海外大生体験談

合格した先輩激推し! 海外入試までの黄金スケジュール④ ~高校の生活&勉強と両立する方法~

海外進学に向けた対策と段取りを聞いてきたシリーズも最終回。最後は、海外進学に向けての準備・対策だけでも忙しい中、高校生活や高校の勉強をどのようにこなしていけば良いのかについて先輩たちの体験談をうかがいます。

  

 

 

今回の「ラボ協力隊」


Saki N. 先輩

アメリカ デポー大学(DePauw University)1年生。

中学生の時に国連の仕事に興味を持ったことが海外進学のきっかけ。現在は、大学で文化人類学部と音楽(ピアノ)専攻を目指している。

 

Hibiki T. 先輩

アメリカにあるコミュニティーカレッジのオレンジコーストカレッジ(Orange Coast College)1年生。フィルムと音楽を世界のエンターテイメントの中心であるアメリカで学びたいと思い海外進学を決意。

 

Emika K. 先輩

オーストラリア メルボルン大学(The University of Melbourne) ファウンデーションコース 1年生。海外進学への芽生えは、小さい頃から英語が好きだったことから。自然が豊かで、魅力的な建築文化のあるオーストラリアを選択し進学。

 
Isshin Y. 先輩 

アメリカ スワースモア大学(Swarthmore College)1年生。

中学生時代の短期留学をきっかけに、海外の大学での学生生活に憧れを持つようになりアメリカに進学。

 


 

 

Q. 海外進学の準備をしながら、高校の勉強と両立するためにどんな工夫をしていましたか?

 

Saki N. 先輩

 

高校の授業には積極的に参加!相乗効果で英語のスコアも学校の成績も上がりました。

 

コツは、高校の授業を心底楽しむということです。そのために、真剣に授業に参加しました。そして、楽しむほうが授業の内容がどんどん耳に入ってくるのです。例えば、化学の実験中に起こる様々な色の変化に純粋に驚き、気になったらその詳しい内容について授業後に先生に聞きに行っていました。 「海外受験と関係ないから」と閉じこもり、参加しないのではなく、関係ないからこそ「ここでしか見ることのできない貴重な体験」と捉えるようにしていました

 

さらに、海外大学受験では、GPA(「Grade Point Average」の略で、海外の大学などで一広く使用されている成績評価の指標のこと)を非常に重要視されますが、楽しみながら高いGPAを取れるというものほどお得なことはありません! そして、海外大学受験と高校の勉強の相乗効果なのか、英語はもちろん、エッセイを書き始めた高校3年生時に国語の点数も急激にアップしました。このように、学校の授業は本当に面白い要素がたくさんあり、私の息抜きの一つでもありました。

 

 

Isshin Y. 先輩 

 

GPAは重要!自分が超えておくべきラインを見定めて高校の授業に取り組んで! 

 

高校生活で最も意識していたのは、GPAを確実に取ることでした。僕が通っていた学校では、それなりに勉強をしていればGPAの換算で不利に働くことはなかったので、成績に支障が出ないように結果を出すため学校の学業にはしっかり取り組んでいましたが、自分が超えるべき成績をマークしながら肩の力を抜きながら行っていました。

 

 

Hibiki T. 先輩

 

大変と思わず、海外進学の勉強は、高校の勉強の合間をうまく使って取り組むのが鍵!

 

私は日米併願をしていたので、高校の勉強はもちろん、国内受験の勉強と海外進学の勉強を同時にやっていました。特に大変だったとは思っていません!併願だったので、高校の勉強と国内受験を中心に行いながら、海外進学の勉強は、学校での自習時間や休み時間を使ってTOEFL iBT®テストの勉強をしたりしていました

 

海外進学の勉強のために長時間時間を毎日とるなどは、難しいと思います。なので、合間をうまく使って勉強をすることがオススメです。国内受験の勉強や高校の勉強ばかりしていると気が詰まりますが、TOEFL iBT®テストの勉強などは、ちょっとタイプが違う勉強でもあるので、息抜きにもなっていました。

 


Emika K. 先輩

 

工夫無しでは、高校の勉強はうまくいかない! 計画を立てて勉強するのがオススメ。

 

ぜひ、反面教師として参考にしていただけたら!と思いますが、正直に言うと“はっきり覚えていない!”のですが、高校の勉強はかなりおざなりになっていました。特に工夫もせず、海外進学のことに気を取られて、さらに学校やテストに関して目の前にあることをやっていこうとしたら、やるべきことの多さに圧倒されてばかりで、あまりうまくいきませんでした。

 

今思えば、もう少し段取りをつけて高校の勉強と海外進学の勉強のタイミングを分けるなどしておけばよかったかなと思います。それでも、海外進学を乗り切れたのは、がむしゃらでも目の前のやるべきことが自分で見えていたので、それをとりあえずこなしていったからかなと思います。海外進学をするには、やるべき勉強も準備も山のようにあるので、それをどうやっていくか、しっかり先に考えてから効率よく手をつけていくことが大事!とアドバイスしたいです。

 

 

いかがでしたか? 

高校の成績も海外進学に必要であることから、高校の勉強もうまく両立させていくことは、とても大事なようですね。先輩たちは、高校の授業や勉強に使う時間を無駄にしないように授業を積極的に受けたり、海外進学の勉強を授業の合間にあてるなど、工夫をしていたようでした。「時間が無い!」「両立は大変!」と焦るのではなく、前向きに挑戦した先輩たちの姿勢も参考になったのではないでしょうか。

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※この記事でご紹介している内容は2021年9月28日現在の情報に基づいています。

 

 

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