海外大生体験談

トップ大合格者に聞く! Route Hを活用した英語エッセイの深め方 ~ワシントン大学 Kanako M.先輩~

海外大学への出願で大きな役割を担う「英語エッセイ」。アドミッションに自分を知ってもらうための重要なパートであり、特別なエピソードよりも、これまでの経験や日々の学びをどう“自分の言葉”で届けられるかがポイントになります。でも実際には、「どんな書き方が評価されるの?」「普通の経験でも伝えていいの?」と不安を抱く人も多いはず。
今回は、Route Hを活用して英語エッセイを完成させ、アメリカの名門・ワシントン大学に合格&進学したKanako M.先輩の体験談をご紹介します。エッセイを仕上げるまでのプロセス、工夫など詳しく伺いました。

※ここでご紹介している内容は個人の体験です。実際に準備する際は、必ず最新の情報をご確認ください。

 

25校のエッセイを完走! 講師との対話や伴走のアドバイスが、迷いながらも前へ進める力に。

 

今回の「ラボ協力隊」


Kanako M.先輩

アメリカ ワシントン大学 1年生、心理学・コンピューターサイエンスをダブル専攻希望。
もっと自由に幅広い分野を学びたいと気持ちから海外大学に興味を持ち、挑戦によってさらに成長できると強く感じたことから進学を決意。高3の7月にRoute H入会。

 


 

Q. 海外大学の出願で準備したエッセイの種類は?

 

全25校を受験。共通出願用に加え、大学別・UC系まで多数書ききった!

 

とにかくアメリカの大学に行きたかったので、25受験しました。過密な提出スケジュールの中でたくさんのエッセイを書くのが大変でした。

 

Restrictive Early Action(志望順位が高い大学1校のみ。通常より2ヵ月早く受験する受験枠で、大学によっては合格率が少し高くなることが多い)】では、第一志望の大学を受験しました。Common Application(Common App:米国大学の共通願書システム)のエッセイに加え、大学特有のSupplemental Essayを8本提出しました。

 

Regular Decision(通常の一般受験枠で、受験できる大学に制限はない)】では、Common Appを介して、
Dream:Ivy League、および同程度のレベルで、志望順位は高いけど、合格できるか可能性は少ない大学

Target:自分のスコアや課外活動を考慮した上で、合格できる可能性は十分にある大学

Safety:合格できる可能性が高く、いわば滑り止めのような大学

を含めて17受験しました。任意提出の大学も数校ありましたが、全ての大学にCommon App EssayとSupplemental Essayを提出しました。

 

また、UC Application(UC App:カリフォルニア大学系列校の共通出願システム)を通して7校提出しました。UC Appは大学別のSupplemental Essayはない代わりに、Common AppやSupplemental Essayとは違う雰囲気とスタイルで書く必要があったので、また別の意味で大変でした。

 

 

Q. それぞれのテーマや、特徴の違いは?

 

求められる表現、アピールすべきことがエッセイごとに異なり、高度な書き分けが必要。

 

Common Appでは、自分の価値観や人となり、生き方、アイデンティティなど自分の内面を表すエピソードについて書くことが求められました。650語という長さと、Common App Essayの鉄則“Show. Don’t tell.”(伝えたい事象を「何がどうした」とそのまま述べるのではなく、五感を通じた「見せる」表現で読み手を惹き込む技法)を考慮してストーリー風に書き上げました。

 

Supplemental Essayでは、「なぜこの大学がいいのか」「この大学にあなたが加わることで、あなたは何をもたらすのか」というトピックについて書くことが非常に多かったです。大学が大事にしている信条や価値観などに関する体験やエピソードを聞く質問も多く、全体的に、大学についてリサーチしたか、大学の特色に当てはまる人材かを評価されているように思えました。

 

