海外大生体験談

留学生の『いつもの』タイムスケジュール ~The University of British Columbia 4年生 Natsumi T.先輩の平日~

海外大で学ぶ先輩のリアルな毎日に迫るシリーズ、今回はカナダで大学生活4年目を迎えたNatsumi T.先輩の登場です。留学の集大成となる最終学年、大学での学びとともに海外での暮らしにもすっかり慣れた先輩のタイムスケジュール、日々のこだわりなどを教えてもらいました。

 

自炊中心の食生活から、心安らぐ過ごし方まで。多忙な留学生活を健やかに過ごす工夫満載!

 

今回の「ラボ協力隊」


Natsumi T.先輩

カナダ ブリティッシュコロンビア大学4年生、心理学専攻。

海外の文化への興味から、実際に多文化社会の中で勉強したいと思い海外進学を選択。

 


 

【ブリティッシュコロンビア大学4年生 Natsumi T.先輩の平日タイムスケジュール】

AM 6:30 起床、洗顔、軽い身支度、ジム
AM 7:40 シャワー、朝ごはん、一日の計画
AM 8:30 バイトの日本語レッスン
AM 9:30 授業の予習、家事、自由時間
AM 11:00 授業1(90分)
PM 12:30 一時帰宅、お昼ご飯
PM 2:00 授業2(90分)
PM 3:40 大学のサークル活動に参加
PM 5:00 授業3(150分)
PM 7:00 夕ご飯
PM 8:30 講義の復習、インターンの仕事、自由時間
PM10:00 お風呂、家事、読書、寝る準備
PM11:00 就寝

 

AM 6:30 起床、洗顔、軽い身支度、ジム

朝はなるべく決まった時間に起きるように意識しています。

洗顔や軽い身支度をしたら、大学内にあるジムに行きます。大体2日に1回のペースで行けるように心がけています。

 

AM 7:40 シャワー、朝ごはん、一日の計画

ジムに行った後はシャワーを軽く浴びて、朝ごはんを作ります。私はほぼ毎日自炊しているので、大体トーストだったり、お米と味噌汁だったりを食べることが多いです。

その後は、その日のタスクや計画を確認します。スケジュール管理には、Google CalendarとNotionという2つのアプリを使っています。

 

AM 8:30 バイトの日本語レッスン

私は日本語を教えるバイトをしていて、週に全部で10時間弱の個人レッスンをしています。この時間もその一つで、1回1時間で終わります。日々教えながら、あらためて「日本語は難しい言語」だと実感します…。

 

AM 9:30 授業の予習、家事、自由時間

予習はリーディングがあったりなかったりですが、ある日は予習をして、ないときはお皿洗いや部屋の掃除をします。放っておくとすぐに部屋が散らかりだすので、意識的に掃除の時間も設けるようにしています。

後はYouTubeを観たり、ネットニュースを見たりなどして過ごします。

 

AM 11:00 授業1(90分)

このタイムスケジュールは木曜日の場合なので、1つ目の授業は11時始まりとゆっくり目です。

授業の時間はその人の履修登録次第で全くバラバラで、私は月・水・金に1時間の講義が2つ、火・木に1時間半の講義が2つと2時間半の講義が1つ、というスケジュールになっています。自分の好きな長さや時間帯の講義を取れるのはありがたいです。

ブリティッシュコロンビア大学の講義の様子

講義の様子です!これは結構大きめの講義室で、200人近くが受けています。

 

PM 12:30 一時帰宅、お昼ご飯

私はキャンパス内に住んでいるので、大体の授業は家から徒歩5~15分以内のところであります。そのためお昼ご飯は毎日帰ってきて家で食べます。

 

PM 2:00 授業2(90分)

今履修している講義は大体専攻の心理学関係です。心理学は本当に理系寄りの文系学部なので、よく神経科学や脳の構造の勉強をします。初めはさっぱりわからなかった脳も、4年になるとだんだんそれぞれ部位の特徴や働く分野がわかってきて友達のように思えます。好きな部位は扁桃体(へんとうたい: (英) amygdala)という感情をつかさどる部位です。

 

PM 3:40 大学のサークル活動に参加

私は大学のKnitting & Sewing Club(編み物、縫い物クラブ)というサークルに参加しています。名前の通りニットや編みぐるみを作る編み物をしたり、刺しゅうやステッチなどの縫い物をしたりするサークルです。週に2回、月曜と木曜の午後3〜5時にあって、できるだけ行くようにしています。そこで出会った友達と一緒に何気ない話をしながら刺しゅうをする時間は、私にとってとても大切なリラックスできる時間です。

 

PM 5:00 授業3(150分)

3つ目の講義はオンラインのため家で受けます。

この時間にあるのは“Psychological Aspects of Human Sexuality (人間のセクシュアリティにおける心理学的側面)”というテーマの講義で、男女や性の違いが生物学的にどのような心理的違いにつながるのか、を主に取り扱っています。単純な身体構造の違いからホルモンの働きの違い、さらには生まれてから大人になるまでの成長過程にどのような心理学的違いがあるか、性教育に関しての内容もカバーするという、なかなか内容の濃いコースです。人気な教授のコースなので、取れたことを嬉しく思います。

