大学入試で注目の「外部検定試験」とは?
グローバル海外進学コラム
近年、大学入試でクローズアップされている「外部検定試験」。スコアを保持していると、大学の英語入試に点数加算されたり、英語の試験が免除されたりと、多くのメリットがあるのをご存知でしょうか? 外部検定試験とはいったいどんな試験なのか?どんなメリットがあるのか? 大注目の外部検定試験についてぜひ知っておきましょう。

外部検定試験とは?
「外部検定試験」とは、英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)を測る試験のことを言います。GTEC CBTや英検、TOEFL®テスト、TOEIC® L&R TESTなどが代表的です。この外部検定試験、大学入試に活用される動きが広がっているのをご存知でしょうか。
大学によっては、基準以上のスコアを保持していれば、英語試験に点数加算されたり、英語入試自体が免除になったりと、嬉しいメリットが豊富です。点数加算については、高いスコアを保持していれば、50点以上点数加算されるケースも。なお、入試の出願条件として、外部検定試験のスコア提出を義務付けている大学・学部もあるため、志望する大学の入試要項をチェックしておくことも大切です。
今後の入試改革により、外部検定試験を活用する大学は増えていくでしょう。早いうちから積極的に外部検定試験を受験して、入試を有利に進めたいものですね。もちろん、英語力を磨いておくことは、大学入試対策のみならず、大学入学後の授業や、将来の仕事においても強い武器になります。
外部検定試験の特長
1.英語試験の免除
大学の示す基準スコアを満たしたスコアを提示することで、英語試験が満点と見なされ、実質「免除」になる場合があります。
2.英語入試に点数加算
大学の示す基準スコアを満たしたスコアを提示することで、点数加算される場合があります。場合によっては、50点以上加算されるケースも。
3.英語入試で獲得した点数より、得点アップのチャンスがある
英語入試で獲得した点数と外部検定試験の保持スコアを大学が換算し、高得点の方が英語入試の点数として採用される場合があります。
4.複数回チャレンジできる
年に複数回受験できることが多く、高得点獲得まで何度もチャンスがあります。
注目の外部検定試験「GTEC CBT」とは?
数ある外部検定試験の中でも、特に注目が高まっているのがGTEC CBT。大学入学後やその先でも求められる英語力を測定できる英語力検定です。どんなメリットがあるのか、チェックしましょう。
GTEC CBTの特長・メリット
1.高校での学習がベース、しっかり対策すれば高得点が狙える
GTEC CBTは高校の学習指導要領で扱われる語い・表現を中心に出題されるため、基本的には高校で学んだことを押さえることで、高得点につながりやすいのが魅力です。
2. GTEC CBTスコアで大学入試が有利になる
九州大や筑波大をはじめ、スコアを入試に活用する大学が続々増加中。基準スコアに達していれば入試の英語に加点されたり、英語試験が免除になったりと、大学入試で一歩リードできます。
3.すべての都道府県の会場で最大年2回受験できる!
47都道府県すべてに受験会場が設けられているので、日本全国どこでも家の近くで受験が可能です。高い交通費をかけてわざわざ遠くまで受験しに行かなくて良いので、納得のスコアがとれるまで何度もチャレンジできます。※2016年2月現在
大学入試で有利になるGTEC CBT、スコア受験してみよう
日本の中高生のために開発されたGTEC CBTは、大学入試に活かせるだけでなく、大学進学後や社会に出てからも役立つ英語力を高めていくのに最適な4技能検定試験です。GTEC CBTの詳細や、検定の実施概要などは、GTEC CBTのホームページでご確認ください。現在、GTEC CBTのスコアを入試に活用している大学は全国50大学以上。活用大学はどんどん増えているため、自分の希望する大学でGTEC CBTのスコアが使えるか、入試活用校検索でチェックすることをオススメします。 目標スコアを設定して今のうちから受験し、英語力で大学入試を有利に乗り切りましょう。
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