海外大生体験談

海外大に進学した先輩! 今学んでいる時間割の中身を教えてください! ~カリフォルニア州立大学モントレーベイ校 Naoki H.先輩~

海外大の授業ってどんな感じ?今学期の “時間割”とともに、各授業の内容や特徴について、コミュニティカレッジから4年制大学のカリフォルニア州立大学モントレーベイ校に編入したNaoki H.先輩にお聞きしました。

 

必修科目を全て終え4年制大学へ編入。海外大らしいアクティブな授業でビジネスを学ぶ日々!

 

今回の「ラボ協力隊」


Naoki H.先輩

アメリカ カリフォルニア州立大学モントレーベイ校3年生。コミュニティカレッジであるサンタローザジュニアカレッジでホスピタリティを専攻、卒業後に現在の4年制大学へ編入するとともにビジネス専攻に変更した。

 


 

Q. カリフォルニア州立大学モントレーベイ校(CSUMB)ってどんな大学?選んだ理由は?

 

学生の距離が近く、グループワークも盛ん。実は編入後に専攻変更しました!

 

カリフォルニア州立大学モントレーベイ校、通称「CSUMB」は、アットホーム感漂う校風です。ビーチからも徒歩15分なので、海が好きな人にはたまらない立地です。1年を通して雨のあまり降らない地域ですが、とりわけ目を引くのは緑の多さです。今、図書館の窓際にいる自分の目の前には木々と、背丈が10cmほどの綺麗なオレンジ色の花が咲き誇っています。

 

学校から徒歩15分ほどのビーチに続く細道

学校から徒歩15分ほどのビーチ。海までの細道はモントレーの自然の豊かさを物語っています

 

そんな自然豊かなCSUMBは、2番目に小さなカリフォルニア州立大学です。全校の学生数も他校に比べると多くなく、それゆえ学生間の関わりがより深いものに感じられます。またそのせいか、授業ではグループワークが盛んです。今受講している4つのクラスのうち2つはグループワークをしない日がありません。

 

私の専攻はビジネスで、その中でも国際マネジメントという区分です。実はこの学校に入学するまではホスピタリティ専攻で、この大学を選んだ理由も「ホスピタリティが強いから」。しかし、編入後にやりたいことが変わったため専攻も変更しました。

 

CSUMBの前はサンタローザジュニアカレッジという、カリフォルニア州の北側にあるコミュニティカレッジに通っていました。その2年間はホスピタリティ専攻として、様々な授業を取っていました。General education(必修のようなもの)のクラスを取る必要があり、専攻とは関係のないクラスも受講しました。例えば、経済、英語、経理、栄養学などです。

 

その学校で全ての必修科目を取り終えることが卒業条件だったため、CSUMBに来てからはもう必修の授業は一切ありません。すなわち、4年制大学に編入してからは自分の専攻に関連するクラスばかりを取ることになるということです。

 

そう聞くと「自分が本当にこの専攻でいいのか」と心配になる方もいるかもしれませんが、その心配は必要ありません。なぜなら、アメリカでは専攻を変えることが比較的容易だからです。もちろん1つの専攻のまま4年間を走りぬくこともできますが、もし自分に合ってないなと感じた場合は専攻を変えてみたって良い、と私は思います。

 

実際に私は編入した3ヵ月後に専攻をホスピタリティからビジネスに変えました。元々はホテルで働きたいと思っていましたが、考えが変わって日本で英語を教えたいと思うようになったからです。

 

ではなぜ教育学科ではないのか?そこに専攻変更の難しさが隠れています。先述した通り、前の学校で全ての必修科目を終わらせたわけですが、この科目、実は専攻によって異なります。

 

ホスピタリティとビジネスは似通った専攻で、それぞれの必修科目が重複していたため比較的簡単に変えられましたが、全く毛色の違う専攻に変えるのは容易ではありません。そのため、もし教育学科を選ぶなら必修科目をいくつか取り直す必要があり、お金と時間が余分にかかることになります。

 

そういった経緯でビジネスを専攻し、必修科目を終えた私が現在取っているのは全てビジネスのクラスです。次の学期も4クラス全てビジネスのクラスになる予定なので、ビジネス専攻を考えているかたはビジネス漬けになる覚悟をしておいてください!とは言っても、それぞれのクラスには明確な特色があり、やりがいのある楽しい授業ばかりです。CSUMBを目指す皆さんは楽しみにしていてくださいね!

