イギリス出願大学はどう決めた?Route H と一緒に考える「出願戦略」のつくり方 ~Shuma F.先輩~
イギリスの大学への出願では、「どの大学を選ぶか」だけでなく、「どの専攻(コース)で出願するか」という判断が合否を大きく左右します。UCASを通じて最大5校まで出願できる一方で、出願後の変更が難しいことや、学力要件・志望動機の一貫性が厳しく見られる点など、戦略設計に悩む受験生は少なくありません。今回は、ケンブリッジ大学に進学したShuma F.先輩に、志望専攻をどう定め、出願を進めていったのかを伺いました。
※ここでご紹介している内容は個人の体験です。実際に準備する際は、必ず最新の情報をご確認ください。

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今回の「ラボ協力隊」

Shuma F.先輩
イギリス ケンブリッジ大学1年生。物理学における最先端の学びを求めて海外大進学を志す。国内大学に加え、イェール大学、コーネル大学などアイビーリーグを含むアメリカ名門大学にも複数合格。
Q. 出願戦略を意識し始めたのはいつ?そのきっかけは?
高3の秋に入学審査官との出会いで一転。出願の道が開け、急ぎ準備へ。
高1の頃に、海外大学の受験を考え始めました。一つ大きな理由としては、海外の大学に進学すれば将来の選択肢が格段に広がるだろうと考えたからです。
海外大学を目指す友達に影響されてあらゆることを調べたところ、学びたいことを世界トップレベルで追究できる環境に憧れました。こういった環境に身を置けば、自然と将来の選択肢も増えるだろうと思いました。
ただ、インターナショナルスクールなどではなく、日本の普通科の高校に通っていたため、イギリスの大学への出願は全く考えていませんでした。
しかし、高3の秋に奨学金の受給が内定していた柳井正財団の紹介で、ケンブリッジ大学のアドミッションオフィサー(入学審査官)と知り合う機会があり、彼と話したところ「日本の高校からでも出願を受け付ける」と伝えられました。
UCAS*の出願締め切り(例年10月15日)が迫っていたので、ケンブリッジの学部の中でも、どの学部に出願するかをすぐに考え始めました。
理論物理学を学びたいと考えていたのですが、数学と自然科学のどちらの学部に進むか迷ったので大学のホームページを読み、さらに応用数学の教授でもあったアドミッションオフィサーに相談して、数学と物理をどちらも学べるコースに出願することを決めました。
*UCAS:「Universities and Colleges Admissions Service」の略。イギリスの大学に入学する際の窓口となっている、オンラインでの「総合出願機関」のこと。大学・コースのリサーチから、複数の志望先への出願、出願後の変更、出願進行状況の追跡・確認、合否通知の受け取り、入学意思の返事までを一括で行うことができる。
【参考】:UCASサイト
Q. 出願する学部・コースを絞り込んだ決め手は?
教授に直接相談することで、一番学びたいと思えるコースに出会えた!
高3の春に物理学に興味を持ち、いろいろ調べていくうちに素粒子物理学に惹かれました。大学で学びたい分野は決まったのですが、ケンブリッジ大学には、物理学を学べる学部が自然科学と数学の2つあったため、絞ることに苦労しました。
数学の教授にコンタクトを取って相談したり、受験方式などを加味したりした結果、ケンブリッジ大学の数学に出願することを決めました。
最終的には教授と話したことで、数学学部の中でも“Mathematics with Physics”というコースがあることを知り、それが自分の学びたいことに一番合っていたことが決め手となりました。
Q. イギリスの出願戦略として気をつけたこと、他国との違いは?
重点は面接とテスト対策。エッセイは「学びたい分野」のことに絞って書く!
