得意な英語が生きた!国内大と海外大を併願してつかんだW合格ストーリー ~Mio M.先輩~
海外進学を目指したい、でも「日本の大学と併願できるのか」「併願で国内の難関大を目指すならどう両立するか」はやはり気になるもの。また、英語が得意だと選択肢が広がると聞く一方、それをどのように進路や受験戦略に活かせるのか、具体的にはイメージしづらい側面も。そこで今回は、得意の英語を生かして海外と日本の大学を併願し、見事“W合格”をつかんだMio M.先輩にインタビュー。中高時代の積み上げから高3での戦略設計、そしてRoute Hのサポートがどのように役立ったのかを詳しく伺いました。
※ここでご紹介している内容は個人の体験です。実際に準備する際は、必ず最新情報の確認とともに、併願する場合は日本・アメリカそれぞれの大学の入試要項で併願の可否をご確認ください。

「どちらも挑戦したい」を諦めない。英語を武器に、迷いも反対も越えて自分だけの進路を切り拓いた!
今回の「ラボ協力隊」

Mio M.先輩
アメリカ ワシントン大学・アーツ&サイエンス 1年生、生化学専攻。アメリカ・カナダ・日本の大学を併願し、各国のトップ校に合格。高校卒業後の4月に東京科学大学へ入学、夏から休学に入り、渡米後の同年9月よりワシントン大学で学んでいる。
Mio M.先輩の合格・進学校
●合格校
・アメリカ:カリフォルニア大学サンタバーバラ校、カリフォルニア大学サンディエゴ校、ワシントン大学
・カナダ:トロント大学
・日本:東京科学大学、早稲田大学
●進学校
・アメリカ:ワシントン大学
・日本:東京科学大学(現在休学中)
Q. 英語が得意になるきっかけ、効果的に力を伸ばせたと感じる学びは?
自然と得意になれたのが始まり。積極的に取り組み、体系的に学ぶことで向上!
タイに5年、アメリカに1年住んだ経験のある帰国子女だったため、英語が特別好きだったわけではなく、自然と英語が得意だったというのが、私が英語に触れていく最初のきっかけでした。
中学生の頃は、主に英検を中心に英語の勉強をしていました。自分で目標を設定し、それを達成して結果が評価されていくという過程の楽しさを、英検を通じて感じるようになったことが、英語学習への積極性につながったと思います。
また、英検にはスピーキングの試験もあったため、単に勉強として英語を学ぶだけではなく、実際に使う楽しさも実感することができました。
高校生になると、国内大学の一般受験向けの進学塾で勉強する中で、より難易度の高い英文を扱うようになりました。その中で、文法を意識しながら読むことの重要性を強く感じ、改めて文法を体系的に学び直すことができました。
その結果、感覚だけでなく、文法を意識してより正確で整った英語を考えたり使ったりできるようになりました。日本の大学受験向けの英語学習も、結果的に自分の英語力を深める上でとても役に立ったと感じています。
Q. 英語の強みは、進路選択や受験でどう生きた?
英語が得意だったから、日本・海外の大学併願を現実的な選択肢にできた!
進路選択にあたって、英語が得意であることは海外大学を目指す大きな後押しになっていたと思います。もともと海外大学は遠い世界の話のように感じていましたが、英語に自信がついたことで、「自分にも挑戦できるのではないか」と現実的な目標として考えられるようになりました。
また、英語が得意だったおかげで、海外大学受験の準備にも前向きに取り組むことができました。
海外大学の出願ではエッセイの作成に加え、米国のCollege Boardが運営する大学進学用統一試験であるSAT®や、英語力を測る語学試験のTOEFL®を受験する必要があります。英語に苦手意識がなかったことで、これらの準備も比較的スムーズに進めることができました。
さらに、日本の大学受験においても英語は大きな得点源となり、多くの試験で周囲との差を生むことができました。英語が得意であるという強みがあったからこそ、日本の大学と海外大学の併願という進路の選択を現実的なものにしてくれたと感じています。
▼SAT®・TOEFL®について、詳しくはこちらもチェック!
SAT®・TOEFL®・Duolingo…海外大(+国内総合型選抜)入試に利用できるテストスコアや資格って?
Q. 国内大と海外大の併願を考えたきっかけは?
兄の海外進学を機に意識。国内・海外大学それぞれの魅力を知り、併願を決意!
