「教育充実度」の比重が4ポイント上がり、この指標内での「高校教員の評判調査」の比重が下がるなど、調整が行われています。

■「教育成果」の変更点

指標内の項目は変わっていません(2項目)が、ランキング指標全体に占める各項目の比重が下がりました。そのため、ランキング指標全体に占める「教育成果」分野の比重も4ポイント下がっています。
・「企業人事の評判調査」 10%→8%
・「研究者の評判調査」 10%→8%

各指標の詳しい内容については、下記の公式サイトでご確認ください。

【参考ページ】:「THE世界大学ランキング 日本版」のランキング指標

2019年版の総合ランキングTOP20

「THE世界大学ランキング日本版」では、公表されているデータや大学が提出したデータ、各種調査等を基に、上記の4分野の指標ごとのスコアがつけられ、ランクが決定されています。2019年版の総合ランキングでは151大学がランクインしました。総合順位の上位20校をご紹介します。

総合順位大学名総合スコア教育リソーススコア 教育充実度スコア 教育成果スコア国際性スコア
1 京都大学 82.0 82.0 82.0 82.0 82.0
2 東京大学 81.9 81.9 81.9 81.9 81.9
3 東北大学 80.2 80.2 80.2 80.2 80.2
4 九州大学 79.5 79.5 79.5 79.5 79.5
=5 北海道大学 79.3 79.3 79.3 79.3 79.3
=5 名古屋大学 79.3 79.3 79.3 79.3 79.3
7 東京工業大学 79.0 79.0 79.0 79.0 79.0
8 大阪大学 77.9 77.9 77.9 77.9 77.9
9 筑波大学 77.5 77.5 77.5 77.5 77.5
10 国際教養大学 76.7 76.7 76.7 76.7 76.7
11 国際基督教大学 72.7 72.7 72.7 72.7 72.7
12 広島大学 71.8 71.8 71.8 71.8 71.8
13 早稲田大学 71.5 71.5 71.5 71.5 71.5
14 慶應義塾大学 70.4 70.4 70.4 70.4 70.4
15 一橋大学 68.5 68.5 68.5 68.5 68.5
16 神戸大学 68.0 68.0 68.0 68.0 68.0
17 上智大学 67.9 67.9 67.9 67.9 67.9
18 金沢大学 66.6 66.6 66.6 66.6 66.6
19 千葉大学 66.4 66.4 66.4 66.4 66.4
20 東京外国語大学 65.9 65.9 65.9 65.9 65.9

※「=●」は同率●位を指す。

2019年版ランキングのカギは「教育充実度」と「国際性」
京都大学が初の単独トップに

今回の発表で、総合ランキング150位までにランクインした大学は国立大学58校(前回は62校)、公立大学23校(同24校)、私立大学70校(同65校)の計151校となりました。私立大学のランクイン数が5校増加と健闘しています。総合・分野別含めたランキングで、今回初のランクインとなったのは92位になった聖路加国際大学、および141-150位の山口県立大学の2校でした。

今回、総合1位となったのは国立大学の西の雄・京都大学! 「国際性」のスコアなどで差をつけ、初の単独トップに輝きました。9位まではこれまで同様に国立大学が占め、順位変動はあるものの顔ぶれは変わっていません。それに次ぐ10位にランクされたのは公立の国際教養大学。前回に引き続き、今回も「教育充実度」「国際性」で堂々の1位を獲得し、初の総合トップ10入りを果たしました。また、注目されるのが総合11位にランクインした国際基督教大学。「教育充実度」で10位→2位、「国際性」で3位→2位と前回より順位を上げ、総合ランキングで前年の16位から11位にアップしています。

新しい項目が追加された指標として注目された「教育充実度」の分野別ランキングで、大きく順位を上げたのは、国際基督教大学のほかに上智大学(12位→4位)、立命館アジア太平洋大学(21位→5位)、神田外語大学(30位→5位)、筑波大学(7位→3位)、北海道大学(15位→7位)、東洋大学(31位→14位)などがあります。

国内大学の魅力や特性を客観的に把握するツールとして
「THE世界大学ランキング日本版」を活用しよう

今回で3回目となり、リリースのたびにメディア等でも話題になるなど、日本国内で広く受け入れられ始めた「THE世界大学ランキング日本版」。日本の教育事情により即した形で大学の魅力や特性が表れるように、ランキング指標が改訂されたことで、さらに各大学の実態が把握しやすくなっています。総合ランキングも気になりますが、順位だけに気を取られるのではなく、4つの指標ごとのスコアにも目を向けてみると、大学の特性が見えてくるでしょう。どの項目で評価されているのか、どのような取り組みに力を入れているかなど、それぞれの大学の「価値」を考える新たな手掛かりとしてこのランキングを活用してみてはいかがでしょうか。偏差値だけにとらわれない、大学選びの大きな情報源となるはずです。
とくに、英語や語学に興味があるのなら、「国際性」分野に注目してみてください。指標スコアはもちろんのこと、項目ごとの詳細数値も必見。将来的な海外留学も視野に入れた、国際系大学への進学を考える際にも非常に役立ちます。

※公式サイトの「大学ランキング」のページから、各大学の「大学プロフィール」ページを見ると、「国際性参考データ」として国際性指標の各項目のデータが掲載されています。

【参考ページ】:大学ランキング|THE世界大学ランキング日本版

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次回は2019年の「THE世界大学ランキング日本版」において、「国際性」指標でランキング上位に入った学校を紹介します。お楽しみに!

※この記事でご紹介している内容は2019年5月17日現在の情報に基づいています。

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