海外大生体験談

留学中の先輩が本気で考えた! 英語外部試験 得点アップ術⑥ ~いつから対策?何から始める? ~

外部英語検定試験について 3人の先輩に語ってもらう今回はシリーズの、最終回です。今まで登場いただいた3人目の先輩に試験に対する対策をお聞きしてきましたが、今回最後は勉強をいつから始めるべきか、そして始め方についてお聞きしました。海外大学に出願するまでの限られた期間でどう勉強をスタートするのかがわかる、先輩たちから貴重なアドバイスです。

 

 

“海外進学を少しでも考えてるなら、できるだけ早めに勉強をスタート!” が、鉄則。

 

今回の「ラボ協力隊」


Natsume T. 先輩 

 

オーストラリア メルボルン大学(The University of Melbourne)1年生。

進化と生態系の分野に強いオーストラリアの大学を選んで進学。

 

Natsumi T. 先輩 

 

カナダ ブリティッシュコロンビア大学(The University of British Colombia)3年生。海外の文化への興味から実際に多文化社会で勉強したいと思い海外進学を選択。現在、Psychology (心理学)を専攻中。

 

 

Kana K. 先輩

 

アメリカ ワシントン大学を今年卒業。グローバルな視点を持って活躍するリーダーになりたいと夢見ていたことがきっかけで海外進学を決意。アクティブラーニングが盛んで、もっと物事を深く、ワクワクしながら学ぶ環境があるアメリカに期待をして進学し、国際関係学(International Studies)を専攻した。

 

 


 

 

Q. 英語外部検定試験の勉強。いつからスタートするのがベストですか?

Natsume T. 先輩 

 

海外進学を少しでも考えているなら英語検定試験はほぼ全ての場合必要になります。なので、もし英語が苦手と感じている場合は、海外大学の受験を考えた時点でできるだけ早く始めた方が良いと思います。進学に向けて情報を集めると思いますが、まずは基本となるようなTOEFLやIELTSの試験スケジュールを確認してスタートすることをオススメします。

 

Natsumi T. 先輩

 

できるだけ早いほうが良いと思います!特にTOEFLは、実際の会場の雰囲気やスタイルにしっかりなれることが大切だと思うので、目標のスコアまで少し自信が無いと思っても、とりあえず一回受けると良いと思います。私の場合、初めて受験したのが高校3年生の夏と大分遅かったので(それでも何とかなってますが!)、皆さんには早く受けることをおススメしたいです。

 

Kana K. 先輩

 

正直…「あなたの今のレベル次第!」だと思います!自分が目指しているスコアまで近いのか遠いのかによって受ける回数やスケジュールも異なります。当たり前ですが、目標まで遠い場合、できるだけ早く始めることに越したことはありません!でも、まずは自分のレベルを知ることが大切ですよね。なので、仮テストのようなものを最初に受けて、今の実力を知るところから始めるのが良いと思います。

 

 

Q. ズバリ、勉強は何からどのように始めるとよいでしょうか?

Natsume T. 先輩 

 

私が受けたTOEFLもIELTSの場合、どちらもテストの形式に特徴がある試験だったのでまずはそれを掴むために、テキストか過去問集があったほうが良いと思います。前回までの記事に特徴を掴んでからの勉強法を話しましたが、特徴が分からなければ、また、自分の得意不得意を知らなければ効率よくスコアを上げていくことは難しいです。まずは、何を勉強すべきか…の把握がオススメです。

 

Natsumi T. 先輩

 

私の場合は、海外進学のために通っていた塾でTOEFL対策をしてもらっていたので、始めたのはそれがきっかけでしたが、同時に友達と協力して単語の暗記のSpeakingの練習をしたり、学校の先生に頼んでWritingを添削してもらったり、ALTの先生にSpeakingの練習をお願いして一緒にやってもらうことをスタートさせていました。“始めるなら、勉強はこれ!”というようなものはひとつではなく、自分に必要だと思う、また、足りないと思う分野の勉強を複合的に始めてていくことがオススメです。

 

Kana K. 先輩

 

ある程度英語の基礎固めができているレベルの人には次の3つがオススメです。私の場合は、1年留学の上大学の受験に進んだので、次のような勉強をメインに始めました。 

 

・時間以内にリーディングを終わらせることを意識してウェブ上の問題を解くことです。

 テストもパソコンで受けるので、パソコンで問題の文章を読むことに慣れておく必要があります。 

リスニングが結構速いので何度もサンプル音声を聞く聞き取れるまで繰り返し、繰り返し…がポイントです。 

・スピーキングでフォーマットに沿った答え方ができるようにサンプル問題で慣れる サンプル問題はETSのフリー問

 

題集やYouTubeを使って探すこともできるので始めようと思ったらすぐに開始できると思いますよ!自分の得意不得意を把握して、そのレベルや苦手に効く対策をすぐさま実践してみてください。

 

 

いかがでしたか? 

試験勉強についてのアドバイスで3人の先輩に共通していたのは、“できるだけ早く”のキーワードでした。海外進学で必ず必要となる英語外部検定試験ですが、まずは試験そのものに慣れるため、そして、自分のレベルを知るため…などの一発勝負ではいかない試験のステップがありそうです。焦らずに着実にスコアアップしていくためには、出願までのスケジュールを見据えて組むことも重要なようですね。

※この記事でご紹介している内容は2021年7月6日現在の情報に基づいています。

 

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