海外大生体験談

UCバークレーの先輩に聞く! アメリカトップ大の学び・キャンパス・出願対策 ~Manaka Y.先輩~

世界ランキングでも常に上位に名を連ねるカリフォルニア大学バークレー校、通称「UCバークレー」。起業家や研究者、リーダーを数多く輩出してきたアメリカ屈指のトップ大学では、日々どのような学びが行われ、学生たちはどのようなキャンパスライフを送っているのでしょうか。
今回は、名門ビジネススクールとして知られる“Haas School of Business”に進学したManaka Y.先輩に、出願準備から大学生活、キャンパス文化、人とのつながりまで、先輩ならではの視点でリアルに語っていただきました。

※ここでご紹介している内容は個人の体験です。実際に準備する際は、必ず最新の情報をご確認ください。

 

興味を追いかけ、言葉にし、本気で行動する。挑戦者が集うUCバークレーで、成長し続ける日々へ。

 

今回の「ラボ協力隊」


Manaka Y.先輩

アメリカ カリフォルニア大学バークレー校 1年生。ビジネススクールであるHaas School of Businessへ進学し、経営学と経済学をダブル専攻。カーネギーメロン大学など米国トップ大学の他、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンなどイギリス、カナダの大学にも複数合格。

 


 

 

Q. 海外大学、UCバークレーへの進学を考え始めたきっかけは?

 

経済・経営の最先端へ! 志高く、多様性と挑戦を歓迎する文化が大きな決め手に。

 

私が海外大学を意識し始めたのは、父の海外赴任に合わせて高校1年生のときに日本の高校を退学し、アラブ首長国連邦(UAE)のインターナショナルスクールへ転校した頃です。

 

高校時代にはビジネスコンテストで資金を獲得して会社を設立したり、京都大学大学院でイスラーム経済学の研究に参加したりしていました。その経験から、経済学・経営学の最先端であるアメリカ・イギリスでより学びを深めたいと思うようになりました。

 

UCバークレーを知った当初は、治安があまり良くない、デモが活発なリベラルな学校だと先入観を抱いていました。しかし、実際は本当に温かい人々に囲まれ、一度も怖い思いや寂しい思いをしたことがなかったです。

 

1学年約7,000〜8,000人のバークレーは、学問・スポーツ・起業を含め就職など全てにおいて全力で取り組む志の高い人々の集まりだと感じています。また、ビジネススクールでMBA(経営学修士)の学生と同じ授業をとることができるのはHaas School of Businessの魅力になります。

 

UCバークレーを選んだ私の最終的な決め手は、人々の多様性と挑戦を歓迎する文化です。

 

世界中から優秀な学生が集まり、それぞれが大きな目標に向かって行動している環境に身を置きたいと思いました。他の学校との大きな違いは全ての学生の向上心の高さだと感じています。「ここなら最も成長できる」と感じ、UCバークレーへの進学を決めました。

 

夜にライトアップされた大学の時計台

夜にライトアップされた大学の時計台(the Campanile)

 

 

Q. 出願対策の進め方、Route Hと一緒に取り組んだことは?

 

毎週の対話で自己理解を深め、言語化する力を高めながらエッセイを磨き上げた!

 

本格的に出願準備を始めたのは高校2年生の終わり頃です。最初は大学のランキングを見ることから始まりましたが、すぐに「どの大学が有名か」よりも「自分が学びたい環境が整っているか」が大切だと気づきました。

 

私の場合、出願する際の課外活動が比較的多かったため、それぞれの活動を一つのストーリーとしてどう伝えるかを意識しました。起業、研究、生徒会、模擬国連、水泳などの活動を全て自分のビジネスへの情熱に結びつけ、エッセイの中で一貫して表現するよう努めました。

 

出願において最も大変だったのはエッセイです。私は奨学金を得るために合計30校以上に出願したため、高3の夏以降は毎日何本ものエッセイを書いていました。自分では十分に伝わっていると思っていても、第三者から見るとわかりづらいことが多く、コモンアップ(Common Application / Common App : 米国大学の共通願書システム)のエッセイは17回書き直しました。

