海外大生体験談

運命の一校、どうやって決めた? 海外志望大のベストな選び方・絞り方②

前回よりシリーズで“海外大学の志望校の選び方“をご紹介しています。今回は、アメリカ カリフォルニア大学バークレー校に通っていたHaruka T.先輩です。どのような条件付けで志望校を決めて行ったのでしょうか。先輩ならではの視点で体験を語っていただきます。

  

 

 

今回の「ラボ協力隊」


 

Haruka T. 先輩

UC Berkeley 卒業生。色んな国や文化の人と学ぶことを楽しみたいと思い海外進学を決意。サドルバックカレッジで3年間を過ごし、UC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)に編入。UC BerkeleyではElectrical Engineering and Computer Science(電気工学・コンピューターサイエンス)を専攻。現在は、アメリカで機械学習開発ソフトウェアを作る会社に勤務。

 


 

 

Q. 大学を選ぶ時の条件・基準は?また、今進学している大学はどのように絞りましたか?

 

学問、出会い両方の多様性を重視していたので、大規模な大学の環境が理想でした!

 

私が大学を選ぶとき第一に重視したのは、“大学の規模の大きさ“でした。理由は、自分が長い期間通う大学なので、雰囲気や校風を一番大事に考えたいと思っていたからです。色々な面において大規模な学校だとdiversity(多様性)が高いと思っています。例えば、授業の選択肢が多いことや、出会う人バックグラウンドも様々だったり…。学問だけではなく、人と出会う面でも多様さを求めて一番の条件にしていました。

 

 

勉強に集中するためにも“気候”は外せない! 過ごしやすいカリフォルニアを選択しました。

 

意外かもしれませんが、“気候”も上位の条件にしていました。「私は天候で気分が左右されやすい」と友達から指摘を受けたので、“一年を通して気候が良いかどうか”も学校を決めるときに条件として取り入れていました。海外の大学に行くからには、しっかりと勉強に集中できる環境、自分の心身に合った環境にいる方が良いと思っていました。(仲の良い友達からのだったので余計にその意見が大事に思えてしまったのもあるかもしれませんが…笑!)

 

実際のところは、私はカリフォルニア州外に長期滞在したことがないので、本当に“カリフォルニアの気候が一番合っていたのか?“は分かりませんが、カリフォルニアはとても気候が良くて過ごしやすかったです。

 

卒業後も海外で活躍したかったので、“就職まで希望が叶うエリアであること”も重要でした。

 

“大学は自分のやりたい仕事を得るステップ“だと思っていたので、大学時代や就活時に卒業後のアドバイスを日頃からもらえることや、近くに自分の専攻が生かせる企業がたくさんあることを踏まえて大学周辺の環境は大事だなと思っていました。

 

例えば、UCバークレー以外にミシガン大学も候補だったのですが、それは“自動車産業の強いデトロイトに近いことから全自動運転のリサーチが盛んである“と聞いていたからです。時代の最先端の研究に関わることができるかもしれない!と、卒業後を想像してとてもわくわくしていました。

 

UCバークレーの場合は、サンフランシスコから車で30分くらいのところにあって、いろいろなテック企業の本社があるというところが魅力的でした。インターンシップをするにしても、卒業後の就職にしても、ソフトウェアエンジニアがたくさん働いている会社に気軽に訪問できる距離がいいなと思いました。たまに仕事終わりの時間や週末に大学生向けや一般向けに、会社のオフィスを借り出してミートアップやハッカソン(なにかプログラミングをして作ったりするイベント)をしている会社もあるので、そう言ったところで直にその会社の文化やエンジニアの方に触れ合えたりする機会があることからロケーションは就職にとても有利になると感じていました。また、大学にキャリアフェアとして沢山の企業がくることや、たくさんUCバークレーの卒業生もたくさん活躍していて、その繋がりから就職の時に有利になるリファーラル(推薦・紹介)をゲットできるという面も卒業後を意識して収集した良い情報です!

 

就職に向けての情報の他にも色んな情報を比較して結果的にはバークレーを選んだのですが、治安面に関しては、実はバークレーの方が悪いんです。もちろん治安が良いことに越したことはないのですが、私には、それは妥協できるポイントでした。代わりに危機管理をいつもマックスにして、周囲を見渡す癖を身に付けていました!

