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高い教育水準と多様性が魅力!カナダ留学10のメリット

海外留学を考える際に、多くの人が最初に迷うのは、どの国に留学するか?ということ。留学先をしぼる決め手がないとお悩みの方のために隔月でお届けしている、国別の「留学するメリット」をご紹介するシリーズ。2回目となる今回はカナダです。旅行ついでに、下見に行って検討するなどということが難しくなっている昨今。今できることの1つは、留学候補の国ごとの情報を集め、特徴をとらえて、その国で学んでいる自分を想像してみること。
カナダに留学するメリットやデメリットをまとめていますので、渡航後の生活をイメージしてみてはいかがでしょうか。

高い教育水準と多様性が魅力!カナダ留学10のメリット

カナダ留学の10のメリット

① 世界でもトップクラスの教育水準、評価の高い大学が多数

連邦制をとっているカナダでは、教育も各州・準州による管轄となっており、それぞれの州政府(教育省)が教育の制度や質、カリキュラム等をしっかりと管理しています。カナダ国内に100校ほどある4年制大学のほとんどが公立(州立)大学のため、教育の水準が均一的で大学間のレベル差があまりないのが大きな特徴です。イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education」が毎年発表している「世界大学ランキング<2020年版>」では、TOP200にトロント大学(University of Toronto/18位)、ブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia/34位)、マギル大学(McGill University/42位)など7校がランクイン。大学教育および教授陣の質の高さは世界でも高く評価されています。
全体的に学内の設備も整っており、高水準の教育環境を誇っています。規模の大きな研究大学も多く、多様な分野を学ぶことができます。良好な環境で、高度かつ専門的に学びたい人には、ぴったりの留学先と言えるかもしれません。
また、欧米でのカナダの各大学の認知度は、日本人が思っているよりもかなり高いと思って間違いありません。アメリカやヨーロッパで就職したい、という方にはカナダの大学の学位取得は有効に働くでしょう。

② 世界中から移民を受け入れているため、多様なカルチャーや価値観が尊重される

カナダはもともと世界有数の「移民大国」と呼ばれるほど、世界中から多くの人種・民族を受け入れてきた歴史を持つ国。多文化&多民族国家ゆえ、世界各国から集まった人々がお互いを尊重しあう風土が根付いており、カナダの人々は異なる文化や人種・民族に非常に寛容と言われています。海外からの留学生の受け入れにも積極的で、世界中から集まる留学生は毎年50万人近くにのぼり、公的機関によるサポートも充実。留学生には旅行割引も用意されています。もちろん個人差はありますが、カナダ人はおおむね外国人留学生にも親切で、英語がうまく話せなくても気さくにフレンドリーな対応をしてくれるようです。人種差別が比較的少ないマルチカルチャーな環境で、様々なバックグラウンドを持った国際色豊かな人々と交流できるのが、カナダの魅力の1つです。

③ 訛りのないきれいな発音の英語が身につく

カナダで話されている英語の発音・アクセントは、アメリカ英語に近いとされています(単語のスペルなどの文字表記はイギリス英語を採用していることが多いようです)。アメリカ英語に耳が慣れている人にとっては馴染みやすい英語といえるでしょう。さらに、どちらかというとアメリカよりさらにクリアに発音する傾向があるため、発音しやすく、聞き取りやすく感じられるはずです。英語力に不安があるとコミュニケーションをとるのに躊躇してしまいがちですが、相手の言っていることが聞き取れるという自信を積み重ねていけば、積極的に会話に参加していくことができるようになり英語の上達も早くなります。
アメリカの南部などには訛りの強い英語を話す地域がありますが、カナダでは地域による発音の違いはあまりなく、一般的に訛りが少ないのも特徴です。カナダ留学を通して身につけられるきれいな英語は、大きな財産となるでしょう。

