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TOEFL®テストスコアが使える大学〜公立大編

TOEFL対策基礎知識

変革期を迎えつつある日本の大学入試では今、TOEFL®テストなどの外部検定試験が積極的に活用され始めています。海外留学のためのものというイメージが強かったTOEFL®テストですが、大学進学に必要なテストとして今後ますます注目度は高まっていくでしょう。前回の国立大編に引き続き、今回は日本の公立大学におけるTOEFL®テストスコアの活用事例をご紹介します。

TOEFLテストスコア入試活用

公立大学の入試でもTOEFL®テストの活用が進む

現在、入試にTOEFL®テストなどの外部検定試験を取り入れる動きは、都市部だけではなく日本全国の大学に広がっています。特に英語力を重視する学部・学科で、英語能力の証明としてTOEFL iBT®テストのスコアが利用されているケースが多く、その傾向は公立大学でも見受けられます。
TOEFL®テストの日本事務局である国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部がまとめた「TOEFL iBT®テストスコア利用実態調査報告書 2015年版」(2015年に全国753大学を対象に行った調査)によると、調査に回答した公立大学64校の中で入試にTOEFL iBT®テストのスコアを利用しているのは21校。利用している入試形態はAO入試が7校、自己推薦入試が6校、一般入試で利用している大学が2校あります。利用方法は出願の要件としている場合が14校と最も多く、ついで合否判定の基準の一部としての利用が11校。数は少ないながらも英語試験の免除や点数に換算して合否判定に利用するパターンもあります。
入試にTOEFL iBT®テストのスコアを利用しているのは、調査に協力した公立大学全体の32.8%と国立大や私立大に比べると割合は低めですが、内訳をみると国際系や学際的な学問を扱う学部・学科で主に利用されていることがわかります。 公立大学で英語力が必要とされる学部を目指しているなら、TOEFL iBT®テストで優れたスコアを保有していると入試で有利になるケースが今後も増えていく可能性があるので、要注目です。

【参考ページ】大学入試で注目の「外部検定試験」とは?

公立大学入試でのTOEFL®テスト活用事例

全国の公立大学・学部の中から、入試でTOEFL iBT®テストを活用している事例をいくつかピックアップして、内容を抜粋でご紹介します。

大学学部(学科)入試形態活用方法基準スコア備考
国際教養大学国際教養学部一般入試英語試験免除71基準以上のスコアを獲得した証明書の提出で大学入試センター試験の英語科目を満点と換算
首都大学東京都市教養学部(都市教養学科/人文・社会系、経営学系)AO入試出願要件64AO入試(グローバル人材育成入試)で実施
横浜市立大学国際総合科学部(国際総合科学科/国際教養学系、国際都市学系、理学系)AO入試出願要件48
国際総合科学部(国際総合科学科/経営科学系)48
61
指定された科目(*1)を習得(見込)の場合は48以上、それ以外は61以上
国際総合科学部(国際総合科学科/理学系)国際バカロレア出願要件48
点数加算61小論文(配点100点)、面接(配点100点)、および英語資格による加点(10点)の合計点を審査基準とする
国際総合科学部(国際総合科/学科国際教養学系、国際都市学系、経営科学系)出願要件61
点数加算71小論文(配点100点)、面接(配点100点)、および英語資格による加点(10点)の合計点を審査基準とする
都留文科大学文学部(英文学科)AO入試エントリー資格4848以上でエントリー可能、79以上で実技免除(*2)
実技免除79
神戸市外国語大学外国語学部(全学科)推薦入試【全国枠】出願要件68
兵庫県立大学環境人間学部推薦入試点数加算48
61
79
100
スコアごとに定められた得点に換算(満点は50点)して評価
※スコア(換算得点)は、48以上(5)、61以上(10)、79以上(25)、100以上(50)
高知工科大学経済・マネジメント学群AO入試英語試験免除60AO入試(英語区分)で実施
北九州市立大学文学部(人間関係学科、比較文化学科)推薦入試出願要件61推薦入試(特別推薦)で実施
長崎県立大学経営学部(国際経営学科)、国際社会学部(国際社会学科)推薦入試出願要件51
国際社会学部(国際社会学科)AO入試64

(*1)「数学Ⅰ」「数学A」「数学Ⅱ」「数学B」の4科目、または「数学Ⅰ」「数学A」「簿記」「財務会計Ⅰ」の4科目
(*2)実技:英語から日本語への翻訳・要約、日本語から英語への翻訳・要約など
※TOEFL iBT®テスト以外に有効な英語外部検定試験のスコアまたは等級は大学・学部によって異なります。
※ベネッセGlobal Learning Center調べ(2017年2月現在)。最新の情報は、各大学・学部の入試要項等でご確認ください。

TOEFL®テスト対策はGLCで!

都道府県や市などの地方公共団体によって設置されている公立大学は、一般的に「国公立大学」とまとめられることもよくありますが、国立大学に比べて規模が小さめの大学が多いのが特徴です。その分、きめ細やかで地域に密着した教育・研究を行うなど、特色ある学びを提供している大学が多い傾向があるのも特筆すべき点。最近では公立大学でも国際化する日本の現状を意識して、世界で活躍するグローバル人材の育成を目指す学部の設置も増えています。学部・学科の多様化に合わせて、その狙いや特徴に合わせた個性豊かな入試方式も実施されるようになり、英語が重視される学部・学科ではTOEFL®テストをはじめとする英語外部試験のスコアで英語能力を評価するケースが増えてきているのです。将来、英語を使う国際的な仕事に就くことを考えて大学、・学部選びをするなら、TOEFL®テスト対策は早めにスタートして損はありません。
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