海外大生体験談

海外TOP大に合格&入学するためにハズせなかった対策 〜ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン Toko H.先輩〜

成績、エッセイなどを揃えた上で、総合的な選抜が行われる海外大学。国際バカロレア(IB)のディプロマを取得してイギリスのユニバーシティ・カレッジ・ロンドンに進学したToko H.先輩に、合格するために不可欠だったと思われる対策について教えてもらいました。

 

大学別の書き分け不可だからこそ、各大学を徹底リサーチ。どこにでも当てはまる珠玉のエッセイを完成!

 

今回の「ラボ協力隊」


Toko H.先輩

イギリス ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン 1年生、英文学/英語学専攻。
小6で海外から帰国、中3の頃から本格的に海外進学を考え対策をスタート。中高時代から積極的に小説の執筆、演劇活動を行ってきた。

 


 

Q. ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)を志望した理由は?

 

より良い物語を書きたいという想いが原点。英文学の造詣を深めるのに最適な環境!

 

私は子供の頃から物語を作るのが大好きで、将来の夢も小説家なのですが、学年が上がるにつれ「もっと良いものを書きたい!どうすればいいんだ!」という焦りを感じるようになりました。そこでふと頭をよぎったのが「英語で書かれた」文学の存在です。

 

英語と日本語は文法が違うだけではなく、文化的コンテクストや語彙の種類が大きく異なります。日本語と英語で同じ本を読むと、受ける印象が全く違うというのは、多くの人が感じたことではあるのではないでしょうか。二言語で物語を読み、書く力を養えば、表現の幅が広がり、作品に深みも出るのではないだろうか?ということで、まずは英語圏で学ぶ決心がつきました。

 

実は、元々はライティングを専攻できる大学を探していたのですが、徐々に自分の文学自体に対する知識があまりにも薄いことに気がつき始めました。時代を超えて築かれてきた「良いもの」を知らなくては、良いものが書けるはずがありません。また、高校の授業で、科学発展の時代における芸術の必要性を議論していたこともあり、文学が「人間とは何か」という疑問を紐解く鍵になるのではないか?といった、少し哲学的な興味も湧いている時期でした。

 

結局、やはり学問としての文学も学びたい、とそちらの専攻のリサーチも始めました。最終的にUCLの英文学科にたどり着いたのは、授業でカバーされる作品の幅広さと、エッセイを一対一で見ていただけるチューターシステムに惹かれたからです。

 

そこに、好きなシェイクスピアの授業の比重が大きいこと、ロンドンの中心部という立地の良さ(劇場に通うのが好きなので都会がよかった)、キャンパスのカッコよさ(単純!)などの要因が合わさって、進学を決めました。

 

ロンドンのウエストエンドの劇場

UCLはなんとウェストエンドから徒歩20分程度!ミュージカルを見まくれます。

 

UCLのキャンパスの顔Portico

カッコいいキャンパスの顔、Porticoです。夜間はよりカッコいい。

 

 

Q. 大学合格に向けてどんな情報を集めた?その目的は?

 

講義動画に時間割、課題図書まで。大学で学べる内容をくまなくリサーチ!

 

大学で学べる内容を詳しく知るために、UCL英文学科のWebページはほぼ見尽くしました。お試しの講義を見て、授業のスタイルが自分に合っているか確認するのはもちろん、いろいろ触っていると去年の時間割や課題図書リストも出てきたので、とりあえず全て目を通していました(笑)。概要を読むだけではなく、あちこちクリックしてみると意外なものが見つかってより大学のイメージが掴めるようになるかと思います。

 

学生生活に関する情報は、学生のブログ投稿やYouTubeに上がっているVlogも見てホームページの情報を補足していました。興味のある学生団体(スポーツ、社会貢献、研究など)があれば、SNSでアカウントを探してみるのもおすすめです。

 

課題に取り組むときに訪れる大学の図書室

課題はまず大きな図書室へ。オンラインでアクセスできる文献もものすごい数です。

 

UCL英文学科の合宿で訪れる街

英文学科は合宿もあります。英国の自然に触れながら学べる貴重な機会です。

 

 

Q. 振り返ってみて、もっと調べておけばよかったと思うことは?

 

教授に直接連絡して、より詳細に授業などについて聞いてみれば良かったかも?