※カナダのもう1つの公用語であるフランス語が主に使用されているケベック州では、フランス語訛りがある英語を話す人もいます。

④ 桁違いの大自然に囲まれており、アクティビティも充実

世界で2番目に大きな国土の中に、雄大な自然を有するカナダ。自然と都市が融合し、共存しているのがカナダの特徴です。どこの都市でも、基本的には少し街の外に出れば豊かな自然が広がっているので、便利で快適な都市部で暮らし、学校に通いながら、週末は気軽に四季に応じた様々なアクティビティを楽しむ生活を送ることができます。美しい景色の中でのハイキングやサイクリング、キャンプ、カヤッキング、北部に行けばオーロラ鑑賞、スキー&スノーボードといったウインタースポーツなど、カナダはアウトドア活動の宝庫。街中にも多くの公園があるので、ちょっとした空き時間にも常に自然を感じてリフレッシュできます。
世界三大瀑布の1つであるナイアガラの滝、バンフ国立公園で有名なカナディアンロッキー、キャピラノ吊り橋など、大自然の醍醐味を味わえる観光名所もたくさんあります。

⑤ 「お金を稼いで働くこと」が単位になるCO-OPプログラムがある

カナダの教育は実践的な学びが重視されているのも特徴の1つで、大学やコミュニティ・カレッジ、専門学校の在学中に仕事の経験ができる「CO-OP(コープ)」と呼ばれるプログラムも人気があります。このプログラムは、学校で学びながら、もしくは学んだ後に、専攻分野の職場で就労体験ができるというもの。いわば、興味のある職場で働いてお金をもらい、単位も取得できるという、ありがたい制度です。
CO-OPプログラムでは、専攻に関係する有給インターンシップを単位とします。まずカレッジなどで専門的な分野を学び、その後最大でカレッジでの就学期間と同じ期間、学校で学んだ知識を活かせる職場で有給で仕事をすることができます。たとえばカレッジで1セメスター(6か月)勉強したら、次の1セメスターは就労することになります。実際に働いて、実践的なノウハウを身につけることそのものが単位となる仕組みです。CO-OPでの就労中は、定期的に学校にレポートを提出して学校の科目の一つとして評価を受けます。プログラムによって期間は異なります。
CO-OPプログラムのインターンシップ(就労)は有給ですが、コースの一環として扱われるため、必要となるのは就学許可証(学生ビザ:Study Permit)に付随するWork Permit。あくまで半年以上の長期間に渡って学校に通うことが前提で、仕事もできるビザということになります。このWork Permitを取得すると通常の学生ビザで認められる就労可能時間(週20時間)に加え、追加での就労(週20時間)が可能に。つまり、カレッジでの就学中に認められている就労はパートタイム(週20時間)となりますが、CO-OP期間中はフルタイム(週40時間)の就労が認められることになります。
在学中にフルタイムで働けるという経験は非常に貴重ですし、就労で得た収入は留学費用に充てることもできるためまさに一石二鳥。CO-OP中に雇用主と信頼関係を築くことで、卒業後に就労ビザ取得をサポートしてもらえる可能性もありますし、日本に帰って就職活動をする場合でもカナダでの就労経験は強力なアピール材料になるでしょう。
ちなみに、大学やカレッジで学位やディプロマを取得できると、就労許可証を申請することができ、専攻分野に限らず最長3年間カナダで就労することも可能となります。

※ブリティッシュコロンビア州ではCO-OPでの追加就労期間はプログラム全体の50%までと定められています。

⑥ フランス語も同時に学べる

他の国にはあまりないカナダの魅力として挙げられるのが、英語とフランス語を同時に学ぶことができる環境である、という点。公用語が英語とフランス語という、バイリンガル国家のカナダならではのメリットです。
カナダの国民のうち英語のみを話せる人の割合は約68%、フランス語のみを話す人は約12%(その他の言語のみを話すのは1.9%)。英語とフランス語を両方話せる人は国民の17.9%となっています。(*1)フランス語を話す人が多いのは、州の公用語としてフランス語が認められているケベック州やニューブランズウィック州などで、とくにケベック州では州人口の約85%もの人がフランス語を話しています。ケベック州やニューブランズウィック州の語学学校や大学付属言語コースでは、英語とフランス語の両言語の学習コースを提供している学校もたくさんあります。フランス語を公用語としている州で勉強すれば、英語だけでなくフランス語も同時に学べるチャンスがあるのは、他の英語圏にはないユニークな特徴といえます。