 

 

Q. 今学期はどんな時間割?特徴的な授業もいくつか教えてください!

 

ビジネスに必要な思考技術や基礎知識を習得。教授との距離の近さを実感!

 

Naoki H.先輩の時間割

カリフォルニア州立大学Naoki H.先輩の時間割

 

\発見や面白さがあるお気に入りの授業/
Business Analytics Fundamentals
(BUS299-04)

プログラミングの授業で、ExcelとPythonを併用して進行していきます。Pythonは近年人気のプログラミング言語で、学習が比較的簡単なことが特徴です。

 

教室に備え付けの1人1台のPCで、先生が共有した画面を見ながら学びます。やはりプログラミングとなると、慣れていない人からすれば大変そうですよね。ですが、この授業ではChatGPTの使用が推奨されているので、プログラミングが格段に簡単になっています。

 

このクラスでAIを使いこなす力もついた!

ChatGPTのようにAIを上手く使えるというのは1つのスキルです。最先端の技術に触れることで自分のできることも増えますし、結果的に就職で有利になる可能性もあります。

 

実際にいくつかの会社の人事部が参加したキャリアイベントで、ChatGPTが使える人と使えない人がいたら、間違いなく使える人を採るという話を聞きました。そういった意味でも、このクラスは今後の人生の役に立つと思います。

 

 

\大学や専攻の特色がよく表れている授業/
Fundamentals of Marketing (BUS306-82)

このマーケティングのクラスは、間違いなくこの学期で一番タメになった授業です。授業形式は典型的なレクチャー型ですが、特徴的だったのは先生の授業スタイルです。

 

初回のクラスで先生はこう言いました。「私のクラスでは学生に発言させる機会がとても多い。みんなが積極的に発言をすれば早く授業が終わるかもしれないが、逆に誰も発言をしないようならギリギリまで私が話し続けることになる。」

 

その言葉通り、2時間の授業の中で最低でも5分に1回は学生が自由に発言できるチャンスが与えられました。とても良いと思ったのは、先生がどんな意見でも否定せずに理解しようとしてくれることです。

 

先生の言ったことを聞き間違えて私が見当違いなことを言ってしまった時も、質問をもう一度かみ砕いて説明してくれたおかげで内容への理解も深まり、英語学習の意欲向上にもつながりました。

 

授業が始まる18時にクラスに着くと、先生はいつも教卓の上に座っています。先生が椅子に座っているのは一度も見たことがありません。私はいつも左列の1番前、教卓の真ん前の席に座っています。

 

まずその日のメインとなる用語の解説からレクチャーが始まり、その後それぞれのテーマを深堀していきます。用語の意味を推測したり、自分が会社のマーケティングをするとしたらどのように運用するかなどを考えたりするのがとても楽しかったです。

 

中間テストと期末テスト以外に、グループで取り組むプレゼンテーションがありました。会社を1つ選んで、自分がその会社を経営するとしたらどのようにして業績を改善するかを考えました。NetflixやCoca-Colaなどを選ぶグループもありました。

 

このクラスを受けて、様々な事柄の解像度が上がった!

このクラスは全てのビジネス専攻の学生がとらなければいけないので、いろいろな分野に通ずるものを学べると思います。中でも、“Endowment effect”(授かり効果)はこれからも忘れないであろう単語の1つです。マーケティングで使われる手法の1つで、人は一度保有したものを優先しがちだという効果のことです。

 

例えば、車を買おうとしたときにお店の人が試乗をお勧めしてきますよね。これは、あなたがその車に触れて、見て、実際に体験することでEndowment effectが生じて、その車を買いたくなってしまうのを狙っているのです。

 

このようにビジネスに限らず人生で役に立つようなことを学べるので、面白いです。

 

 

\海外大学ならでは!なライブ感ある授業/
Business Communication, Pro-seminar & Critical Thinking
(BUS304-01)

このクラスは毎授業グループワークがあり、協調性を高めることができます。グループでのプレゼンテーションが計5回あり、他に1人で発表するものも1回あります。

 

特徴的なのは授業の初めに“Free write”というものを書くことです。これは毎回異なるテーマについて150語ほどを5分で書くというものです。これは採点されるようなものではなく、書いて提出すれば満点がもらえるライティングの練習のようなものです。

 