 

PM 7:00 夕ご飯

夕ご飯も自分で作ります。筋トレを始めてからはなるべくPFCバランス(P:たんぱく質、F: 脂質、C: 炭水化物)が良くなるように、タンパク質多めのご飯を作るようにしています。おかげで鶏むね肉で作る料理のレパートリーがとても増えました。

最近のお気に入りは鶏むね肉をミンチ状態にして作るガパオライスです。目玉焼きものせるので、タンパク質たっぷりでおいしいです。

 

PM 8:30 講義の復習、インターンの仕事、自由時間

ご飯の後はその日に習ったことの復習や、インターンをしているのでその作業、やることがなければネットサーフィンなどして過ごしています。一番眠い時間ですが、とりあえずもう少しで一日が終わると思いながら過ごします。

 

PM10:00 お風呂、家事、読書、寝る準備

夜10時になると私はできるだけ電子機器を触らないように心がけます。前に一度、寝る前の2時間に全く携帯を触らなくしたところ、睡眠の質が今までの比にならないくらい爆上がりしたため、それからは10時にはスマホやパソコンを捨てる(笑)ことを意識的にするようにしています。

お風呂やお皿洗い、洗濯、部屋の軽い整理整頓など、明日起きた時に家事ややることの借金がないように済ませておきます。

 

PM11:00 就寝

寝る前は、間接照明で本を読んだり刺しゅうを進めたりしてそのまま寝るようにしています。授業が始まって勉強が追いついていないとなかなか夜11時に寝ることはできなくなってくるのですが、どうにも朝方の人間のようで12時までに眠くなってしまいます。そうなったら素直に寝るようにしています。

毎日「今日もよく頑張った…」と自分をほめてから寝ます。全人類、毎日頑張っていてえらい!

 

 

Q: 日常で特に楽しみにしていることやこだわりは?

 

食事や友達と過ごす時間が日々の楽しみ。寝る前の環境づくりにこだわっています!

 

三食のご飯サークル活動友達と講義を一緒に受けることです!ご飯やお菓子作りが大好きなので、休みの日に作りだめしてお菓子は友達に配ったり平日のおやつにしたりします。基本的に人と話すことが好きなので友達と過ごせる時間は日々の楽しみです。

 

こだわりは、寝る前のルーティンです。家事をすべて終わらせた後に誕生日プレゼントにもらったアロマディフューザーをたいて、間接照明だけにして、読書したり刺しゅうをしたりしながら眠りに落ちるのはとても幸せです。その寝る前の時間に、スピーカーで好きなゲームのBGMを流すことが最近のお気に入りです。

 

 

Q: 日常で心の支えになっているのは?

 

友達とのおしゃべりも、一人の時間も大切。推し活もかけがえのない日々のモチベーション!

 

ちょっとした友達との会話、ゆっくりできる一人の時間、あとはK-popの好きなグループの歌番組の映像を観ることで、推しに癒されています。私はIVEというガールズグループのアン・ユジンちゃんが好きです。料理をする時や移動の時間などに観て癒されるとともに、私もがんばろう!とモチベーションをもらっています。

 

 

Q: カナダでの食事ってどんな感じ?気をつけていることは?

 

日本の食材が入手しやすいバンクーバーは自炊に最適。ただし、こだわりの醤油は例外!

 

ほぼ和食です!なぜならいつも自炊なので、自分の好きな料理をいつも作ります。となると、なんだかんだ和食の割合が高くなります。バンクーバーはアジア人が多い場所でもあるので、日本の食品も割と手に入りやすいです。みりん、料理酒、醤油、みそなどなど、大体のものがアジアンスーパーマーケットで手に入ります。

 

ただ一つ必ず日本から持って帰るか、送ってもらうものが、実家で使っているお醤油です。私は九州出身なのですが、九州の醤油は日本の他の地域で売られている醤油に比べてすこし甘く、ほんのり出汁の香りがします。その醤油がないと、肉じゃがも鶏の照り焼きも、醤油を使う料理全てが実家とは違う味になってしまいます。

 

家の味をカナダでも再現するために毎回3リットルほど持って帰ったり送ってもらったりしています。ふるさとの味が一番!ってことですね。

 

いかがでしたか? 

Natsumi T.先輩の日常のルーティンからは、食事や睡眠の質の向上や、自分の頑張りを認める・ほめるなど、心身のケアをよく心がけている様子が伝わってきました。自分に合った生活リズムや心地よさを見つけ出して自律的に日々過ごすことは、多文化社会の中でタフに、しなやかに留学生活を送る上で大事なポイントになっていそうです。

 

【留学生の『いつもの』タイムスケジュール:他の記事をチェック!】

Brown University Y.M.先輩 平日編 / 休日編

Imperial College London Hazuki Y.先輩 平日編 / 休日編

Wellesley College Michiru I.先輩 平日編 / 休日編

The University of British Columbia Natsumi T.先輩 平日編(この記事)/ 休日編

メリハリをつけるコツ

 

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※この記事でご紹介している内容は2022年11月15日現在の情報に基づいています。
 

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