 

また、Haasの出願には6分間のビデオエッセイが課されており、自分の考えや価値観を言語化するの重要性を改めて実感しました。

 

Route Hでは、エッセイの添削だけでなく、スケジュール管理や大学選定もサポートしていただきました。毎週担当カウンセラーの方に自分の夢や目標を説明する中で、考えを言語化する機会を重ねることができ、自分が本当に実現したいことが徐々に明確になっていくのを実感しました。

 

海外大学の出願では実績だけでなく、その人自身の考え方や価値観が重視されます。自分を客観的に見つめ直し、それを言葉として表現することができたのは、Route Hのサポートがあったからこそだと思います。

 

 

Q. 実際に学んでみて「UCバークレーならでは」と感じることは?

 

競争は激しいが、チャンスも豊富! 自分から動く人ほど成長できる環境。

 

UCバークレーの最大の特徴は、世界トップレベルの研究大学でありながら、学生が主体的に学びを作っていける環境にある点だと思います。

 

特に印象的なのが、クラブ活動の充実ぶりです。授業や研究を通じて理論を学ぶ機会はもちろん豊富ですが、自分の興味を実際に形にできる場がクラブ活動です。

 

バークレーならではの文化として、あらゆる機会が「競争」になるという点があります。クラブへの加入、履修したいクラスの確保、応募したいポジションへの選考——すべてが倍率の高い競争です。

 

ただ、それは裏を返せば、やりたいことを実現するためのリソースは必ず存在しているということでもあります。それをうまく活かせるかどうかは、完全に自分次第主体性と行動力が強く求められる環境です。

 

向上心の高い仲間に日々刺激をもらえることも大きな魅力です。クラブは入ること自体が難しい分、一度入るととても結束の強いコミュニティになります。

 

私自身、ビジネスフラタニティの“Alpha Kappa Psi”とコンサルティングクラブの2つに所属しており、毎日メンバーと一緒に勉強したり、ご飯を食べに行ったりしています。

 

ビジネスフラタニティ“Alpha Kappa Psi”の仲間たちとの撮影会

ビジネスフラタニティ“Alpha Kappa Psi”の仲間たちとの撮影会

 

コンサルクラブのメンバーとCaboへ旅行したときの写真

コンサルクラブのメンバーとCabo(メキシコのリゾート地“Los Cabos”)へ!旅行費用はクラブが払ってくれました。

 

授業面では、専攻以外の科目も自由に履修できるため、興味の幅を広げやすいのも魅力です。大学の規模が大きい分、開講されている科目数も膨大で、自分の興味に合った授業が必ず見つかります。

 

授業スタイルは文系科目では比較的少人数のクラスが多い一方、理系科目は大講堂での大人数講義が中心となっています。

 

また、シリコンバレーに近いという立地から、起業家・投資家・企業経営者によるゲストスピーカーイベントが頻繁に開催されます。授業での学びが実社会と直結していると感じる瞬間が日常的にあり、これはバークレーならではの恵まれた環境だと思います。

 

学び方の特徴として、専攻システムにも独自の仕組みがあります。Haas School of Businessの経営学部は、1年次から専攻が決まるという点で特殊といえます。

 

他の学部でも経営学を学ぶこともできますが、その場合は2年次終了時に学内で改めて出願する必要があります。非常に狭き門である一方、2年次終了時まで専攻を自由に選べるため、じっくり学びたい分野を考える時間があるのも特徴の一つです。

 

 

Q. UCバークレーという「場」で、特に印象的なのは?

 

規模と多様性によって実現する、本気で挑戦する人々との出会い。

 

UCバークレーに来て最初に驚いたのは、キャンパスの規模と多様性です。

 

図書館だけでも数十棟あり、お気に入りの場所を見つける楽しみがあります。試験期間中は深夜まで勉強する学生でどこも埋まるほどです。

 

Doe Libraryという図書館からの夕方の景色

Doe Libraryという図書館からの夕方の景色!