授業で提示されたWritingのテーマ

1回読んだだけじゃ理解できなかった、このテーマについて自分の考えを書かなくちゃいけない。

リーディング、アイデア力も試されます

 

面白かったのは、高校受験で出題されるような文法の問題が小テストで出たことです。例えば、過去分詞やカンマの用法など、英語学習者としてはきちんと知っているものでも、現地の人は意外にも間違えたりします。

 

ある授業では「タイムマシンがあったら過去に行きたいか未来に行きたいか」というテーマでFree writeを書いた後、Mock interview(疑似インタビュー)を行いました。Mock interviewは、グループで仮想の会社を立ち上げて、クラスメートを社員に見立ててインタビューをするというものです。

 

私たちのグループはペットの言葉を翻訳する機械を販売する会社の社員となり、ペットを飼っているか、もしペットが「自由になりたい」と言ったらどうするかなどの質問をしました。

 

最も難しかったのは他の学生から会社について質問されることで、たまに突拍子もないことを聞かれて焦りました。特に経営方針や予算について聞かれたときは、そこまで詳しいことは考えていなかったのでアドリブで答えざるを得なかったです。

 

加えてグループの誰が答えるかも空気を読んで判断するしかなく、内気な人が多かった私のグループではほぼ全ての回答を自分がすることになってしまいました。結果的には英語を話す機会も増えて良かったですが、さすがに質問を受ける直前は緊張しました。

 

他のグループでは魔法のステッキや子ども用ビールなどの仮想商品を販売していて、みんなのアイデアを聞くだけでも楽しい授業でした。

 

クラスの内容とは関係ないですが、先生の方針で既定の時間よりも早くクラスが終わることが多かったのも、いかにもアメリカという感じがしました。

 

この授業を通して、海外大で学ぶ面白さを実感!

やはり海外大の特徴として、先生と学生の距離が近いことが挙げられると思います。私は日本の大学に通ったことがないので厳密に言えないところではありますが、敬語がない点や1クラスの人数が少ないことを鑑みるに、とても大きな違いがあるのではと思います。

 

オフィスアワーの存在もこの密接な関係に貢献していると思います。オフィスアワーとは、授業の時間外で先生との交流を図れる時間のことです。授業で分からなかったことや雑談のために先生のオフィスに出向く人が多いです。

 

授業でおもむろにドーナツを配り始めたり、先生がハマっているボードゲームをすることになったりするのも、海外だなあと感じる瞬間の1つです。この先生との距離感の近さに、海外大ならではの面白さを感じています。

 

 

Q. これらの授業を海外の大学で受ける良さってどんなところ?

 

言語力アップと人生経験。大変さがあるからこそ得るものは大きい!

 

留学のメリットはたくさんありますが、その中でも私が特に重視しているのは言語の上達人生経験が積めるということです。

 

個人的に言語が大好きなので、英語を学ぶことが一番の渡米理由でした。渡米前の動画などを見ると、明らかにスピーキングが上達していて感動します。今は現地で仲良くなったメキシコ人の影響でスペイン語を勉強しています。言語を学びたい人は絶対に留学してみるべし!

 

それから、留学はそれだけで貴重な人生経験だと思います。まだいろいろと融通の利く10代、20代に留学をすることは今後の人生にいろいろな面で良い影響を与えると確信しています。もちろん今までと違う環境で生活をすることは容易ではないですが、大変な分得られるものは多いです。頑張ろう留学生!Good luck.

 

カフェのドリンクの大きさからもアメリカらしさを体感

いくらなんでも大きすぎるスタバのドリンク。The アメリカ!

 

いかがでしたか? 

3年次からの編入ですでに専攻を学び深めているNaoki H.先輩。グループワークだけでなく、レクチャー形式でも学生に発言が促されるなど「海外大の授業といえば」と形容されるライブ感あふれる授業ばかり。日々刺激をたっぷり得ながら学ぶ先輩の高揚感が伝わってくるようでしたね。

 

【海外大に進学した先輩! 今学んでいる時間割の中身を教えてください!:シリーズ記事をチェック!】

アメリカ / バックネル大学 Yuki Y.先輩

カナダ / トロント大学 Kei T.先輩

アメリカ / カリフォルニア州立大学モントレーベイ校 Naoki H.先輩(この記事)

 

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※この記事でご紹介している内容は2024年7月2日現在の情報に基づいています。
 

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