海外大生体験談

海外で学びたい&卒業したい!と思ったきっかけストーリー Subaru S.先輩:オーストラリア・トーレンス大学

入学から卒業まで、海外大の学生として長期留学の道を選んだ先輩たち。まだまだメジャーな進路ではない中、あえて海外進学を志したきっかけは?実際に現地で学んでみてどう感じる?コロナ禍はオンライン受講で学び続けて22年初頭に渡航、現地で生活して1年余のトーレンス大学 Subaru S.先輩にお聞きしました。

 

ラグビーに携われる仕事を―。長年の夢、海外だから学べる専門分野が重なり合ったマイルート!

 

今回の「ラボ協力隊」


Subaru S.先輩

オーストラリア トーレンス大学 3年生、ビジネス学部イベントマネージメント学科。TAFE(オーストラリアの公立キャリアカレッジ)附属の英語学校(TELC)を経て進学。コロナ禍で入国できないままだったが、オンラインで学び続けて2年生から現地へ渡航できた。

 


 

Q. 「海外で学ぶのもいいかも?」と思い始めたのはいつ頃、どんなきっかけだった?

 

英会話の先生の勧めがきっかけ。自分の夢とリンクして、目指す気持ちが加速!

 

最初に「海外進学という選択肢もある」ということに気がついたのは、進路に悩んでいた高校2年生の冬でした。今後の進路について、習っていた英会話教室の先生に相談したところ、その先生が海外進学を勧めてくださいました。

 

その先生は、以前アメリカで数年間暮らしていたので、海外と日本の教育や環境の違いを教えてくださり、英語を学ぶためには海外大学に進学することが一番良いのではないか、とアドバイスをしてくれました。また、「“(短期や交換留学などの)留学”というある程度制限付きのものよりも、自分自身で学校・コース・家などを決め、自己管理をしながら生活をした方が活きた英語を学べる」ともおっしゃっていました。

 

その話を聞いて、英語をもっと学びたかった私は海外進学について考え始めました。調べていくうちに、海外には日本にないユニークな学部があり、日本では学べないもっと専門的なことが学べることを知りました。中でも私を惹きつけたのは、Event Management(イベントマネージメント)という学部でした。様々な規模のイベントの計画から運営まで、必要な知識やノウハウを実践的に学べるというものです。

 

もとより、私の目標はラグビーに関わる仕事をすることでした。ラグビーとの出会いは、小学4〜5年生の時に行った、母が勤めている会社のチームの招待試合です。ラグビーというスポーツを一切知らなかったので、その迫力に虜になりました。

 

当時はちょうど習い始めたばかりの英語にも興味があったため、海外の選手が多いラグビー界で習っている英語を活かせるのではと思い、ラグビーに関わる仕事を目指すようになりました。その方向性と重なり、Event Managementであればラグビーの試合やリーグの運営などの勉強ができると考え、ひときわ魅力的に感じました。

 

 

Q.「国内ではなく海外で学ぶ!」という気持ちが固まった理由は?

 

夢に直結する専門分野を学べて、多人種の環境で英語力を磨けることが最大の魅力!

 

          • <大きな決め手はこの2つ!>
          • ◆ 海外でしか学べないことがあったから
          • ◆ 将来の夢や目標に関係していたから

まず、私の夢である「ラグビーに関わる仕事に就くこと」が進路を考えるときの最大の指針でした。しかし、その達成にはラグビーがあまり普及していない日本では難しいだろうと思い、ラグビー人気の高い国で、どうしてラグビーが人気なのかを学びたいと考えました。

 

そうした中で、Event Management という日本にはなく、夢にも直結する学部に出会ったことが大きかったです。以前、日本の大学を調べていたときは、このような実践的に学べるところを見たことがなかったため、ラグビーも強く、実践的な学部があるオーストラリアに行きたい!という気持ちがより一層強くなり、海外進学を決めました。

 

また、私は将来、日本で働きながら海外の方へ日本の魅力を伝えていきたいと思いもありました。オーストラリアという様々な人種が集まる国で、英語環境の中過ごせることがもう一つの決め手になりました。

 

 

Q. 短期留学や国内大からの編入ではなく、「入学〜卒業まで海外大!」を選んだ理由やメリットは?

 

全て自分で考え、選び取る。その過程で自己管理能力と自信を伸ばせることを期待!

 

海外進学を勧めてくださった英会話教室の先生が、「交換留学や短期留学では培いづらい自己管理能力と、海外で自己管理ができたことによる自信は、自由度の高い長期の留学なら身につけられる」とおっしゃっていました。

 

私は、海外という未知の場所で自分で全てを選択し、考えて生活していきたいと思っていたので、長期留学のほうが自分に合っていると思いました。

 

また、短期留学では住む場所が決まっていたり、アルバイトができなかったりといった制限もあります。入学から卒業まで一貫した長期の留学は、よりローカルに寄った生活ができ、旅行ではなく海外に「住む」という貴重な経験ができることが最大のメリットだと思いました。ラグビーが人気の国で、その人気の理由を学びたい私にとって、日常生活から体感的に学べることはとても魅力的でした。

 

オーストラリアの公園にあるラグビーコート

何の変哲もない、よくある近所の公園にすらラグビーコートが!

 

 

Q. 進学前に感じていたメリットは、実際に海外で学んでみてどうだった?

 

思っていた以上に自主性・積極性が大事。今では積極的に行動できるまでに成長!

 

住む場所やアルバイト、インターンシップなどを自分で考える、履修登録など大学でわからないことがあれば自分で先生に聞きに行く、など、自主性や積極性が大事になる場面はやはり多くありました。以前、自分が想像していたよりももっと能動的に動かなければうまくいかないし、待っていても何も進んでいかない、ということを知りました。

 

この経験を通して、とても人見知りだった私が自主的に困っていそうな人に話しかけて道を教えてあげたり、自分からクラスメイトに話しかけたりするなど、留学前よりも積極的な行動ができるようになりました。

 

いかがでしたか? 

ラグビーと英語への興味から、将来の夢、学びたい学問へ。Subaru S.先輩は夢中になれることに向き合い続けた結果、たどり着いたのが海外進学の道でした。海外は気になるけど、まだ学びたいことがわからないという人も、自分の「好き」をとことん掘り下げてみると新しい発見があるかもしれません。

 

【海外で学びたい&卒業したい!と思ったきっかけストーリー:シリーズ記事をチェック!】

Vol.1 Natsumi K.先輩:アメリカ・マウントホリヨーク大学

Vol.2 Subaru S.先輩:オーストラリア・トーレンス大学(この記事)

Vol.3 Hiyo K.先輩:アメリカ・ブラウン大学

Vol.4 Karin F.先輩:アメリカ・ポモナ大学

Vol.5 Ema H.先輩:アラブ首長国連邦・ニューヨーク大学アブダビ校

 

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※この記事でご紹介している内容は2023年4月18日現在の情報に基づいています。
 

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