 

学生団体の数も圧倒的で、ビジネス・起業・投資・スポーツ・文化活動など、どんな興味にもほぼ対応できるコミュニティが存在します。私自身も複数の団体に所属していますが、授業外での学びや人脈形成の場として非常に大きな存在になっています。

 

人間関係の面では、他のアメリカの大学と比べてアメリカ人の比率が高く、州立大学というパブリックスクールの性質上、カリフォルニア出身の学生が多いです。そのため、「アメリカ人」といっても一括りにはできない、国内の多様性をリアルに感じることができます。国籍の違いだけでなく、アメリカという国の中にある多様性を肌で学べる環境です。

 

バークレーらしいと感じるのは、「何かに本気な人」が本当に多いことです。起業家、研究者、アスリート、アーティスト——それぞれが強い情熱を持って日々動いていて、そういう人たちと同じ空間にいるだけで自然と刺激を受けます。

 

実際、70億円規模のスタートアップ資金を調達して大学を辞めた人や、オリンピックメダリスト、ノーベル賞を受賞した教授など、個性的な人がそこら中にいるのです。

 

また、入学して感じたのは、卒業生がバークレーであることに強い誇りを持っているということです。パブリックスクールならではのカルチャーとして、アメフトやバスケットボールの試合を大学全体で盛り上げる文化があり、大学の一員であることへの誇りを感じられる機会が自然と多くなります。

 

UCバークレーに4つあるうちの1つのプールの写真

UCバークレーに4つあるうちの1つのプール。どの学生も利用できます。

 

先輩・後輩の関係では、助け合いの文化がしっかり根付いています。「ビッグ・リトル」と呼ばれるメンター制度がほぼすべてのクラブに設けられており、縦のつながりがとても強いです。困ったときに何でも相談できる先輩に、私自身もこの1年間で本当にたくさん出会うことができました。

 

住居については、多くの1年生が大学寮に住みます。2年目からは友人とアパートを探して暮らすのが一般的です。物件探しから契約まで自分でこなす必要があり、大変ではあるものの、驚くほど自立心が育つ経験になります。

 

友人の誕生日パーティーでの写真

友人の誕生日パーティーにて。

 

 

Q. 受験前にやっておいてよかったこと、覚悟しておくべきことは?

 

興味の追求と自己理解を深めたことが◎。入学後も学び続けることを覚悟して!

 

やっておいてよかったと思うのは、自分の興味を深く追求したことです。

 

海外大学の受験では、「何をしたか」だけでなく「なぜそれをしたのか」が重視されます。私は起業、研究、模擬国連など様々な活動に取り組みましたが、どれも自分の純粋な興味から始めたものでした。その結果として、自分らしいストーリーを作ることができたと思います。

 

また、自分自身をしっかり分析し、何が自分の強みかを理解しておくことも大切だと感じています。自己理解ができていないと、周囲と比べてすぐに自信を失ってしまいます。自己理解は受験においても、入学後においても、土台となる力です。

 

一方で、覚悟しておいた方がいいのは、入学後も挑戦が続くということです。合格はゴールではありません。周りには信じられないほど優秀な学生がたくさんいて、最初は自分の実力不足を感じることもありました。でも、それは当然のことだと今は思います。

 

入学式での校長の挨拶

入学式での校長の挨拶

 

入学はあくまで人生の通過点のひとつ。日本の就職活動と大きく異なるのは、大学名よりも「大学で何をしたか」が自分の将来を左右するという点です。だからこそ、入学してからが本番とも言えます。

 

ただ、それは決して怖いことではありません。自分より優秀な人に囲まれる環境こそが、最大の成長の場になるからです。

 

完璧を目指すよりも、「学び続ける姿勢」を持ち続けること——それがバークレーで生き抜く一番の武器だと思います。

 

