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「国際性」がランクアップした国内の大学はどこ?~世界大学ランキング日本版2019より~

グローバル海外進学コラム

前回は、2019年3月発表の「THE世界大学ランキング2019」より、総合ランキングをご紹介しました。今回はさらにその中から、「国際性」分野のランキングをピックアップ。昨年の指標変更により、「国際性」指標には「日本人学生の留学比率」と「外国語で行われている講座の比率」を測る項目が追加されています。同一指標で2年目となる今年、「国際性」の分野で順位が上がった3大学を取り上げ、どのような取り組みをしているかご紹介します。「国際性」の打ち出し方も、大学によって独自の進化を遂げつつあり、注目です。

世界大学ランキング日本版2019の国際性ランキング

「THE世界大学ランキング日本版」の「国際性」分野の指標

「THE世界大学ランキング日本版」の「国際性」分野は、大学がどれだけ国際的な教育環境になっているかを測る指標とされています。2018年から国際性分野に「日本人学生の留学比率」と「外国語で行われている講座の比率」の2項目が追加され、ランキング指標全体における比重もアップ。現在、「国際性」の指標は下記の4項目で構成され、総合評価の20%を占めるようになっています。

  • ・外国人学生比率(5%)
  • ・外国人教員比率(5%)
  • ・日本人学生の留学比率(5%)
  • ・外国語で行われている講座の比率(5%)

当初の外国人学生比率・外国人教員比率に加え、日本人学生の留学比率・外国語で行われている講座の比率も含めた4種類のデータから、大学の教育環境がどれだけ国際的になっているかを評価できるように構成されています。「大学の国際化」については各大学の改革が急速に進んでおり、大学ごとのグローバル化への対応度合いが端的に表れる分野と言えるでしょう。

2019年版「国際性」指標でのランキングTOP10は?

「世界大学ランキング日本版2019」における、「国際性」分野でのランキングTOP10は以下の通りです。

国際性順位総合順位大学名国際性スコア総合スコア前回の国際性順位
110 国際教養大学 100 76.7 1
2 11 国際基督教大学 95.4 72.7 3
3 27 立命館アジア太平洋大学 94.0 63.7 2
4 141-150 大阪女学院大学 86.5 42.0-44.1 28
5 111-120 東京国際大学 85.9 46.8-48.2 9
=6 51 神戸市外国語大学 85.0 57.2 10
=6 121-130 麗澤大学 85.0 45.6-46.7 12
8 17 上智大学 83.0 67.9 5
9 74 名古屋外国語大学 82.7 53.0 8
10 151+ 長崎外国語大学 82.5 22.3-41.9 101

※「=●」は同率●位、「●+」は●位以下を示す。

昨年度よりランクアップした3大学の「国際性」にまつわる取り組み

2019年版の「国際性」ランキングで上位にランクされた大学のうち、昨年よりランクアップした大学を3校ピックアップして、どのような方針のもとで、どんな取り組みをしているのかをご紹介します。

◇2位 国際基督教大学 (昨年3位)

分野別ランキングでは、「国際性」の2位のみならず、「教育充実度」でも2位にランクイン。総合ランキングでも11位と私立トップの順位を獲得するなど、躍進が目覚ましい大学の1つと言えるでしょう。多様性・国際性を重視する学修環境を生かした人材育成に圧倒的な強さを見せています。
教育・カリキュラムの大きな特徴は、「日英バイリンガル教育」を推進している点。キャンパスの公用語は日本語と英語で、日英両語の卓越した言語運用能力を磨くことが必須とされています。日本語を母語とする学生は、必修科目として1年次に「リベラルアーツ英語プログラム(ELA: English for Liberal Arts Program)」を受講します。学生の英語力を向上させると同時に、同大学で効果的に学ぶための思考力と技術を養う、リベラルアーツへの重要な導入教育と位置付けられたこのプログラムでは、課程(Stream 1~4)は習熟度に応じて決定され、それぞれ約20名ずつの少人数クラスで、集中的に英語運用能力を伸長させていきます。
また、外国籍教員の比率が非常に高いことも特徴の1つ。外国籍教員と日本国籍教員は1:2と、専任教員の3人に1人は外国籍となっており、世界的に見ても外国籍教員の比率は高い水準にあります。またその国籍も多様で、授業を通して日常的に異文化に触れる環境が整っていることが大きな魅力と言えるでしょう。
留学プログラムも充実しており、1、2年次向けの夏休みを利用した「海外英語研修プログラム(Study English Abroad Program)」をはじめ、1学年620名に対し約4人に1人の交換留学枠が設けられている24カ国74大学(2019年4月現在)との交換留学協定などで、年間450名を超える学生が海外で学んでいます。

◇4位 大阪女学院大学 (昨年28位)