また、「あなたを3つの言葉で表してください」「自分が授業するとしたら?」「あなたにとって大切なもの5つ」「未来のルームメイトへの手紙」「何に喜びを感じる?」などの個性的な質問も多く、エッセイの構想を練るのが楽しかったです。

 

UC Appでは、Personal Insight Questionと呼ばれる8つの題材から4つ選んでエッセイを書きました。Common Appのように、あるエピソードについて感じたことや考えたことといった内面の変化なども書く“Narrative”寄りのエッセイとは大きく異なり、何を行ったのか、どんな強みを示すエピソードか、など行動ベースの“Straightforward”なエッセイが求められました。

 

 

Q. Route Hを活用しながら、これらのエッセイをどう仕上げていった?

 

自分の書きたい方向性が最優先。講師と相談しながら納得いく形にブラッシュアップ!

 

【利用したRoute Hのプログラム】①少人数個別の海外大エッセイ講座 ②エッセイ添削サービス

英語エッセイを書くにあたって、Route Hの少人数個別の海外大エッセイ講座と、追加のエッセイ添削サービスを利用しました。

 

私はどちらも同じ講師に担当いただきましたが、アメリカの大学の卒業生、かつ元アドミッションオフィサー(入試審査官)という経験をもとに、「エッセイを読む側」の立場から、表現やエピソードの書き方など本当にたくさんアドバイスをいただきました。

 

  • ①少人数個別の海外大エッセイ講座

講師と相談しながらじっくりエッセイを仕上げられるので、Common App、UC Appや志望順位の高い大学のエッセイを見ていただくのに利用しました。

 

講座を利用し始めたのは高校3年生の7月からで、Common Appを急いで書き上げなければいけない状況でしたが、これほど長い英語エッセイを書いた経験がないこともあり、最初はなかなか上手く書けなかったです。自分のアイデンティティの中枢にある、幼少期に過ごしたアメリカから日本に帰国したエピソードを書いていましたが、今の自分につなげる形で、困難な経験をポジティブに書くのに苦労していました。

 

そこで、講座の中でドラフトを見てもらって、Common Appに適したエッセイじゃないと自分が思う部分を伝えました。すると、講師のかたはもっと最近のエピソードを主体に、回想シーンとして過去の経験を挿入する形で成長を見せる書き方を提案してくださいました。

 

おかげで納得のいくエッセイに仕上げられただけでなく、回想シーンや会話文、モチーフを用いた自由で自分らしいエッセイの書き方のヒントを得ることができました。

 

また、少人数個別講座の特性上、講師と直接話し合える時間は20分程度でしたが、メッセージでのやり取りやエッセイのドラフトを毎週提出する際に、不安な点や相談したい箇所などのコメントを添えることで、授業での対話の時間を最大限に有効活用してエッセイを書き上げることができました。

 

  • ②エッセイ添削サービス

添削回数や、講座のように対話しながら書くことができないなどの制限はありましたが、講師のかたは多忙な中でも、エッセイの中の一文一文、不安や執筆意図を書き残した私のコメント一つ一つと丁寧に向き合ってくださって、より良いエッセイに仕上げるアドバイスを多くくださいました。

 

いつも私の書きたいこと、やってみたい書き方を第一優先にしながら、自身の経験とノウハウを活用して、海外大受験のエッセイとして的確なアドバイスをくださった講師のかたには本当に感謝しています。

 

 

Q. エッセイを書く前にどんな自己分析をした?

 

海外大を意識する前の経験や行動を洗い出し、大事にしている価値観などを分析。

 

高3の7月と入会が遅めだったこともあり、Route Hの自己分析講座は受講していないものの、エッセイ執筆にあたって自主的に自己分析を進めていました。

 

まずはこれまでやってきた課外活動を書き出して、なぜその活動をしようと思ったのか、どうして楽しかったのか、大事な経験だと感じるのかを考えてみました。特に、海外大受験を意識する前の、小学校から高校1年生までの行動や課外活動に注目して分析しました。

 

