留学先の国選び 国＆街のここに“キュン”ときました！③ ～アメリカ・シアトル～
今回はKana K.先輩が海外進学先だったアメリカ、シアトルについて語ります。アメリカの地名として日本でもよく聞くエリアですが、先輩から見た魅力とはどんなものだったのでしょうか。
同じ都市内でもエリアで全然様子が違うシアトル！都市だけじゃなくエリアの特徴を調べておくと自分が住む選択がしやすくなります。
今回の「ラボ協力隊」
Kana K. 先輩
アメリカ ワシントン大学を今年卒業。グローバルな視点を持って活躍するリーダーになりたいと夢見ていたことがきっかけで海外進学を決意。アクティブラーニングが盛んで、もっと物事を深く、ワクワクしながら学ぶ環境があるアメリカに期待をして進学し、国際関係学（International Studies）を専攻した。
Q. 先輩が選んだアメリカ、シアトルの魅力はどんなところに魅力を感じたのですか？
留学した際に感じたアメリカという国の魅力ですが、まずは英語を話すということ、学問やテクノロジーの先端機関がたくさんあること、様々な社会問題（日本が直面していないものを含め）を抱えているのでそれらを肌で感じる体験ができるということでしょうか。全て日本ではできないアメリカならではの体験ができると言えると思います。
そして、シアトル。港町であるというということが最大のキュンポイントでした。
さらに、リベラル（自由）でダイバース（多様）な場所でもあるので、住みやすさは他のアメリカの街と比べても高いと思います。そして“住みたい街、全米No.1”と言われることもあり、よく住み心地の良いエリアとしての比較指標になっています。
Q. 進学前に街や住む場所など、日本からどのように情報を集めましたか？
観光地としても有名なシアトルなので、YouTubeにもたくさん情報がアップされているためツアーガイドなどを映像で見ていました。あとは、シアトルに住んでいる知人に頼んで情報をゲット！そして、さらにその知人の知人に繋いでもらいメールで留学事情を聞きこんでいました。やはり住んでいる人から聞く情報は新しく、より生活感や現実感ある情報が聞けるので助かります。
今の時代なら、住む場所にある日本人向けメディアアウトレット（地元にある日本人向けの放送局）から情報を得たり、Facebookなどで見つけられるコミュニティに入るのが、日本にいながらリアルな情報を得られる良い方法ではないかなと思います。
Q. シアトルならではのならではの楽しみどころ、先輩のお気に入りスポットを教えてください！
シアトルといえば、まずはずせないのはコーヒー。スターバックス発祥地のシアトルですから、当たり前ですけどスタバ1号店があります！「Starbucks Reserve(スターバックス リザーブ)」という普通のスターバックスとは異なり本格的にいろんな種類のコ
そして、意外とアイスクリームも名店揃いです。Salt & Straw（ソルトアンドストロー）が私のお気に入り。ローカルな素材にこだわった地元に優しいアイスクリーム屋さんです。
さらにシアトルには観光名所となっている湖や海沿いの公園があり、お散歩を楽しめます。シアトルからわずか20分ほどで行ける森林や山でハイキングというのも良いですね。公園で私のお気に入りは、Green Lake（
グリーンレイク）。名前からも分かるように小さい湖がある緑豊かな公園です。中心街から車だと15分ほどで行けるので、近くて嬉しいリラックス場所です。Rattlesnake Trailhead（ラトルスネイク・トレイルヘッド）は、初心者でも楽しめるハイキングスポット。6kmほど歩けば眺めの良い景色を楽しむことができます。
買い物を楽しむならPike Place Market（パイク・プレース・マーケット）は観光エリアとしても有名。魚売り場にレストラン、カフェ、ショップなど色々詰まった場所です（スタバ1号店はここにあります！）。他にも、街からさらに離れた島や町巡りなんかも、車があればパッと街を抜けて自然を感じられてリラックスできる場所としてオススメです。
Green Lake というシアトルの街中にある湖
地元の人が休みの日や仕事後に集う憩いの場で、私も木にハンモックをかけて読書をしたり、
友達とピクニックするのが大好きです！
Q. 実際に住んでみて、シアトルの街がイメージ通りだったこと、想像と違ったことはありますか？
自然がとにかくきれい！これは事前に得ていた情報通り（というか想像以上！）でした。ダウンタウンは東京などの日本の都心と比べてみてもコンパクトサイズでちょっと意外だったかなという印象です。 思っていたイメージを良い意味でうらぎってくれたのは、ご飯がおいしいこと！レストランなどの種類もたくさんあって、スーパーでもフレッシュな野菜や果物がたくさん買えます。
イメージしていなかったことで実際に住んで大変だったのは、車がないと街中に住んでいない限り移動が大変！バスはあるけど日本の電車やバスほど便利ではなく、時間に遅れたり本数が少なかったりするので移動はちょっと不便だったかなと感じました。
Q. 行ってから気づいた、事前に知っておきたかったことってありますか？
田舎の方の大学に行くと、買い物をするにも、レストランに行くにも店などのオプションが限られる場合があります。留学は旅行ではなく長期で生活をするので、ある程度選びたい、楽しみたいというタイプの人は、それぞれの街ごとに特徴があるのでそれを学校選びや住宅選びの際に知っておくと暮らしがイメージしやすいかと思います。
例えば、“シアトル”と一括りに言っても、高級住宅街（治安は良いけど車がないと結構大変！）や大学街（治安はそんなに良くないけど学生がいっぱいいて、店がたくさんある！）で全然特徴が違います。他にも、ベルビューという隣町（シアトルの最大の郊外都市）は、アジア系アメリカ人がたくさん住んでいる土地柄、アジアの食べ物が充実している…などエリアごとにも特徴は違っていてそれぞれの良さがあります。そういった地域の事情を軽くリサーチしておくと選択が楽になる！と思います。
いかがでしたか？
Kana T.先輩が住むシアトルは、山や海の大自然に公園などの身近な自然、有名な観光スポットもあれば日頃の生活を楽しめるカフェやお店もたくさんある…という刺激たっぷりの街でしたね。特徴が多い都市にはエリアごとにも個性があり、それぞれ全然異なる雰囲気であることも教えていただきました。国や都市に限らず住むことを想定して街の様子の情報を調べることも進学前にしておくと良さそうです。
※この記事でご紹介している内容は2021年7月27日現在の情報に基づいています。
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