最初は日本の大学一本で進路を考えていました。しかし、中学3年生の頃に兄が海外大学へ進学したことをきっかけに、海外進学という選択肢を意識するようになりました。
その後、本格的に考え始めたのは高校2年生の冬頃です。ちょうど進路について真剣に考え始め、様々な大学について調べていく中で、日本の大学とは異なる特徴や雰囲気を持つ海外大学に次第に興味を持つようになりました。
中でも私が海外大学の魅力として感じたのは、専攻や副専攻を個数など制限なく、柔軟に選択できる制度です。自分の興味のある分野を躊躇なく学べる環境が整っている点に惹かれました。加えて、学生向けのサポートも非常に充実しており、特に起業に関心のある私にとっては、学生のアントレプレナーシップを支援する体制が整っている点も印象的でした。
また、学生の雰囲気も日本とは大きく異なり、多くの学生が新しいことに積極的に挑戦し、自らを高め続けようとする姿勢に刺激を受けました。
一方で、日本の大学の魅力は、サークル活動の活発さにあると感じました。サークルを通して、日本特有の文化や人間関係を深く築くことができる点は非常に魅力的です。
こうした異なる環境の両方を経験することで、自分の視野や価値観を広げ、より豊かな人生経験を得られると考え、アメリカと日本の大学への受験・進学を決めました。
Q. 併願を決めたことで迷いや不安はあった?
周りに前例がなく不安いっぱい。それでも両方の受験勉強を続けて、併願を貫いた!
私の高校には海外大学へ進学した前例がなく、周囲の先輩も「海外大学のみ」か「日本の大学のみ」を受験する人ばかりでした。そのため、日本と海外の大学を併願することが本当に可能なのか、不安に感じていました。
実際、高校2年生の終わりから3年生の夏頃までは、最終的にどちらか一方に絞るつもりで、両方の受験勉強を進めていました。しかし準備を進めていくうちに、日本の大学にも海外大学にもそれぞれ魅力を感じるようになり、どちらか一方を諦めることができなくなりました。そこで最終的に、両方の大学を受験することを決意しました。
併願する場合、よく選ばれるのは総合型選抜ですが、私はあえて一般受験を選ぶことにしました。海外大学の受験方式とは全く異なる方法で、求められる準備やスキルも異なります。しかし、これまで一般受験の勉強を続けてきたこともあり、挑戦する価値があると感じたためです。
決断したときには、「どちらも中途半端になり、両方に失敗してしまったらどうしよう」という不安もありました。それでも、家族が両方に挑戦することを応援してくれたことが大きな支えとなり、最終的に併願という選択を実行できたと思います。
Q. 併願を進める中で良かったこと、また大変だったことや工夫は?
全く異なる準備や勉強が同時進行!最後までやり抜く力がつき、大きな成長に。
受験生の期間は、忙しさや大変さのあまり、併願をすることのメリットをあまり実感できていませんでした。しかし振り返ってみると、この経験は自分自身の成長に大きく関わっていたと感じています。
さまざまな出来事や感情が同時に起こり、気持ちの整理がつかない日も多くありましたが、それでも踏ん張ってやり切ることで、忍耐力や粘り強さ、最後までやり抜く力を身につけることができました。併願に挑戦したからこそ、人として成長する機会を得られたと感じています。
その反面、大変だったことは、日本の大学と海外大学で求められているものが大きく異なる中で、それぞれを同時に仕上げていかなければならなかったことです。海外大学では課外活動や自分の経験をエッセイとして言語化することが求められ、高3の夏頃からエッセイを書き始め、1月までに多くの大学への出願を終える必要がありました。
一方、日本の大学の一般受験では、夏にどれだけ勉強時間を確保できるかが重要で、2月の試験まで問題演習を重ねて解答力を高めていく必要がありました。
このように全く方向性の異なる準備を同時に進めることはとても大変でした。精神的に辛くなることもありましたが、学校の登下校や休み時間には友達とたくさん話して楽しむようにしたり、食事の時間は勉強から離れるようにしたりして、意識的にメリハリをつけることで乗り越えていました。

大きな予定や締め切りのみを書いた、遊び心のある可愛いカレンダーを作ってみたりしていました
Q. Route Hのサポートが役立ったと感じる点は?
一緒にスケジュールを確認することで不安が軽減。エッセイ添削も大きな助けに!