総合ランキングでは141-150位ながら、国際性ランキング4位と突出した評価を獲得している女子大学。前回の国際性ランキング8位から、大きくランクアップを果たしています「国際性」分野のスコアは86.5と高く、中でも外国語で行われている講座の比率が30.0%と高いのが特徴です。
カリキュラムの特徴として挙げられるのが、「PBL(PROJECT-BASED LEARNING)」と呼ばれる体験学習法。語学を学ぶことと、社会の課題を取り上げて学ぶことをしっかりと重ね合わせ、関係づけた英語教育とされています。「聴く」「読む」「話す」「書く」という4つの語学スキルの統合だけでなく、「学ぶ内容」との統合もはかり、「どのように学ぶのか」を重視したカリキュラムとなっています。
同大学が1987年から取り入れているこの「PBL」という学習法では、学生は主体的に関心のあるテーマを取り上げ、情報をリサーチ、問題を分析して個人あるいは友達と共同で解決法を探って、まとめたものをプレゼンテーションします。ディスカッションから得た課題をさらに調査・研究し、最終的に小論文にまとめるといった一連の流れを、すべて英語で考え、英語で行っていきます。
また、カリキュラム設計は「ベンチマーキングシステム」を採用。学年にとらわれず、各自の目標や到達レベルに応じて履修する科目を選択できるシステムで、ベンチマークのレベルが上がるにつれて、「英語で学ぶ」授業が増えていく仕組みになっています。

◇5位 東京国際大学 (昨年9位)

前回の9位から、2019年版では5位と4ランクアップ。総合順位でも、前回のランク外から総合111-120位に初ランクインを果たしています。
外国語カリキュラムが充実しているのが特徴で、ネイティブスピーカーによる授業やビジネス英語など目的に応じたカリキュラムをはじめ、留学希望の学生向け上級英語クラスなど個人語学力に合わせた講座が多数用意されています。学部には、すべての講義が英語で行われ、英語のみで学士号を取得できるプログラム「イングリッシュトラック・プログラム(Eトラック)」が開講されており、外国人留学生の受け入れにも積極的。約60ヶ国から1,200名を超える留学生が学んでいます。
また、教職員の国際化を進めているのも注目ポイントで、姉妹校であるアメリカ・オレゴン州のウィラメット大学(姉妹校)と連携した、「Global Teaching Institute」という英語教育組織を設置。48名の専任ネイティブ教員が所属し、英語コミュニケーション学科の英語必修科目を担当。1クラス10名以下という少人数での対話形式で授業を行い、実践的なコミュニケーション力の育成を目指しています。
また、ウィラメット大学の学生寮で生活しながら約1年間学ぶ、「アメリカンスタディーズ・プログラム(ASP)」という留学プログラムも提供されています。授業はオールイングリッシュ、リベラルアーツ教育及び英語教育の統合的プログラムで、毎年100名以上の学生が派遣されています。

多様化する大学の国際化
独自の施策を推進する大学に注目!

国際性ランキングで上位を獲得、また大幅なランクアップを果たした大学は、それぞれに独自の施策を打ち出して、積極的に取り組んでいることがわかります。自らの強みを生かしつつ、グローバル社会で活躍できる人材育成が可能な環境整備を行うことで、大学としての競争力を高めています。日本にありながら国際的な教育環境で学ぶことができる国際性豊かな大学は近年、注目度、人気ともに高まりつつあります。英語力を磨き、将来は世界で活躍したいと考えている方は、海外大学進学に加え国内の国際系大学も選択肢に加えて検討してみるのもよいかもしれません。今回取り上げた3校以外にも、国際性の4つの指標を手掛かりに、気になる大学の特色を調べてみてはいかがでしょうか。

日本国内で国際性の高い大学に進学するには、最近では海外留学に匹敵する高い英語力が必要とされることが増えています。教員も学生も外国籍が多い国際的なキャンパス、授業の多くが英語で実施、留学が必修など、様々な施策を打ち出す国際系大学では、入学時からハイレベルな英語力が必須。入試でもTOEFL®テストなど英語テストのスコア提出が求められる場合もあります。ベネッセの「Global Learning Center(グローバルラーニングセンター)」は、海外大進学だけでなく、国内の国際系大学進学に向けた対策にもご活用いただけます。中高生向けに特化したオンライン講座のGLCなら、TOEFL®テスト対策はもちろん、大学入学後に求められる「英語でのコミュニケーション」対策も万全。ネイティブやバイリンガルの先生からの直接指導が受けられるため、アカデミックで実践的な英語力を磨いていけます。はっきりと進路が決まっていなくても、GLCで将来を見据えた対策を始めることをおすすめします。

※この記事でご紹介している内容は2019年5月24日現在の情報に基づいています。

ベネッセの「Global Learning Center(グローバルラーニングセンター)」では、海外留学、海外大学進学、国内の英語に強い大学への進学に必要なTOEFL®テスト対策をはじめとする英語力アップ講座をオンラインでご提供しています。 さらに、「将来、海外で活躍するためにどんな学問を学ぶか?」「自分に合った海外留学は?」「日本の大学とどう併願すればよいか」といった進路や学習の悩みについても、専門のカウンセラーがアドバイス。中学生・高校生向けTOEFL®テスト対策講座「GLC」の少人数制のグループ学習プログラムで夢に近づく一歩を踏み出しませんか?

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