保護者向け留学ニュース

【保護者向け】先輩保護者に聞く!「我が子の海外大受験合格に一番役立ったと思うサポート」とは?

海外大に合格するためにもっとも必要なことは、いったい何なのでしょうか?もちろん英語力や高校の成績など、受験するお子さま自身のそれまでの頑張りが大切なのは言うまでもありませんが、保護者にもできることがあるのならぜひともしてあげたいですよね。そこで今回は、お子さまを海外大に進学させている保護者の方々に「意外と役立ったかも」と思えることをお伺いしました。受験生をいちばん身近で支えていた保護者の目線から見た合格の秘訣、案外ここにサポートの本質が隠れているかもしれません。

保護者向け_我が子の海外大受験合格に一番役立ったと思うサポート

小学生から英語を学び、国際科のある高校に進学

Subaru S.先輩(オーストラリア・トーレンス大学〔Torrens University Australia〕)のおうちの方

小学5年生から英語を習っていたことが大きかったと思います。英語に触れる機会を作ってあげられたことに加え、海外に住んでいた英語の先生の存在が英語を好きになるきっかけになったのだと感じています。

また、高校で国際科を選んだことも海外大学進学に役立ちました。同級生も海外に興味がある子が多く、進路についても海外大に進学する子が一定数いたのでいろいろと相談し合えたようです。

親からは常に、「やりたいことをしなさい」と伝えていました。留学に行く前はどうしても不安なことばかり考えてしまいがちですが、その不安も本人が成長する糧になりますので、子どもを信じてあげることが親なりのサポートになるのではないかと思っています。

保護者も学校の先生も子どもに言われた通りにサポート

Misato O.先輩(アメリカ・カリフォルニア州立大学バークレー校〔University of California, Berkeley〕)のおうちの方

親の私たちには海外大学に関して何も知識がなかったので、受験する娘はしんどかったかもしれません。ただ、いろいろ意見するのではなく、娘に言われたままにしていたのが逆に良かったのかなと今では思います。

学校にも海外大受験する人がおらず、先生方も娘の言う通りに応援しながら合わせてくださったようなので、それも娘には良かったのではないかと思います。

進学先も娘の一番行きたいところに決めました。親としてはもっと治安が良さそうに思える大学のほうが安心と思っていましたが、頑張ったのは娘なので、本人が行きたいところでいいよと言いました。

たくさんの習い事や課外活動に積極的に取り組むのを見守った

Alisa K.先輩(アメリカ・カリフォルニア大学サンディエゴ校〔University of California, San Diego〕)のおうちの方

思えば、海外大進学はあくまでも本人の意思なので、親が自慢できるようなことは何もしていません。娘の話を聞き、自分ですべて調べて行動している娘を信じ、黙って見守っておりました。ただ、親から見ても、物事の考え方や、物怖じすることなく色々な国の子と触れ合う様子を見て、この子は将来日本にはいないだろうな…と思ってはいました。

学校では部活で部長を務めるなど、課外活動にも積極的に取り組んでいました。幼少期から習い事も多くやっており、水泳・バレエ・ピアノ・フラダンス・ヒップホップダンス・空手・英語の塾・学習塾等、送迎が大変な時期もありました。娘は習い事に行くことで、歳の違い、性別の違い、考え方の違いを感じることができたようです。中学生・高校生の節目でさすがに時間が足なくなったのですが、どれも楽しそうにやっていたため習い事を整理してもらうのに一苦労でした。

英語を継続的に学び、伸ばし続けられる環境を用意した

Tomoka O.先輩(アメリカ・プリンストン大学〔Princeton University〕)のおうちの方

もともと6歳上の兄が英語好きだったので、小学校低学年のころに楽しく英語を習っていました。中学受験のためいったんやめたのですが、英語が楽しいという経験があったのと英語力を伸ばしたいという思いがあったので、進学先も英語の授業に力を入れているところを選びました。学校の授業の他に、4技能を伸ばす指導法の塾に週1回通って一生懸命勉強していました。

中学2年生の時にISAKサマースクールに挑戦し、合格して2週間過ごしました。とても苦労はあったようですが、その経験が海外へ目を向けるきっかけになったのだと思います。その後はUWC(United World College)に合格すること、英検1級に合格することを目標に、日々単語帳を持ち歩き積極的に学びを続けていました。高校2・3年生はカナダのUWCに通ったので、飛躍的に英語力が伸びたと思います。なにより子ども自身が英語の重要性を理解し、継続的に学び続けた結果が英語力に結び付いたのだと思っています。

海外大と国内大を併願。TOEFLの勉強はどちらにも有効だった

Kai F.先輩(アメリカ・ミシガン州立大学〔Michigan State University〕)のおうちの方

小さい頃から数年に一度、海外旅行に行っていました。その際には地元の大学を訪問することにして、図書館やブックショップに立ち寄ったり、カフェテリアで食事をしたり、学生街を歩いて雰囲気を感じ取りました。

英語の成績はそこそこ良かったのですが、留学を目指すほどではありませんでしたので、海外大にチャレンジすることを決めてから最後の1年間で必死に勉強していました。ただ、海外大学一本に決めていたわけではなく、国内大学も併願だったので両方をにらみながらスケジュールを作りました。海外大向けにはTOEFL®テストの勉強に集中していたのですが、国内大学の英語にも大変役に立ったようです。

海外大学は2校から早々に合格通知をいただき、その後、国内の志望校にも合格。どちらにするかは親からの予断を与えず、本人の決心に委ねました。いろいろ考えた末に「やはり海外で学びたい」と決心しましたが、出国前に日本の大学にも2カ月通いました。

まとめ

先輩保護者の皆さんのお話はいかがでしたか?「一番が何かはわからないですが」とおっしゃる方も多かったのですが、それぞれにご自身の体験を振り返りながら語ってくださいました。

ご家庭の状況は様々でも、共通しているのは「お子様の意思や自主性を尊重すること」ではないでしょうか。親としてはどうしても心配が先に立ち、いろいろ口を出したくなりがちですが、大切なのはお子さまが「何をしたいか」「どう生きていきたいか」としっかりと考え、自ら道を切り拓いていくこと。それを見守り、必要な時にだけ適切なサポートをするのが、保護者の最も大切な役割なのかもしれません。


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※この記事でご紹介している内容は2024年4月20日現在の情報に基づいています。

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