*1) カナダ統計局(Statistics Canada):「2016年国勢調査」より

⑦ 留学費用が比較的安い

同じ英語圏の留学先であるアメリカやイギリス、オーストラリアなどと国別の大学の授業料の平均を比べた場合、カナダが最も安いというデータがあります。もちろん各国の公立・私立の大学や学部ごとに大きな違いがあるため一概には言えませんが、カナダへの留学でかかる学費は比較的リーズナブルであるのは間違いありません。付随する住居費や生活費も他の英語圏の国と比べると割安なので、総合的な留学費用も安く抑えることができます。
ただ、他の英語圏に比べれば割安とはいっても、日本と比べると物価が意外と高く感じることも。とくに大都市圏の住宅費や飲食費はかなり高めです。より費用を抑えたい場合は、トロントやバンクーバーなどの人気都市を避けること。郊外や地方などの物価が比較的安いところを選び、自炊の頻度を挙げるなど工夫すると、家賃や生活費を節約することができます。

⑧ ワーキングホリデービザを申請、取得できる

カナダはワーキングホリデー制度のある国。ワーキングホリデーとは、2国間の協議に基づき異文化交流や相互理解を促進するために、青少年が相手国の中で休暇を楽しみながら、滞在期間中の旅行・滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める制度です。カナダの場合、18歳以上30歳以下であればワーキングホリデービザを申請できます。期間は1年間、原則として申請は1つの国に対し1回だけとなっています。ビザを取得すると就労許可を持って入国することが可能で、6か月以内であれば学校に通うこともできます。
ワーキングホリデーの最大の特徴は、フルタイムで就労が可能なこと。現地でアルバイトをし、収入を得ながら生活できるので、ある程度は初期費用をおさえた状態で海外に行くことが可能になります。短期間、カナダで学ぶ体験をしてみたかったり、とにかく英語力を磨きたかったりするのであれば、ワーキングホリデーを利用してみるのも1つの方法。最初の6か月は働きながら語学学校で英語を学び、残りの半年はカナダを旅して回りながら現地の人々とコミュニケーションして英語を磨く、もしくは気に入った都市で仕事を見つけてアクティビティを楽しみながら生活する、などというやり方も考えられます。観光、就学、旅行など特に規制がなく自由度の高い制度なので、様々なことにチャレンジしたい人にはおすすめです。

⑨ 治安が良く、暮らしやすい

留学先を選ぶ際にやはり気になるのは治安の面。とくに送り出す保護者の方は、なにより安全性を重視されることも多いようです。
国際シンクタンクである経済平和研究所(Institute for Economics & Peace:IEP)が、世界の163か国を国内・国際紛争や軍事情勢、犯罪、治安などの指標で数値化してランク付けしている「世界平和度指数(Global Peace Index)」の2020年度版で、カナダは6位にランクイン(日本は9位)。世界的に見ても、治安が良い国として世界でも知られています。
また、イギリス誌「エコノミスト」の調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニットが世界60都市を対象に、57 の指標をもとにして各都市の安全性を分析・評価した「Safe Cities Index 2019(世界の都市安全性指数ランキング)」2019年度版では、総合ランキングでトロントが6位(1位は東京)。世界の主要140都市を5つの基準で評価しランキングした「Global Liveability Index(世界で最も住みやすい都市ランキング)」2019年度版では5位にカルガリー、6位にバンクーバー、7位タイにトロントがランクされています(4位に大阪、7位タイに東京)。
銃規制も厳しく、アメリカとは異なり個人での所有が認められていないことも安心ポイント。交通インフラが整い、暮らしやすく整備された都市部、少し足を伸ばせばリフレッシュに最適な豊かな自然が広がっているカナダ。自国で暮らしているわけではないので、それなりの注意を払う必要がありますが、日本と同じくらい安全に楽しく生活できる環境が揃っていると言えるでしょう。