 

そして、大学ランキングももちろんチェックしていました。特にメジャーのランキングが高いことは、就活時にプラスなので知名度の高いところを選びました。でも大学ランキングは、編集者の主観的な部分もあるので、一喜一憂しない方が良い…とも、今なら思います。

 

 

Q. 今の大学に絞った“決め手”はどんなことでしたか?

 

学生の共に学び合う姿勢を知ったキャンパスツアーが決め手でした。

 

私の場合は合格した後、「決め手」となったのは、学生や学校の雰囲気(協調性、学びに対する意識、誇り)と周囲の環境です。合格者が実際に通うかどうかを検討するのに招待してもらえるキャンパスツアーというのがあります。そのツアーに参加した時に感じた、学生たちの誇らしい姿が何より“ここに来たい!”と思えた瞬間だったと思います。

 

学校スタッフがとても丁寧に説明をしてくれた中で、「バークレーの学生たち(特にエンジニア学部)は、宿題やプロジェクトを推進する時に当たり前のように皆で協力をしあい、協調性を活かして知識を得ていていく文化なんだ」という話が心に響きました。 キャンパスツアーに行く前は、大学ランキングも高めだし、精鋭の学生が集まるイメージの大学だったので、「学生たちの競争心が激しそうで、楽しくなさそうかも…」という勝手なイメージを抱いていました。

 

でも、ツアーに参加した後は、良い意味で学校の雰囲気に圧巻され、「バークレーに行きたい!」という気持ちが固まっていました。 最終的に大学を決める時には、検討している大学を挙げ“どの学校に行きたいか”を家族に説明するプレゼンを行いました。その時の資料を読み返すとバークレーのプレゼンについては、長所ばっかりのバークレーびいきなプレゼンになっていて、私がいかに行きたいかの思いが詰まった資料になっていました…笑。

 

 

Q. 海外進学をしたい高校生がベストな選択をするために、アドバイスをお願いします!

 

キャンパスツアーに行けなくても、ネットで大学や学生の雰囲気が感じ取れる情報収集を!

 

頭の中で優先する条件等を分かっていても、実際には、“大学に行って見ないと分からないことがたくさんあるな…“と個人の経験から思います。海外進学を目指す高校生の後輩やコミカレから大学へ転入をしたいと考えている友達には、いつも”直接キャンパスツアーに行って、自分の身で大学の雰囲気や環境を経験すると良いよ!“とアドバイスしています。

 

私の性格上、過去の選択を後悔することがあまりないので「今考えるとこの条件も入れておけばよかった…!」という点は思い浮かばず、自分にはベストな条件で決定をしたと自信があります。でも、“キャンパスツアーに行ってなかったら、きっと後悔したんだろうな…“というのは間違いありません。

 

とはいえ、今はコロナで金銭的にも時間的にも可能だったとしても、難しい面もあると思います。ですが、今の時代、そして、これも大規模の大学ならでは!ですが、UCバークレーにはものすごい人数の学生が在籍していて、コミュニティも活発なので、誰かしら大学の情報や楽しいイベントのことをネットに発信しています。それにそのような情報も参考してみてはどうでしょうか。

 

例えば、最近はYouTubeなとで”A day in the life of CS student at UC Berkeley”などのタイトルで在校している学生が赤裸々に学校生活をシェアしているビデオもあるので、直接行けなかったとしてもこういうメディアから学校の雰囲気や、クラスはどれくらいの仕事量があるのかとかを学ぶのにはいいと思いますよ!注意しておきたいのは、学生によって学校やクラスの捉え方は人それぞれなので、全ての情報を鵜呑みにしない方が良いというのも意識した上で見ておいた方がいいですが!このようにキャンパスツアーに参加しなくても、それに近い、学校の雰囲気や学生の姿勢などが感じ取れると思うので参考にしてみてください。

 

実際に大学に入る前にしっかり見ることができるという意味では、コミカレから4年制大学に行く道も、現地でキャンパスツアーに行ける機会・時間の都合がつきやすかったりするのでおすすめです。

 

後は、検討している複数の大学が同じようなところだった場合、大学時代の専攻分野の学びはもちろんなのですが、卒業した後に目を向けて環境を検討してみることも良いと思います。私は、学生期間に大学のプログラムを介してプログラムを介してウーバーで働いているエンジニアの方からメンターシップを受けていました

直接サンフランシスコにある本社に行かせてもらい、就活情報や大学で取得しておくべきクラスなどのアドバイスを貰ったりしていました。実際に働く環境を目の当たりにできたことは、ITの強いシリコンバレー、サンフランシスコの近くにある大学だからこそ得られたメリットで、大学の周りの環境を重要視していてよかったと思った出来事でした。

 

 

いかがでしたか? 

大学を社会に出る前の過程ととらえた条件の検討は、Haruka T.先輩ならではの視点だったのではないでしょうか。また、“気候”を条件に検討していることも興味深かったですね。勉強にしっかり取り組むためにも自分の性格、気質にあった環境であることが、慣れない海外での生活を考える上で重要な条件であることも見えてきました。

 

※この記事でご紹介している内容は2021年10月12日現在の情報に基づいています。

 

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