イギリスの大学受験はシステム上、学力が一番評価されるため、面接やテスト対策の勉強をメインに頑張りました。
ただ、元々イギリス大学の受験を想定していなかったため、急にパーソナルステートメント(Personal statement:志望理由書)を書くことになったとき、書き方や内容に戸惑いました。
Route Hに相談したところ、どのような意図や戦略でパーソナルステートメントを構成すべきか具体的なアドバイスをいただき、とても役立ちました。それを元に、興味のある分野について好きな理由と、それを学びたい意欲を前面に押し出すような書き方を意識しました。
アメリカの大学出願に向けてエッセイを書く際には、自分の性格などを映し出すようなエピソードを中心に構成していましたが、イギリスは学びたい分野についてのみ書くように工夫しました。
Q. 出願時期はやることがいっぱい!上手に進めるコツは?
早めに進めることが大事!Route Hのサポートも活用して、焦らず出願完了。
海外大学のエッセイを書く時期に課外活動や勉強に集中するのは厳しいため、高1、2の頃から興味のある課外活動に積極的に取り組むとともに、勉学を疎かにしないことを意識していました。
ただ、海外大学受験の情報をあまり持っていなかったため、戦略の立て方やエッセイの書き方など、一から調べて学ばなければいけないことが多く苦労しました。
Route Hの出願サポートを受けることで、海外大学受験のノウハウを教えてもらうことができ、不安なことがあれば質問できる環境があったので、安心して受験に臨めました。
スケジューリングにおいては、やることがたくさんあるので、やはり前々から準備を進めておくことが一番大切だと思います。Route Hのサポートもあり、奨学金応募は8月上旬、UCAS出願は10月中旬など「この時期にはこれをやるべきだ」というスケジュール感が頭に入っていたため、最後の方になっても特段焦ることもなく、出願を終えられました。
Q.「条件付き合格」などの結果を受けて、戦略に変化は?
求められる学力試験クリアという目標が決まったことで、やるべき勉強に集中!
ケンブリッジ大学からの条件には「IELTSで一定以上」「数学の試験で一定以上」「学校の成績で一定以上」など、学力があるかどうか確認されるものが多かったです。
最初に条件を出された時は、数学の試験の内容もあまり知らなかったため、条件を満たせるか不安が大きかったです。でも、逆に目標がはっきり決まったので迷う必要もなくなり、やるべき勉強をして試験対策をしました。
Q. 合否連絡を受け取ったあと、最終的に進学先をどう決めた?
専攻するコースの内容と、校風や実際の大学生活との相性で決定。
合格が出揃ったあと、学生の雰囲気、専攻するコースの内容という2つの条件に絞って、迷っていた2校を比較しました。奨学金を受給している財団の先輩に話を聞いたり、学生生活がわかるネットの動画を観たりしました。
最終的には、コースで学ぶ内容と自分の性格に合っていると強く感じたケンブリッジ大学を選びました。アメリカの大学が広く浅く学ぶ傾向が強いのに対し、ケンブリッジの狭く深く学ぶスタイルは、自分の性格に合っていると感じました。
2校で迷っている際も、Route Hに2つの大学の特徴を教えてもらったりすることで、比較検討にとても役に立ちました。
Q. 出願を通して感じた大事なポイントは? 後輩へのアドバイスもぜひ!
興味のある課外活動に早くから取り組もう!自然とエッセイの方向性も決まります。
学びたい学問を高校生のうちに定めるというのは早すぎて、とても難しいことだと思います。ただ大事なのは、早いうちから興味のある課外活動に取り組んでおくことだと思います。
そうすれば自然とパーソナルステートメントで書く内容が決まっていくはずですし、課外活動に取り組むことなどを苦に感じることもないと思います。
いかがでしたか?
イギリスの大学出願は、制度や評価軸が明確だからこそ、早い段階で正しい情報と判断軸を持てるかが鍵になります。急きょ出願に動き出したShuma F.先輩は、時間が限られる中、直接教授と相談するなど積極的に動き、プロの伴走も得て戦略を明確にしたことが、最後まで走り抜くことにつながったと言えそうです。
出願戦略・準備をひとりでできるか不安な方へ
BenesseのRoute Hではあなたの夢の実現に向けて、海外大出願のサポートを行っています。高校3年生の出願戦略・スケジュール作成、英語エッセイの添削、奨学金に向けた日本語でのエッセイ添削や面接対策はもちろん、自己分析のサポートや課外活動の計画まで、進路の段階に応じて丁寧に支援。専門スタッフが、進路相談から合格までずっと伴走します。
※この記事でご紹介している内容は2026年2月6日現在の情報に基づいています。
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