Route Hで特に役立ったと感じたのは、定期的に行われるカウンセラーとの面談です。面談では受験スケジュールを一緒に整理したり、出願に向けて必要な準備や、先輩がたの事例、受験期間中の気持ちの持ち方などを教えていただいたりしました。
私の場合は日本の大学と海外大学を併願していたこともあり、スケジュールを自分一人で把握することがとても難しく感じていました。何から始めればよいのか、何を優先すべきなのか、そもそもどのような準備が必要なのかが分からず、不安を感じることも多かったです。
ですが、カウンセラーのかたと一緒にスケジュールを細かく立てて可視化していくことで、「いつまでに何が必要か」「今は何に集中すればよいか」が明確になり、気持ちにも余裕が生まれました。
また、ネイティブ講師によるエッセイ添削もとても大きな助けになりました。日本人の視点では気づきにくい点や、海外の大学で評価されるエッセイの書き方などを直接アドバイスしていただくことができました。そのおかげで、自分の経験をより伝わりやすく表現したエッセイを仕上げることができたと感じています。
Q. 海外大学と日本の大学にW合格!どう感じた?
大きな喜び、安心感と自分の努力が報われた思い。納得のいく進路を決められた!
率直に、とても嬉しく、そして大きな安心感がありました。
海外大学と日本の大学では合格発表の時期が異なり、私の場合は日本の私立大学の合格が先に発表され、その後に国立大学と海外大学の結果が届きました。日本の大学の合格を知ったときは、共倒れになる可能性がなくなったことにほっとした一方で、海外大学の結果を待つ間はまだ緊張が続いていました。
また、日本と海外の大学を併願することについては、学校や進学塾など多くの人から反対されたり、志望校の難易度を見直すように勧められたりすることもあり、悔しい思いをすることもありました。
そのため、最終的に両方の大学から合格をいただけたときは、「自分の選択は間違っていなかった」と感じることができ、これまでの努力がやっと報われたような気持ちになりました。
結果として海外大学への進学を選びましたが、日本の大学にも合格できたことで、より納得感を持って進路を決めることができたと感じています。
Q. これから海外大学と日本の大学の併願を考える中高生へ、メッセージを!
英語力は大きな強み。自分の可能性の広がりを原動力に、ぜひ挑戦してみて!
英語が得意でも、「それだけでは海外大学に進学するには足りないのではないか」と感じている人は多いと思います。
ですが、英語が得意であるということ自体が、とても大きなアドバンテージだということを伝えたいです。英語が使えることで、世界中の人とつながることができ、自分の国の外にある広い世界に触れるチャンスを持つことができます。
海外大学に挑戦することに不安を感じる人もいると思いますが、そのチャンスを自分でつかみにいく勇気をぜひ持ってみてほしいと思います。自分の世界が広がる楽しさや、将来の可能性の広がりを原動力にして挑戦してみてほしいです。
また、早い段階から情報を集めておくこともとても大切だと感じました。私の高校には海外大学へ進学した前例がほとんどなく、最初は情報がほとんどない状態からのスタートでした。
その中で感じたのは、進路選択においては「リサーチ力」がとても重要だということです。情報を多く持っているほど、進学先を選ぶときに何を基準に判断すればよいのかが見えやすくなり、自分が納得できる決断をしやすくなります。
まずはインターネットで調べるところからでも十分だと思いますし、もし周りに海外進学を経験した先輩や先生がいれば、ぜひ積極的に話を聞いてみてください。そうして少しずつ情報を集めていくことで、自分の進路の可能性を大きく広げることができると思います。
いかがでしたか?
海外・国内併願という選択は、それぞれで求められる準備が大きく異なる分、戦略がカギとなります。だからこそ、プロの伴走を得ながらスケジュールを組み立て、その時々にやるべきことを明確にしていくことが重要。英語力が武器になったMio M.先輩も、強い意志を持って計画的に両立を進めたことで、納得のいく進路選択へとつなげていった様子がうかがえました。
出願戦略・準備をひとりでできるか不安な方へ
BenesseのRoute Hではあなたの夢の実現に向けて、海外大出願のサポートを行っています。高校3年生の出願戦略・スケジュール作成、英語エッセイの添削、奨学金に向けた日本語でのエッセイ添削や面接対策はもちろん、自己分析のサポートや課外活動の計画まで、進路の段階に応じて丁寧に支援。専門スタッフが、進路相談から合格までずっと伴走します。
※この記事でご紹介している内容は2026年3月27日現在の情報に基づいています。
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