海外大学進学情報

海外の4年制大学に進学したとき、かかるお金・国別の特徴は?

日本の大学に進学するより、高額のお金がかかるというイメージのある海外留学。たしかに留学費用は気になりますが、実際に「何に」「いくら」かかるのか具体的につかめている方は少ないかもしれません。そこで今回は、国別に主に「何に」かかるのか、また4年制大学を卒業するまでに「どのぐらい」かかるのか、をわかりやすくご紹介します。

海外の4年制大学に進学したとき、かかるお金・国別の特徴は?

海外大で学ぶために必要となる主な費用

高校を卒業して海外の大学に進学し、4年制大学(イギリス、オーストラリア等などは3年制大学/ファウンデーションコースを経由するのが一般的)で学ぶ場合、大学の1年間にかかる費用の種類と概算は以下の通りです。

*費用の概算は、日本からの人気留学先であるアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの国別にご紹介します。

◆学費(授業料)

留学の総費用の中で最も大きく、50%以上を占めるのが学校に支払う授業料です。国や大学(効率か私立か)、プログラム(専攻)などによって相場が大きく異なってきます。なお、入学時には入学金も必要になることがあります。

<学士過程の授業料の目安(1年間)>

アメリカ

300~600万円

イギリス

250~400万円

カナダ

200~450万円

オーストラリア

180~250万円

※とくにアメリカの場合、私立大学と州立(公立)大学で授業料に大きく差が出ます。また、私立大学の中でも授業料には幅があり、アイビーリーグと呼ばれる有名大学などではかなり高額になる傾向があります。州立大学の授業料の平均(州外学生)は年間約390万円、私立大学は約550万円となります。

◆滞在費(住宅費)

学生寮、ホームステイ、自分で借りるアパートなど、住居の種類によって大きく金額が変わります。

<滞在費の目安(1年間)>

アメリカ

100~200万円

イギリス

90〜170万円

カナダ

95~120万円

オーストラリア

60~120万円

◆生活費(住宅費を除く)

食費、洋服代、交通費、通信費、娯楽費など、生活するのにかかる費用です。物価が高い大都市圏ほど、生活費は高くなる傾向があります。

<生活費の目安(1年間)>

アメリカ

60~120万円程度

イギリス

60〜180万円程度

カナダ

60~100万円程度

オーストラリア

60万円程度

◆渡航費(旅費)

留学先までの航空運賃やその他の旅費は、国や行き先の都市、時期(シーズン)、航空会社の種類などによって決まってきます。初回の渡航費に加え、留学中に日本に一時帰国するための費用も考慮しておく必要があります。

<航空券代のおおまかな目安>

アメリカ

20~30万円程度

イギリス

10~25万円程度

カナダ

25~30万円程度

オーストラリア

10~25万円程度

◆ビザ・健康保険

長期留学に必要なビザは国によって異なりますが、申請料や手数料等がかかることがあります。また、国によっては学生ビザの申請時などに決められた保険への加入が義務付けられていたり、大学が保険も含めたパッケージを提供しているケースがあったりします。

【参考ページ】「海外進学・留学で人気の国、必要な入国条件を知っておこう」

◆その他の費用

授業で必要になる教科書や教材、備品等の学校関連の費用や、各種の税金やサービス料・チップなど国によってかかってくる費用などが考えられます。

留学費用の総額に大きな影響を与える要素

●プログラムの種類

アメリカを除く他の3か国はほとんどが国公立大学となるため、アメリカほど大学間での授業料の差はありませんが、専攻する科目・プログラムによって授業料が変わってくることがあります。一般的に文学や教育学、社会学などの人文・社会科学系より、自然科学・工学・医学系のほうが高い傾向があります。とくに医学関連は高額なことが多く、イギリスでは医学コースを専攻すると授業料は年間550万円程度かかりますし、カナダでは医学、薬学、歯学などは人文・社会科学系コースの2〜3倍の授業料になることもあります。

●住む地域

生活費や住宅費は地域差が非常に大きく、都市部と郊外ではかなり異なります。ニューヨークやロンドンなど、各国の大都市は世界でも物価が高い地域になるため、それにあわせて費用は高くなりがちです。
また、地域によって授業料も変わることもあります。たとえばカナダの場合、ほとんどが公立大学ですが授業料は州によって大きく異なります。アメリカでも東部・西部などの都市部より、中西部や南部にある大学のほうが授業料が安く設定されている傾向があります。

●進学準備コースか直接入学コースか

アメリカなど学士課程の大学が4年制の場合、日本の高校から直接進学が可能ですが、イギリスやオーストラリアなど大学の学士課程が3年制の国は日本とは教育制度が異なります。そのため日本の高校を卒業しただけでは直接大学に入学できる資格がないことがほとんどです。その場合の最も一般的な進学ルートは、大学に付属している「進学準備コース(ファウンデーションコース)」で1年間程度学び、進学条件を満たしたところで大学に入学するルート。ファウンデーションコースの授業料は、学校によっても異なりますが年間150万~300万円ほどとなります。

●為替レート

海外の大学に行く場合、当然、授業料や滞在費などかかるお金はその国の通貨で支払うことになります。そのため実際に負担する円建て費用は為替レートの影響を受けます。4年間の在学期間に極端な円高や円安になると、当初見積もっていた費用総額が大きく変わる可能性もあります。

いかがでしたか?留学費用は進学先の国や大学・専攻など、それぞれの選択によってかなり異なってきます。今回の情報を参考に、自分の進みたい留学ルートに合わせて総費用をいったん出してみると、留学が現実的に思えてくるかもしれません。

【参考ページ】「なにに、どれぐらいかかる?留学前・後のお金のハナシ ~おうちの人とどう話した?~」


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※この記事でご紹介している内容は2024年1月17日現在の情報に基づいています。

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