その過程で、両親や恩師、学校の先生など私のことをよく知っていて、時には自分よりも自分のことを知っている人にも頼りました。身近な人と話すことで、これまでの行動の根本にある自分が大事にしている価値観人となりを発見することができました。

 

 

Q. 様々な経験の中から、実際にエッセイの題材として選んだのは?

 

自身を表す大きな節目のエピソード、人に教える経験、挑戦的な課外活動について。

 

幼少期に住んでいたアメリカから日本に帰国した時のエピソード、英語の先生としての経験、高校時代に参加した課外活動プログラムなどについて書きました。

 

英語の先生としての活動は、日本に帰国してからずっとお世話になっていた英会話教室で、週に1回、個人レッスンの先生として教えるアルバイトでした。教育への興味関心が強く、得意だった英語を活かして教える側の立場を経験してみたいと思ったのが始めたきっかけです。主に担当したのは小学校1年生から高校1年生と年齢もバラバラな3名の生徒で、それぞれの英語力や目標などに合わせて授業内容や宿題を組み立てていました。

 

自分のアイデンティティ形成に大きく関わった帰国時のエピソードと、海外大受験を意識する前から行なっていた英語の先生としての経験は、「自分」を表す上で欠かせないものだと思ったので、どの大学のエッセイにも書きました。

 

また、海外大受験を意識して参加した課外活動は、自分にとって初めてで大きな挑戦であり、自分を大きく成長させた経験だったので、こちらもエッセイに織り込みました。主に、AIG高校生外交官プログラムに参加した経験と、母校で課外活動に挑戦する生徒をサポートする活動を行った経験について書きました。

 

AIGでの経験は、アメリカと日本どちらの文化にも触れたことがある強みを生かした貢献や、日本人としてのアイデンティティについて述べるため、複数のエッセイで書きました。母校でのサポート活動は、海外大を意識したリソースがない日本の公立高校から挑戦している背景や、自分のコミュニティーへの貢献を書くためにエッセイで取り上げました。

 

 

Q. エッセイを書く上で困ったこと、悩んだことは?

 

書ける課外活動が少ないと悩むことも。講師との対話で気づけた「書き方・捉え方次第」。

 

海外大を意識し始めたのが高1の秋くらいで、海外進学を決めたのは高1の冬〜終わり頃だったと思います。スタートが比較的遅かったため、周りの受験生に比べてエッセイに書ける課外活動のエピソードが少ないのが、エッセイ執筆中の悩みでした。

 

しかし、海外大エッセイ講座の講師のかたと対話しながらエッセイを練る中で、エピソードは書き方・捉え方次第で、いろいろな側面を表すことができるという気づきを得ることができました。

 

一つのエピソード・体験から得られた様々な成長や強みを、エッセイの題材や大学の求める学生像に合わせてフォーカス。ストーリー調を織り混ぜながら、書き上げることができました。

 

 

Q. エッセイの書き分け、伝え方の工夫として意識したことは?

 

焦点の当て方・織り込むキーワードなど、エッセイの特性を意識した書き分け。

 

Common Appのエッセイでは、“Who are you?(あなたは誰?)”を表現するにあたって、Supplemental Essayでよく求められるような「あなたの強みは何か」という視点ではなく、アイデンティティや自分を構成する背景に焦点を当てて書くことを意識しました。

 

読み手に自分をアピールするというよりも、吟味する上で絶対に知ってもらいたい、今の自分が形づくられるまでの物語を、遊び心や自分だけの表現を加えて描き上げるようにしました。

 

一方、Supplemental Essayでは、在学生や大学公式のYouTubeやWebサイト、合格者のエッセイなどを参考にして、その大学が求める人物像校風価値観をリサーチしました。エッセイ作成の際は、そのメモをもとに、海外大エッセイ講座の講師と構想を共有し、講師のアドバイスに沿って、大学の具体的な場所やクラブ、授業、教授、カルチャーなどを織り込むことで、エッセイに大学ごとの特色を反映させるようにしました。

 

 

Q. 正解のないエッセイ。「これで出して大丈夫」と思えた瞬間は?

 

自分の納得感を最重視。テーマへの対応、求められる学生像との合致を徹底チェック!