 

Q. UCバークレーに興味がある中高生の皆さんへ、ぜひメッセージを!

 

挑戦し続ける人に道は拓ける。本当に興味を持てることを探し、一歩踏み出してみて。

 

UCバークレーは確かに簡単に入学できる大学ではありません。しかし、特別な天才だけが集まる場所でもないと思います。

 

実際に入学して感じるのは、自分の興味や目標に真剣に向き合ってきた人が多いということです。もちろん学力も大切ですが、それ以上に「なぜそれを学びたいのか」「何に挑戦したいのか」といった明確な意思を持つ人が評価されているように感じます。

 

また、学生数が非常に多いため、手取り足取りサポートを受けるというよりは、豊富に用意されたリソースへ自らアクセスする主体性が求められます。そのため、自分で道を切り開いていく力を持った学生が多い印象です。競争の激しい環境の中で互いに刺激を受けながら成長していくからこそ、世界トップレベルの研究成果や実績が生まれているのだと思います。

 

ただ、その競争を必要以上に恐れる必要はないと感じていて、バークレーには、努力を正当に評価してくれる文化があります。自分が挑戦し続ければ、その分だけ成長や成果につながる環境が整っていると感じています。

 

もし海外大学に興味があるなら、まずはランキングや合格率ではなく、自分が本当に興味を持てることを探してみてください。周囲の優秀さに圧倒されるのではなく、それを刺激として前向きに頑張れる人は、バークレーに向いていると思います。

 

私自身も受験中は何度も不安になりました。周囲に同じ進路を目指す人が少なく、「本当に合格できるのだろうか」と悩むこともありました。それでも行動を続けたことで道は開けました。

 

諦めずに挑戦し続けること、そして悩んで立ち止まるよりも、新しいことに一歩踏み出してみることが、受験ではとても大切だと思います。

 

いかがでしたか? 

本気で学び、挑戦する人たちが集まるUCバークレー。あらゆるリソースや機会が得られるその環境で成長し続けるために必要なのは、華やかな実績よりも、自分の興味を追いかけ、それを言葉にし、行動へ移していく力なのかもしれません。Manaka Y.先輩の体験が、海外大学やアメリカのトップ大学を目指す皆さんにとって「自分は何に興味を持ち、何を実現したいのか」を考えるきっかけになれば幸いです。

出願戦略・準備をひとりでできるか不安な方へ

BenesseのRoute Hではあなたの夢の実現に向けて、海外大出願のサポートを行っています。高校3年生の出願戦略・スケジュール作成、英語エッセイの添削、奨学金に向けた日本語でのエッセイ添削や面接対策はもちろん、自己分析のサポートや課外活動の計画まで、進路の段階に応じて丁寧に支援。専門スタッフが、進路相談から合格までずっと伴走します。

 

※この記事でご紹介している内容は2026年6月11日現在の情報に基づいています。

 

 

 

RECOMMEND

自分に合った進路に近づくための講座をご紹介します

海外TOP大を目指したい人へ
Route H ロゴ

IVYリーグに代表される世界トップの大学が求める力を養い、出願をサポートするオンライン進学塾。エッセイ指導にも対応しています。

詳しくはこちら
グローバルレベルまで
身につく英語専門塾
Route G ロゴ

海外大進学や国内のグローバル系大学を目指す、中・高生のためのオンライン英語塾

詳しくはこちら
グローバルな学びを
すべての中・高生に
ベネッセロゴ

オーストラリア/ニュージーランドをはじめ「留学したい」中・高生向けプログラム

詳しくはこちら

 

LINE友だち追加で情報を逃さずゲット!

  • 無料の海外進学イベントの情報
  • 最新の記事更新のお知らせ
  • 「簡単1分 留学おすすめ診断」 実施中
スマホを見る高校生

RECOMMEND

海外・国内問わず、あなたにあったグローバルな
進路の実現をする
講座をご用意しています。