⑩ 留学スタイルの選択肢が豊富

州ごとに独自の教育システムを持つカナダでは、教育に関する制度も州によってかなりの違いがあります。大学やカレッジなどの数が多く、専攻や授業料、卒業までの期間なども多種多様です。学位(学士号)を取得できるのは4年制の総合大学と学位授与権のあるカレッジだけですが、カナダにはそのほかに2年制のコミュニティ・カレッジ(主に資格を取得するための学課教育や職業専門教育を行う)や、特定の専門分野に力を入れた専門学校が合わせて200校以上あります。いずれもプログラムの選択肢が幅広く、柔軟なのが特徴です。
州立のコミュニティ・カレッジには大学編入プログラムを持つ学校もあり、同プログラムを履修した後に4年制大学の2年または3年次に編入することも可能です(州によっては認められていない場合もあり)。職業訓練カレッジではビジネス、アート、調理、美容、福祉など就職につながる多様なプログラムを提供しています。
また、多くの大学で学位(学士号)取得課程のほかに、Diploma (ディプロマ)、Certificate (サティフィケート) の 2 種類の修了資格を与える 1~3 年のコースも用意されています。最近では、ユニバーシティーカレッジ(4年制)という、大学と短大の教育の長所を合わせた学部プログラムや実践面を重視したプログラムを提供する学校も増えてきています。 さらに、国土が広大なため、地域ごとにまったく異なる特徴があり、かなり雰囲気が違うのもカナダの魅力。留学の目的や、自分の興味に合わせて留学先の都市を選ぶことも可能。学び方にも、生活スタイルにも、様々な選択肢があるのがカナダのメリットの1つです。

カナダ留学にデメリットはある?

では逆に、カナダに留学する場合のデメリットは、どんなものがあるでしょうか?いくつか挙げてみましょう。

●冬に寒い!寒さに弱い人は要注意

カナダの西側(太平洋岸)にあるバンクーバーなどは1年を通して比較的温暖で、秋から冬にかけて雨季に入り非常に雨が多い(氷点下にならないので雪は降らない)ことをのぞけば、過ごしやすいと言われています。しかしながら、東海岸に位置するトロントやモントリオール、ケベックシティなどの都市は、冬の寒さが厳しいことで有名。10月ごろから4月ごろまで、最低気温が氷点下の期間が数か月続き、積雪量もかなり多くなります。あまり日も差さず、本格的な防寒着が必須の毎日となるため、冬が苦手な人は都市を選ぶ際の検討材料として気候をしっかりチェックするとよいでしょう。ただ、厳しい寒さがあるからこそ、オーロラのような稀有な自然現象を一部の地域で観測できたりきたり、スキーやスノーボードなどのウィンターアクティビティを存分に楽しめたりるといった、カナダならではの楽しみもあります。

●日本人が意外と多い

2018年の日本の大学生の留学先(国・地域)で、カナダはアメリカ、オーストラリアに次いで3番目に多くの留学生に選ばれています(10,035人)(*2)。加えて、ワーキングホリデーで滞在している日本人もかなりの数がいます。とくにカナダの場合、留学生の人気はトロントやバンクーバーなどの主要都市に集中している傾向(*3)があり、他の英語圏の国の大都市と比べても現地で日本人に出会う確率はかなり高くなっていると言えます。またそうした主要都市では、日本人が経営するレストランや日本語で対応してくれる店がたくさんあり、困ったときには日本語でなんとかなってしまうことも往々にしてあるようです。遠い異国の地で不安な時に助け合える日本人が多い環境は、慣れないうちは安心でメリットの1つでもありますが、英語力を伸ばしたいのについ現地の日本人とばかり話してしまう、などということがあると、せっかくの海外留学の充実度が下がってしまう恐れがあります。周囲に日本人が多い場合は、自ら意識して日本語を使わず、英語漬けの環境を作り出していく必要があるでしょう。
また、主要都市に留学生が集中しているということは、言い換えれば郊外には日本人がそれほど多くないということ。費用や安全面、学びたいこととの兼ね合いなども考慮しつつ、可能であれば、あえて郊外の都市の大学を選んでみても良いのではないでしょうか。

*2) 出典 : 令和2年4月 文部科学省:『「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について』

