海外大生体験談

運命の一校、どうやって決めた? 海外志望大のベストな選び方・絞り方④

“海外大学の志望校の選び方“の最後に登場いただくのは、アメリカ ノックス大学に通うEmika F.先輩です。大学での学びを楽しみにしていた高校時代、Emika F.先輩はどのように学ぶための大学を検討したのかをお聞きします。

  

 

 

今回の「ラボ協力隊」


 

Emika F. 先輩

アメリカ ノックス大学(Knox College)3年生。勉強内容、生活環境から自分がより成長したいと思ったのが、海外留学のきっかけ。現在は教育学を専攻している。

 


 

 

Q. 大学を選ぶ時の条件・基準は?また、今進学している大学はどのように絞りましたか?

 

興味分野がいっぱい!まずは広く学べるリベラルアーツであることが重要でした

 

高校生の頃、興味があることややりたいことが多すぎて、学びたいと考えていた対象がさまざまな範囲に及んでいました。中でも強く思っていたことが2つありました。ひとつは、小さい頃からずっと興味を持ち続けていた社会問題。その問題を解決するためのアプローチはいくつもの選択肢があるので、複数の学問分野について魅力的に感じていました。

 

もうひとつは、アート分野にも興味があったので、大学でアートに関する授業を取りたいと考えていました。この2点が私の中では大きな進学の理由として占めていて、海外大学に進学することを決意するかどうかの前に、日米両方でリベラルアーツの大学を調べていました。なので、一番の条件は、自分の興味のままに学び、深めたい分野を見極められるリベラルアーツの大学であることでした。

 

 

自分らしさを大切にできるところが理想。大学の雰囲気もしっかりチェックしました。

 

次に重視したのは、「雰囲気」です。具体的には、“自分がそこに通っている姿を想像できるのか“ということでした。私は実際にキャンパスビジットをしたのですが、その際にノックス大学で感じたのは、自分らしさを全面に出している学生が多いということ。

 

自分が興味のあることを積極的に話し、着たいものを着て、好きな髪の毛の色にして…など、学生たちの言動やふるまいから自分らしさを大切にしていることが伝わってきました。滞在は、わずか1日だったのですが、良い意味で”何色にも染まらず、自分らしさを貫く場所として自分が過ごしている姿“が想像できたのでノックス大学を選びました。

 

 

学費で海外進学をあきらめたくない!学校選びに奨学金の受けやすさも慎重でした。

 

アメリカの大学に進学する中でネックになってくるのが“学費が高いこと“かなと思っています。私は学校から奨学金を受給しやすいとされている学校を選んで出願をしていました。”日本の奨学財団に受からなかったとしても海外大学進学をあきらめることが無いようにしたい“との思いが強かったためです。

 

 

Q. 今の大学に絞った“決め手”はどんなことでしたか?

 

実際に目にした学生の雰囲気とアートあふれる校舎にズキュン!ときました。

 

やっぱり、条件としてもしっかり調べた学校の雰囲気や設備が決め手でした。リベラルアーツカレッジならではの特徴でもある“少人数であるがゆえのアットホームな雰囲気”や自然に“自分らしさ”を全面に出している学生たちを見て、ここで学生生活を送ってみたいと感じました。

 

また、設備面でも実際に見て心を掴まれたポイントがありました!アート関連の授業が行われる建物があるのですが、それがとても新しくて美術館のような内装をしていて…惚れてしまいました!現在はその建物の中で実際に授業を受けているのですが、アートの授業がある日はいつもより少しテンションが高いです…笑。

 

 

Q. 海外進学をしたい高校生がベストな選択をするために、アドバイスをお願いします!

 

留学した先輩に会える機会は利用すべき!ネットだけでは知りえないことを教えてもらえるはず。

 

絶対確認しておくべきこと“は、私も大学を選ぶ決め手となった“現在、実際に通っている先輩の雰囲気”です。少しでも気になる大学があれば、まずは大学のサイトでリサーチして、その後は“今、その大学で授業を受けている人に話を聞くこと“が大切だなと思います。選ぶ基準の一つとして「雰囲気」を考える場合、これはつまりその大学にいる学生や教授・スタッフの雰囲気ということでもあります。その雰囲気を通う前につかむには実際にお話を聞くことが一番分かります。

 

ただ、現地に、そして大学に見に行くというのが難しい場合でも、今はどこの大学もVirtual Tourを行っていたり直接メールを送れば事務局の方とつながったりとお話しする機会が用意されていると思います。事務局の方から実際に学生に繋いでもらうこともできので、気になる大学があれば一度メールを送ってみることをおすすめします。

 

また、もし学びたい興味分野が少しでも決まっているのであれば、その分野の授業やプログラムが大学で実施されているかを調べることも大切だと思います。小さなリベラルアーツ大学では専門的な授業が実施されていないことがあるからです。海外に行くからには、しっかりと自分の期待に応えてくれる学びの内容が整っているかはぜひ確認することをおすすめします。

 

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運命の一校、どうやって決めた? 海外志望大のベストな選び方・絞り方①

運命の一校、どうやって決めた? 海外志望大のベストな選び方・絞り方②

運命の一校、どうやって決めた? 海外志望大のベストな選び方・絞り方③

 

いかがでしたか? 

Emika F.先輩は、自分の興味に大学の学びが合っているかをしっかり確認して進学をしたことで今の学びがとても充実している様子が伝わってきました。また、奨学金の取得も確実にできるよう学校選びの条件にしていた情報はとても役立ちそうです。

 

これまで5人の先輩たちに語っていただいた志望校選びの条件。先輩たちが条件を定めつつ、条件にあうかどうかを具体的に調べて検討をした過程がとても参考になったのではないでしょうか。

 

※この記事でご紹介している内容は2021年10月26日現在の情報に基づいています。

 

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