 

より授業や大学に関して詳しくなるために、興味のある教授に直接連絡をした、という話をたまに聞きます。基本的に連絡先はサイトなどで見つけることができるので、自分もやってみれば良かったと思いますね…。

 

 

Q. エッセイや課外活動、面接など、志望校別に特化した対策は?

 

英国大は共通出願。一つに特化せず、出願する全大学に沿えるエッセイに。

 

UCLの英文学科は海外からの学生に対しては面接を行わないので、エッセイと成績(私の場合は国際バカロレア=IBのスコア)で合否が決まります。エッセイはUCASという共通のプラットフォームで提出するのですが、複数の大学に対して同じものを送るので、UCL向けの対策というのはあまりなさそうです。

 

なので、私は出願する全ての大学の設立の理念特色学部の授業内容(どれもホームページで見つかります!)を調べながら、エッセイがどれとも矛盾しないように組み立てていました。例えば多くの時代の文学をカバーする大学に「一つの時代に集中したい」というエッセイを送ったら、「あまりうちとは合わない」と判断されてしまうかもしれません。一つの大学に特化することはできなくても、その大学「にも」当てはまるようにすることは可能だと思います。

 

イギリスの大学入試では課外活動歴はそこまで重視されません。なお、私はアメリカ・イギリスを併願していたこともあり、高校生活中には演劇と執筆活動を積極的に行なっていました。特に作家が将来の夢なので、文芸雑誌・アンソロジー・コンクールに詩や小説を応募し、アマチュアなりのポートフォリオ的なものを作ることに力を入れていました。

 

最終的にはイギリスのエッセイでも自分の出版歴と文章のスタイル、それが文学を学びたい理由につながっていることを書けたので、役に立ったように感じます。もしイギリスのみに出願する予定でも、好きな課外活動を一、二個やっておいて損はないです!

 

冬になると、IBの最終試験が思ったほどうまくいかず、本スコアが予想スコアに届かないかもしれないという問題も出てきました。学部を変えるか?本スコアが出るまで出願は待ったほうがいいか?それとも後になると不利になるか?悩みまくりました。

 

私は幸い、同じ高校にUCLや他のイギリス大学に進学した先輩がいらっしゃったので、出願のタイミングに関してはメールでアドバイスをもらいました。結局安全をとり、スコアが確定した後に出願しましたが、特に時期による不利さは感じなかったです。

 

 

Q. ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンに憧れる中・高生へアドバイスを!

 

少ない文字数で、情熱と独自性をアピールできる書き方を磨いていこう!

 

UCLというよりは海外大受験全般に関するアドバイスになってしまいますが、エッセイを書く際には非常に少ない文字数で自分の情熱と独自性をアピールする必要があります。「簡潔な書き方」というのを今のうちに模索しておくと、とても役立つと思います。

 

おすすめなのはまずトピックと目標の文字数を決め、長さを考えずに思いつくことを全て書いてみて、そこから少しずつ削っていく練習法です。徐々に書きたいことの本質が見えてくるはずなので、削り終わった時にはすごく中身の詰まった文章になると思います!

 

いかがでしたか? 

イギリス・アメリカのように各国内で共通の出願システムを持つ場合、大学別の対策を取るのが難しい場合も。Toko H.先輩のように複数校に対して芯の通ったエッセイに仕上げるには、各大学の入念なリサーチはもとより、自身の強みや今後やりたい学びの核を見つけ出すことが不可欠といえそうです。

 

【海外TOP大に合格&入学するためにハズせなかった対策:シリーズ記事をチェック!】

アメリカ / カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) A.K.先輩

イギリス / ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン Toko H.先輩(この記事)

アメリカ / ミシガン州立大学 Kai F.先輩

アメリカ / プリンストン大学 Tomoka O.先輩

カナダ / ブリティッシュコロンビア大学 K.S.先輩

アメリカ / ヴァンダービルト大学 Alisa H.先輩

 

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※この記事でご紹介している内容は2023年12月26日現在の情報に基づいています。
 

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