*3) カナダ国際教育協会(CBIE):「International Students in Canada」

●日本との距離や時差がかなりある

日本ーカナダ間は、バンクーバー、トロント、カルガリーなどの都市への直行便の場合、所要時間は約9~12時間。費用を抑えるため乗り継ぎで行こうとすると、ヨーロッパ各国までとそれほど変わらないフライト時間になりますので、事情があって一時帰国する場合などは少々負担になるかもしれません。
また、東西に長く伸びた国土を持つカナダは6つのタイムゾーンがあり、最大で4時間半もの国内時差がありますが、日本との時差も-12時間半~-17時間と非常に大きくなっています。たとえばバンクーバーだと、日本との時差はなんと-17時間(サマータイムは-16時間)。家族と電話やビデオ通話したいときも、時間を合わせるのがけっこう大変です。新型コロナウイルスの拡大など、不測の事態の際に自国に戻ってオンライン授業の受講を余儀なくされるといった場合も、日本と現地とでは昼夜逆転の状態になってしまうので、生活のリズムを合わせていく努力が必要になります。

※現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、航空各社の日本ーカナダ間の直行便の多くが運休しています(2020年8月24日現在)。最新の運行情報は、航空各社のホームページ等でご確認ください。

●4年制大学の入学審査の基準が高め

カナダの大学は総じて入学審査の基準が高いのが特徴。英語力に関して言えば、大学(4年制)の学部課程に海外からの学生が入学する場合はTOEFL iBT®テスト 88~100、またはIELTS 6.5~7.0程度が目安。州立のコミュニティカレッジ(2年制)だと、TOEFL iBT®テスト 71~80、またはIELTS 6.0~6.5程度が目安とされます。また、審査では高校の成績が重要とされ、日本の5段階評価でいえば高校3年間の全科目の成績の平均が3.3以上、名門とされる大学では4以上が直接入学の条件と言われており、かなり高いハードルと言えるでしょう。

※カナダでは、6か月以上の留学の場合、就学予定の学校からの入学許可証をもとにした「就学許可証〔学生ビザ〕」(Study Permit)を取得する必要があります。
2020年8月24日現在、新型コロナウイルス(COVIC-19)の影響で、カナダへの渡航制限が継続しています。現状では2020年3月18日(旅行制限発効)時点で有効な就学許可証を保持、または就学許可証が承認されている場合は渡航が許可されていますが、到着後には14日間の隔離が必要など著しい行動制限があるため注意が必要です。

なお、2020年秋学期の開始に向けて、新型コロナウィルスの影響で就学許可証(学生ビザ)の申請に必要な書類を集めることができない学生に対する対応がカナダ政府より発表されています(7月15日発表)。カナダ国外からの申請はオンラインで行い、必要な書類をすべて提出できない場合は、2段階審査となります。(承認されると、現在の渡航制限が変更された場合に入国が可能になりますが、今後の状況によって、入国が必ずしも保証されるものではありません)。日本にいる間に受講したオンラインレッスンも、学位の一部として認められます。

カナダへの渡航制限や、留学生への影響等の最新情報は下記のサイト等で必ず確認してください。

【参考ページ】Coronavirus disease (COVID-19): Who can travel to Canada – Citizens, permanent residents, foreign nationals and refugees

【参考ページ】Coronavirus disease (COVID-19): International students

【カナダ留学】 先輩体験談

治安の良さや学費の安さ、
教育水準の高さなどがカナダ進学の決め手

Natsumi T. 先輩
ブリティッシュコロンビア大学(The University of British Colombia)

通っていたのが地方の公立高校ということもあり、海外進学という前例がほとんどなかったため、海外大についての情報集めには苦労しました。できるかぎりの手段で集めた情報から、治安の良さやアメリカの大学に比べて学費が安いこと、大学数が少ない分高い水準の教育が受けられることなどからカナダへの進学を決めました。 また、他の国々の文化に興味があった私にとって、多文化社会のカナダでは、大学での座学的な学びだけでなく日常生活からも、文化についての生きた学びができるのではないかと思い、特に留学生も多いブリティッシュコロンビア大学を目指しました。

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海外大生体験談「英語を学ぶのではなく、英語をツールとして学問を学びたかった」

Kiyoka E.先輩
カナダ・ダグラスカレッジ (Douglas College)

※ 動画は音声をオンにしてご視聴ください。

※この記事でご紹介している内容は2020年8月28日現在の情報に基づいています。

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