 

あくまで私の主観で参考にならないかもしれませんが⋯ 自分が完全に納得できて「これなら勝機がある」と思える形になるまで、エッセイの修正や変更を繰り返しました。

 

提出前に、エッセイのお題に対してちゃんと質問に答えているか、ちゃんとエピソードを通して見せた強みや価値観は提出する大学の学生像と合致しているかを自分でチェック。さらに、海外大エッセイ講座の講師にも最終確認してもらって、提出しました。

 

時間の制約もありますし、優先順位は人によって違いますが、個人的には、自分が最高だと思えるエッセイでないと、合格できなかった時に大きな後悔が残ると思います。また、読み手にも納得しきっていない気持ちがどこか伝わるのではないかと思ったので、自分の納得を最優先にしました。

 

 

Q. エッセイの準備で得られたこと、今につながっているスキルは?

 

海外大で学ぶ土台の英語力や自信。価値観や興味関心を言語化できたメリットも!

 

時間制限のある中、数多くの英語エッセイをいろいろ試行錯誤しながら書き上げる経験を通して、英語力が大きく伸びたと感じています。この経験は、今まさに、大学で毎週課されるレポートやエッセイをこなす上で土台となっています。

 

また、添削用に提出したエッセイに対し、講師からポジティブなフィードバック的確なアドバイスをいただけたことで、自分なりの表現で英語を書く自信が持てるようになりました。

 

さらに、エッセイを書くことを通して自己分析を深めたことで、自分の価値観や強み、興味、関心をより明確に言語化できるようになり、その後の大学や奨学金の面接に大きく役立ちました。

 

 

Q. 後輩の皆さんへ、ぜひアドバイスをお願いします!

 

最初は拙くても大丈夫。熱望校のエッセイは納得できるまで練り上げて!

 

自分をより深く知る自己分析のプロセスによって、自分らしく説得力のあるエッセイを書くことができるようになると思います。自己分析の際は、あなたをよく知る周りの人や、あなたを客観的に分析できるRoute Hの講師やカウンセラーもぜひ頼ってみてください。

 

最初のドラフトが、制限字数の2倍越えで、拙い最悪の出来でも大丈夫です。書き直しを重ねるごとに精錬させて綺麗になっていきます。そして、たとえドラフト第4版でも、納得がいかなければエッセイをガラリと書き変えても全然問題ありません!

 

最後に、志望順位の高い大学のエッセイは、自分が最高だと思える作品に辿り着くまでぜひ妥協せずに、頑張ってください!

 

いかがでしたか? 

英語エッセイを準備する過程には、「何をどう書くべきか」迷う場面が必ずあります。Kanako M.先輩も、フォーカスしたいエピソードはあるものの、最初は1本のストーリーとしてしっくり来ず、方向性が定まりませんでした。そんな中で大きな助けとなったのが、Route H講師との継続的な相談。一つ一つの経験への焦点の当て方から文章構成、表現選びまで、プロならではの視点が迷いをクリアにし、エッセイが形になるたびに自信がみなぎっていく様子が伺えましたね。

英語エッセイの準備をひとりでできるか不安な方へ

BenesseのRoute Hではあなたの夢の実現に向けて、海外大出願のサポートを行っています。高校3年生の出願戦略・スケジュール作成、英語エッセイの添削、奨学金に向けた日本語でのエッセイ添削や面接対策はもちろん、自己分析のサポートや課外活動の計画まで、進路の段階に応じて丁寧に支援。専門スタッフが、進路相談から合格までずっと伴走します。

 

※この記事でご紹介している内容は2025年11月28日現在の情報に基づいています。

 

 

 

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